到達目標
１．日本産業規格など良く理解し、二次元CADシステムを用いて、線や基本的な図形が作図できること。
２．立体を平面図面として表現する基本的考え方を理解し、等角図や展開図を使った作図ができること。
３．基本的事項、図面の配置、断面図示、回転図示の方法、寸法記入の方法を理解し明確に記入できること。
４．品物を製作する上で公差とはめあいの重要性を理解し、製作の実現が可能な製図ができること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安
A | 標準的な到達レベルの目安
B | 未到達レベルの目安
C | （学生記入欄）
到達したレベルに〇をすること。 |
| 評価項目1 | 二次元CADシステムを用いて、線や基本的な図形を組合せた発展的な作図ができる。 | 日本産業規格など良く理解し、二次元CADシステムを用いて、線や基本的な図形が作図できる。 | 二次元CADシステムを用いて、線や基本的な図形のどれかが作図できる。 | A ・ B ・ C |
| 評価項目2 | 自己の判断で、任意の立体を投影図、等角図、展開図から適した作図法を選定し、作図できる。 | 立体を平面図面として表現する基本的考え方を理解し、投影図、等角図、展開図を使った作図ができる。 | 投影図、等角図、展開図のどれかを使った作図ができる。 | A ・ B ・ C |
| 評価項目3 | 自己の判断で図面に適した、本的事項、図面の配置、断面図示、回転図示の方法、寸法記入の方法を選定し、作図できる。 | 基本的事項、図面の配置、断面図示、回転図示の方法、寸法記入の方法を理解し、作図できる。 | 基本的事項、図面の配置、断面図示、回転図示の方法、寸法記入の方法のどれかが正しく作図できる。 | A ・ B ・ C |
| 評価項目4 | 公差とはめあいを適切に選定し、自己で任意の実際に製作が可能な図面を作図できる。 | 品物を製作する上で公差とはめあいの重要性を理解し、作図ができる。 | 公差とはめあいの記入を記入した製図が、作図ができる。 | A ・ B ・ C |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
機械製図に関する基本的な規格や知識を習得すると共に、簡単な機械部品に関する機械製作図を作製できる能力を身に付ける。
授業の進め方・方法:
教科書の準備を怠らないこと。
教科書を事前に閲覧し、自己学習を十分に行うこと。
注意点:
製図用具は前期終盤の授業で使用する。
下記授業計画以外の課題(授業中に終えるレベル)を実施し、評価することがある。
成績の評価方法について：最終評価点は、前期成績（50％）、後期成績（50％）により評価する。
評価基準について：総合成績60点以上を合格とする。 （指定科目A）
ポートフォリオ
（学生記入欄）
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
（記入例）ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
・前期中間試験まで：
・前期末試験まで ：
・後期中間試験まで：
・学年末試験まで ：
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
（記入例）ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
・前期中間試験 点数： 総評：
・前期末試験 点数： 総評：
・後期中間試験 点数： 総評：
・学年末試験 点数： 総評：
【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
・総合評価の点数： 総評：
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（教員記入欄）
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
・前期中間試験まで：
・前期末試験まで ：
・後期中間試験まで：
・学年末試験まで ：
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 前期 |
| 1stQ |
| 1週 |
授業計画の説明
製図の基礎
① 機械製図と規格
② 図面に用いる文字と線 |
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
製図の基礎についての知識や技術を身に付ける。
日本産業規格などを理解する。
線の種類と用途について学び、製作者に解るように明確に書くことを修得する。
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| 2週 |
二次元CADに関する知識
① CADシステムの役割
② 二次元CADの基本機能 |
二次元CADに関する知識を身に付ける。
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| 3週 |
AutoCADの使い方
① 起動とファイル操作方法
② 画面の表示操作方法
③ 線のえがき方 |
二次元CAD AutoCADでの一連の操作方法を理解する。
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| 4週 |
3週目の続き (③線のえがき方) |
AutoCADでの線分や、ポリラインのえがき方を身に付ける。
また、直線や斜めの線、座標入力による線のえがき方を身に付ける。
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| 5週 |
④ オブジェクトスナップの使い方
⑤ 文字の入力の仕方
製図課題 [線と図枠] |
AutoCADで用いるオブジェクトスナップを理解し、使用方法を身に付ける。
AutoCADでの文字の入力の仕方および、文字の位置合わせ、文字内容の修正の仕方を身に付ける。
学んだことの製図演習。
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| 6週 |
5週目の続き |
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| 7週 |
⑥ 基礎的な図形のえがき方 |
AutoCADでの円、半円、円弧、長方形、内接する多角形、楕円のえがき方を身に付ける。
また、フィレットや、面取の仕方を身に付ける。
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| 8週 |
前期中間試験 |
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| 2ndQ |
| 9週 |
試験答案の返却及び解説
投影図のえがき方
① 投影法
② 投影図のえがき方 |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入。
立体を平面図面として表現する基本的考え方を理解する。
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| 10週 |
AutoCADでの投影図のえがき方
