英語コミュニケーションⅠ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 英語コミュニケーションⅠ
科目番号 0009 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 『ファン・タイム!―仲間と楽しく英会話―』牧野眞貴・平野順也著 朝日出版 978-4-255-15584-5
『HyperListening 4thEdition Elementary』桐原書店編集部編 桐原書店 978-4-342-20823-2
担当教員 松川 兼大

到達目標

1)簡単な英語を用いて相手とコミュニケーションをとることができる。
2)簡単な英語を聴き取って内容を理解したり、書き起こしたりできる。
3)自らの興味・関心にもとづいて、英語圏の文化や習慣を理解しようと努めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1英会話でよく使用される表現を覚えており、自然な発音で適切に使用できる。英会話でよく使用される表現をおおむね覚えており、ある程度自然な発音で使用できる。英会話でよく使用される表現を部分的に覚えており、外部からのサポートがあればある程度使用できる。  A ・ B ・ C
評価項目2ナチュラル・スピードよりやや遅いスピードで話される英語を聞いて、内容を80%程度理解できる。ナチュラル・スピードよりやや遅いスピードで話される英語を聞いて、内容を60%程度理解できる。ナチュラル・スピードよりやや遅いスピードで話される英語を聞いて、内容を40%程度理解できる。  A ・ B ・ C
評価項目3英語圏の文化や習慣に興味・関心を持ち、自ら進んで理解しようと努めることができる。英語圏の文化や習慣に興味・関心を持ち、ある程度進んで理解しようと努めることができる。英語圏の文化や習慣に漠然とした興味・関心を持ち、指示されれば理解しようと努めることができる。  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 3-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「話す」「聞く」活動をとおして、実際の英語コミュニケーションで必要となるスキルの基礎を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
教科書に加えて、スライドや補足資料、音声や映像(音楽や映画を含む)などを使って授業を進める。クラスメイトと英語でやり取りする場面では、多少の言い間違いや失敗をおそれず積極的に取り組む姿勢が求められる。また円滑なコミュニケーションを促すための土台作りとして、発音トレーニングや英語表現に関する注意点、それに英語に関する雑学的な(それでいて面白味のある)話題にも少しずつ言及していくので、そういった方面にも興味を持つ努力をしてほしい。
注意点:
1)基本的に予習についてはあまり多くを求めない。その代わり、毎回の授業に集中して臨むこと。
2)日常的な場面でよく用いられる重要表現については、何回も声に出して覚えるよう心がけること。
3)毎回CALL教室で授業を行うため、スムーズな移動・着席を心がけること。

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。

【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                      
 ・前期末試験まで :
                                       
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       

 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明/授業の導入
Self-Introduction/洋楽①
授業計画・達成目標・成績評価等の説明を聞き、授業概要を理解する。英語で自分に関することを伝えたり、相手に関することをたずねたりできるようになる。
2週 発音記号① [p] [b]/リスニング①
Unit 1: Smartphone (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて過去形の用い方を身につける。
3週 発音記号② [t] [d]/洋楽②
Unit1: Smartphone (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて過去形の用い方を身につける。
4週 発音記号③ [k] [g]/リスニング②
Unit 2: Date (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて過去形の否定の用い方を身につける。
5週 発音記号④[f] [v]/洋楽③
Unit 2: Date (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて過去形の否定の用い方を身につける。
6週 発音記号⑤[s] [z]/リスニング③
Unit 3: Cooking (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて命令形の用い方を身につける。
7週 発音記号⑥[θ] [ð]
Unit 3: Cooking (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて命令形の用い方を身につける。
8週 前期中間試験
前期中間試験をとおして第1週から第7週の内容の理解度を確認する。
2ndQ
9週 試験答案の返却及び解説
映画①
前期中間試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。映画『(500)日のサマー』((500) Days of Summer)を鑑賞し、作品を味わうとともに、台詞の一部を使って会話練習を行う。
10週 発音記号⑦ [ʃ] [ʒ]/映画②/洋楽④
Unit 4: Homework (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じてto不定詞の用い方を身につける。
11週 発音記号⑧ [ʧ] [ʤ]/映画③/リスニング④
Unit 4: Homework (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じてto不定詞の用い方を身につける。
12週 発音記号⑨ [l] [r] [j]/映画③/洋楽⑤
Unit 5: LINE Messages (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて現在進行形の用い方を身につける。
13週 発音記号⑩ [m] [n] [ŋ]/映画④/リスニング⑤
Unit 5: LINE Messages (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて現在進行形の用い方を身につける。
14週 発音記号⑪ [h] [w] [hw] /映画⑤/洋楽⑥
Unit 6: At a Sweets Parlor (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じてThere構文の用い方を身につける。
15週 発音記号(子音)のまとめ/映画⑥/リスニング⑥
Unit 6: At a Sweets Parlor (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じてThere構文の用い方を身につける。
16週 前期末試験
試験答案の返却及び解説
前期末試験をとおして第10週から第15週の内容の理解度を確認する。前期末試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。
後期
3rdQ
1週 発音記号⑫ [ɑ] [æ] [ʌ]/洋楽⑦
Unit 7: Type (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じていろいろな形容詞の用い方を身につける。
2週 発音記号⑬ [i] [iː] /リスニング⑦
Unit 7: Type (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じていろいろな形容詞の用い方を身につける。
3週 発音記号⑭ [u] [uː]/洋楽⑧
Unit 8: Instant Noodles (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて比較級の用い方を身につける。
4週 発音記号⑮ [e] [ə]/リスニング⑧
Unit 8: Instant Noodles (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて比較級の用い方を身につける。
5週 発音記号⑯ [ɑː] [ɔː]/洋楽⑨
Unit 9: Running (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて助動詞canの用い方を身につける。
6週 発音記号⑰ [ɑːr] [əːr] [ɔːr]/リスニング⑨
Unit 9: Running (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて助動詞canの用い方を身につける。
7週 発音記号⑱ [ai] [ei] [ɔi]
Unit 10: Hokkaido (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて未来形(will)の用い方を身につける。
8週 後期中間試験 後期中間試験をとおして第1週から第7週の内容の理解度を確認する。
4thQ
9週 試験答案の返却及び解説
発音記号⑲ [au] [ou] / Show&Tell準備
後期中間試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。Show&Tellについて学び、発表原稿を作成する。
10週 Show & Tell Show&Tellを通して英語でわかりやすく発表するスキルを身につける。
11週 発音記号⑳ [iər] [uər] [eər]/洋楽⑩
Unit 10: Hokkaido (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて未来形(will)の用い方を身につける。
12週 プレゼンテーション(練習)/リスニング⑩
Unit 11: Part-time job (1)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて未来形(be going to)の用い方を身につける。またビデオを視聴し聞き手を引きつける効果的なプレゼンテーションについて学ぶ。
13週 プレゼンテーション(練習)/洋楽⑪
Unit 11: Part-time job (2)
英作文や会話練習、リスニング等を通じて未来形(be going to)の用い方を身につける。構想、原稿作成、練習など、実際にプレゼンテーションを行うための一連の流れを学ぶ。
14週 プレゼンテーション(発表)/リスニング⑪ クラス全員の前でプレゼンテーションを行い、発表に必要なスキルの基礎を習得する。
15週 プレゼンテーション(発表) クラス全員の前でプレゼンテーションを行い、発表に必要なスキルの基礎を習得する。
16週 学年末試験
試験答案の返却及び解説
学年末試験をとおして第9週から第15週の内容の理解度を確認する。試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前4,前5,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験小テスト相互評価平常点・態度課題提出その他合計
総合評価割合800010100100
基礎的能力800010100100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000