科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 音楽
科目番号 0013 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 音楽 Ⅰ Tutti (教育出版)
担当教員 今村 祐子

到達目標

1) 歌詞や曲調を味わいながら表現できる。
2) リコーダーの奏法を習熟し、人前で演奏できる。
3) 楽譜についての基本的な理論や音楽史を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1歌詞や曲調を暗譜で自己表現できる。歌詞や曲調をほぼ理解して歌唱できる。歌詞や曲調を覚えて、少しは表現できる。
評価項目2人前でリコーダーを上手に演奏することができる。人前でリコーダーを曲の最後まで演奏することができる。人前でリコーダーを演奏することが少しはできる。
評価項目3音楽の歴史や基本的な理論をより幅広い観点で理解できる。音楽の歴史や基本的な理論を理解することができる。音楽の歴史や基本的な理論について一部は理解することができる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 3-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
音楽の幅広い活動を通して、さらに関心を深め、芸術的な事物を生涯愛好する心情を育てるとともに、その能力を伸ばし、理解を深め、豊かな感性を養う。
授業の進め方・方法:
5年間の高専生活で授業時数の少ない、貴重な時間として受講してほしい。
授業ではリコーダーを使用するので、楽器の忘れ物がないよう注意する。
任意の歌の練習を行うので、声が出せるよう体調に気を付けること。
諸課題については、自学自習し、資料などを用いて発表できるよう準備すること。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明
1.歌唱
   芸術歌曲
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
譜面上の事柄をある程度理解し、読譜力をつける。
2週 劇音楽
世界の歌
歌詞(言葉)や季節感を味わいながら、曲を表現できる。
原語(英語・独語・イタリア語)による歌唱を習得する。
3週 日本の歌
4週 2.器楽(アルト・リコーダー)
呼吸法
アルト・リコーダーの奏法を習熟し、発表することにより、集中力・表現力及びその達成感を得る。
5週 基本的奏法 アルト・リコーダーの奏法を習熟し、発表することにより、集中力・表現力及びその達成感を得る。
6週 独奏曲 アルト・リコーダーの奏法を習熟し、発表することにより、集中力・表現力及びその達成感を得る。
7週 独奏曲 アルト・リコーダーの奏法を習熟し、発表することにより、集中力・表現力及びその達成感を得る。
8週 3.楽典
楽譜についての基本的な理論
楽典の学習により、音楽の仕組み、諸要素を理解できたか確認する。
2ndQ
9週 4.歌唱
   斉唱
10週 二部合唱
11週 合唱の楽しみ
12週 合唱の楽しみ
13週 手話による歌
14週 5.西洋音楽史
古代、中世、ルネサンス、バロック、
古典派、ロマン派、近代、現代
音楽史の学習や、楽曲の鑑賞を通して豊かな感性を磨き、より幅広い観点で音楽を理解できるようにする。
・西洋音楽史に沿った各時代の特徴
15週 6.鑑賞
日本の伝統音楽
民族音楽
郷土の伝統音楽、諸外国の音楽
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 2前1,前4,前9
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。2前2,前7,前11,前12,前15
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。1前4,前5,前6,前7
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。2前11,前12
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。2前10,前13
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。2前10,前13
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。2前2,前3,前8,前14,前15
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。2前13

評価割合

小テスト口頭発表成果品実技その他合計
総合評価割合10305010100
知識の基本的な理解1000010
思考・推論・創造への適応力00000
汎用的技能0020020
態度・志向性(人間力)00301040
総合的な学習経験と創造的思考力0300030