製図課題 [支持台 (1)] |
学んだことの製図演習。
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| 11週 |
10週目の続き |
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| 12週 |
立体的な図示法
① 等角図のえがき方
② キャビネット図
③ カバリエ図
④ テクニカルイラストレーション |
二次元の図面での立体的な図示にかんする知識を身に付ける。
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| 13週 |
AutoCADでの立体図のえがき方
製図課題 [等角図・キャビネット図] |
学んだことの製図演習。
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| 14週 |
13週目の続き |
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| 15週 |
手書きでの製図の仕方
① 製図用具の使い方
展開図
① 立体の展開図 |
製図用具を用いて、直線や円、曲線のえがき方を身に付ける。
角柱、円柱などの面を一平面上に広げた展開図について学び理解する。
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| 16週 |
前期末試験
（１７週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入） |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入
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| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
２． 製作図
２－１ 製作図のあらまし |
基礎的な図形の表し方を学んだ上で更に寸法記入法などを学び、CADソフトを用いて製作図を書く。
尺度、表題欄、部品欄など製作図の基本的事項を学び理解する。
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| 2週 |
２－２ 図形の表し方 |
図面の配置、断面図示、回転図示の方法などを理解する。
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| 3週 |
2週目の続き |
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| 4週 |
3週目の続き |
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| 5週 |
２－３ 寸法記入 |
製作するためには寸法の重要性を理解し明確に記入し、その方法を学び理解する。CADソフトでの寸法記入を行う。
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| 6週 |
5週目の続き |
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| 7週 |
6週目の続き |
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| 8週 |
製図課題 [支持台(2)] |
製図演習
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| 4thQ |
| 9週 |
7週目の続き |
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| 10週 |
２－４ 公差・表面性状 |
品物を製作する上で公差の重要性とはめあいなどを学び理解する。
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| 11週 |
10週目のつづき |
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| 12週 |
11週目のつづき |
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| 13週 |
製図課題 [軸受] |
総合的な製図演習
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| 14週 |
13週目のつづき |
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| 15週 |
14週目のつづき |
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| 16週 |
学年末試験
（１７週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入） |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 製図 | 図面の役割と種類を適用できる。 | 4 | 前1 |
| 製図用具を正しく使うことができる。 | 4 | 前1 |
| 線の種類と用途を説明できる。 | 4 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7 |
| 物体の投影図を正確にかくことができる。 | 4 | 前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
| 製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。 | 4 | |
| 公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。 | 4 | |
| CADシステムの役割と基本機能を理解し、利用できる。 | 3 | |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | レポート | 口頭発表 | 成果品実技 | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 20 | 0 | 0 | 0 | 80 | 0 | 100 |
| 知識の基本的な理解 | 15 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 45 |
| 思考・推論・創造 へ の適応力 | 5 | 0 | 0 | 0 | 20 | 0 | 25 |
| 汎用的技能 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 30 |
| 態度・志向性（人間力） | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 総合的な学習経験 と創造的思考力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |