英語コミュニケーションⅠ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 英語コミュニケーションⅠ
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 My Passport English Conversation(文英堂)978-4578282013/My Passport English Conversation Workbook(文英堂)978-4578282518
担当教員 松川 兼大

到達目標

1)日常的な場面でよく使用される英語表現を聴いて理解できる。
2)日常的な場面でよく使用される英語表現を覚えて、実際に用いることができる。
3)英語の音やリズム、イントネーションの特徴を意識して、できるだけ自然な発音ができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1ナチュラル・スピードよりやや遅いスピードで話される日常英会話表現を聴いて80%程度理解できる。ナチュラル・スピードよりやや遅いスピードで話される日常英会話表現を聴いて60%程度理解できる。ナチュラル・スピードよりやや遅いスピードで話される日常英会話表現を聴いて40%程度理解できる。  A ・ B ・ C
評価項目2日常的な場面でよく使用される英語表現を覚えており、自然な発音で使用できる。日常的な場面でよく使用される英語表現をおおむね覚えており、自然な発音で使用できる。日常的な場面でよく使用される英語表現の一部を覚えており、おおむね正しい発音で使用できる。  A ・ B ・ C
評価項目3英語の音声的特徴を意識して、自然な発音ができる。英語の音声的特徴をおおむね理解したうえで、自然な発音ができる。英語の音声的特徴に関心をもったうえで、おおむね自然な発音ができる。  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 3-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
日常生活のさまざまな場面で用いられる英語表現に慣れるとともに、「聞く」「話す」を中心とした活動をとおして、実際のコミュニケーションに必要な基礎的スキルを習得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
教科書を中心に、スライドや補足資料、音声や映像(ポピュラー音楽や映画を含む)を使って授業を進める。リスニング、リピート練習、シャドーイング、グループやペアでの役割練習、ディクテーション(書き取り)などさまざまな方法で音声面のトレーニングを行う。実際に声を出す活動が中心になるので、多少の言い間違いや失敗をおそれず積極的に取り組む姿勢が求められる。また円滑なコミュニケーションを促すための知識として、英米の文化や習慣、英語そのものが反映する地域の多様性等についても少しずつ言及する。
注意点:
1)音読やリスニング等の復習を継続して行い、重要度の高い表現を少しずつ覚えていくこと。
2)CALL教室で授業を行うため、スムーズな移動・着席を心がけること。

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                      
 ・前期末試験まで :
                                       
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       

 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明/授業の導入
日本語と英語の音の違い
授業計画・達成目標・成績評価等の説明を聞き、授業概要を理解する。
2週 英語のつづりと音の関係(1) 英語のつづりと音がどのような関係にあるか、その基本的な理解を得る。また発音記号をもとに正しく発音できるようにする。
3週 英語のつづりと音の関係(2) 英語のつづりと音がどのような関係にあるか、その基本的な理解を得る。また発音記号をもとに正しく発音できるようにする。
4週 Lesson 1: Making Conversation (1) ホームパーティでのやり取りを通して、人を紹介したり職業をたずねたりするときの表現を学ぶ。
5週 Lesson 1: Making Conversation (2) ホームパーティでのやり取りを通して、人を紹介したり職業をたずねたりするときの表現を学ぶ。
6週 Lesson 2: At the Hotel (1) ホテルでチェックインするときのやり取りを通して、依頼や時間をたずねるときの表現を学ぶ。
7週 Lesson 2: At the Hotel (2) ホテルでチェックインするときのやり取りを通して、依頼や時間をたずねるときの表現を学ぶ。
8週 Lesson 3: Going Sightseeing (1) 観光案内所でのやり取りを通して、目的地への行き方や所要時間ををたずねるときの表現を学ぶ。
2ndQ
9週 前期中間試験
試験答案の返却及び解説
第1週から第8週の内容の理解度を確認する。試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。
10週 Lesson 3: Going Sightseeing (2) 観光案内所でのやり取りを通して、目的地への行き方や所要時間ををたずねるときの表現を学ぶ。
11週 Lesson 4: Small Business (1) 郵便局でのやり取りを通して、希望を提案を伝えるときの表現を学ぶ。
12週 Lesson 4: Small Business (2) 郵便局でのやり取りを通して、希望を提案を伝えるときの表現を学ぶ。
13週 Lesson 5: Eating Out (1) ファーストフード店でのやり取りを通して、注文したり料金をたずねたりするときの表現を学ぶ。
14週 Lesson 5: Eating Out (2) ファーストフード店でのやり取りを通して、注文したり料金をたずねたりするときの表現を学ぶ。
15週 前期のまとめ 前期に学習した内容のふりかえりを行う。
16週 前期末試験
試験答案の返却及び解説
第10週から第15週の内容の理解度を確認する。試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。
後期
3rdQ
1週 How Did You Spend the Summer Vacation? 「夏休み」をテーマに作文をしたり、簡単な会話練習をしたりして、ウォーミングアップを行う。
2週 Lesson 6: Going Shopping (1) 洋服店でのやり取りを通して、サイズや色をたずねたり試着してもよいかどうかたずねるときの表現を学ぶ。
3週 Lesson 6: Going Shopping (2) 洋服店でのやり取りを通して、サイズや色をたずねたり試着してもよいかどうかたずねるときの表現を学ぶ。
4週 Lesson 7: Public Transportation (1) 駅でのやり取りを通して、場所をたずねたりアドバイスを求めたりするときの表現を学ぶ。
5週 Lesson 7: Public Transportation (2) 駅でのやり取りを通して、場所をたずねたりアドバイスを求めたりするときの表現を学ぶ。
6週 Lesson 8: Getting Help (1) 病院でのやり取りを通して、相手の様子についてたずねたり言い換えを行うときの表現を学ぶ。
7週 Lesson 8: Getting Help (2) 病院でのやり取りを通して、相手の様子についてたずねたり言い換えを行うときの表現を学ぶ。
8週 後期中間試験
試験答案の返却及び解説
第1週から第7週の内容の理解度を確認する。試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。
4thQ
9週 Lesson 9: Going Out (1) ビーチに行く計画についてのやり取りを通して、誘ったり念を押したりするときの表現を学ぶ。
10週 Lesson 9: Going Out (2) ビーチに行く計画についてのやり取りを通して、誘ったり念を押したりするときの表現を学ぶ。
11週 Lesson 10: Taking a Flight (1) 空港でのやり取りを通して、好ましくない内容を伝えたり理由をたずねたりするときの表現を学ぶ。
12週 Lesson 10: Taking a Flight (2) 空港でのやり取りを通して、好ましくない内容を伝えたり理由をたずねたりするときの表現を学ぶ。
13週 Special Activity (1) NHKの教育番組「スーパープレゼンテーション」を視聴し、聞き手に伝わる効果的な表現方法について学ぶ。
14週 Special Activity (2) グループごとにテーマを決めて、プレゼンテーションを作成し、簡単な発表を行う。
15週 後期のまとめ 後期に学習した内容のふりかえりを行う。
16週 試験答案の返却及び解説 第9週から第15週の内容の理解度を確認する。試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前4,前5,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1

評価割合

試験小テスト相互評価平常点・態度課題提出その他合計
総合評価割合800010100100
基礎的能力550055065
専門的能力200000020
分野横断的能力50055015