保健体育

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 保健体育
科目番号 0016 科目区分 一般 / 必修
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 現代高等保健体育(大修館書店), 現代高等保健体育ノート(大修館書店) アクティブスポーツ【総合版】(大修館書店)
担当教員 武田 誠司

到達目標

1)保健および体育に関する知識を理解する。
2)運動やスポーツの合理的な実践や健康の増進および体力の向上に活用できる能力や態度を身に付ける。
3)各種の運動やスポーツの基礎的な技術や技能と審判法を習得する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低到達レベルの目安(不可)
評価項目1保健および体育に関する知識を理解し、日常に活かすことができる。保健および体育に関する知識を理解している。保健および体育に関する知識を一部理解している。
評価項目2合理的な実践や健康および体力の向上を考えながら、運動やスポーツに取り組むことができる。運動やスポーツに取り組むことができる。運動やスポーツの見学はできる。
評価項目3運動やスポーツの基礎的な技術や技能などを理解し、それらを実際の活動に活かすことができる。運動やスポーツの基礎的な技術や技能などを理解している。運動やスポーツの基礎的な技術や技能などを一部理解している。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
保健および体育に関する知識を理解し、運動やスポーツの合理的な実践や健康の増進および体力の向上に活用できる能力や態度を育てる。各種の運動やスポーツの特性について理解し、これらの基礎的な技術や技能と審判法を習得する。
授業の進め方・方法:
体育実技では指示された服装や用具(体操服・体育館シューズなど)、保健では指示された教科書およびノートを準備して授業に臨むこと。
日常的に自己の健康および安全に留意しておくこと。今までの運動やスポーツ経験をもとにして、授業で取り組む種目などを選択できるようにしておくこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明 授業計画、目標、評価方法を理解できる。
2週 スポーツテスト 自分自身の体力を把握する。
3週 球技(バレーボール) 基本技術や技能を習得する。
4週 現代社会と健康
私たちの健康のすがた、生活習慣病とその予防についての学習
健康について理解する。
5週 球技(バレーボール) 基本技術や技能を習得する。
6週 球技(バレーボール) 基本技術や技能を習得する。
7週 球技(バレーボール) ゲームができるようになる。
8週 水泳(クロール・背泳ぎ) 水泳を行う上での安全を理解できる。
2ndQ
9週 水泳(クロール・背泳ぎ) 各種泳法の練習ができる。
10週 水泳(クロール・背泳ぎ) 各種泳法で25mを泳げるようになる。
11週 現代社会と健康
応急手当の意義とその基本、心肺蘇生法の原理についての学習
応急手当と心肺蘇生について理解できる。
12週 球技(バレーボール) ゲームができるようになる。
13週 球技(バレーボール) ゲームができるようになる。
14週 球技(バレーボール) ゲームができるようになる。
15週 球技(バレーボール) ゲームができるようになる。
16週 前期末試験 スポーツ、健康に関する理解を確認する。
後期
3rdQ
1週 陸上競技(ハードル走・持久走) リズムよく走ることができる。
2週 陸上競技(ハードル走・持久走) ハードル走の技術について理解できる。
3週 陸上競技(ハードル走・持久走) ハードル走のタイム計測ができる。
4週 球技(選択種目制) 自分自身に適した球技を選ぶことができる。
5週 現代社会と健康
喫煙・飲酒・薬物乱用と健康、感染症・性感染症・エイズに関する学習
生活と健康の関連について理解できる。
6週 球技(選択種目制) 基礎的技術や技能を習得する。
7週 球技(選択種目制) 基礎的技術や技能を習得する。
8週 陸上競技(持久走) 安全に配慮しながら、持久走ができる。
4thQ
9週 陸上競技(持久走) 持久力向上を目指して走ることができる。
10週 陸上競技(持久走) 持久力向上を目指して走ることができる。
11週 球技(選択種目制) ゲームができるようになる。
12週 球技(選択種目制) ゲームができるようになる。
13週 球技(選択種目制) ゲームができるようになる。
14週 現代社会と健康
欲求と適応機制、心身の相関とストレス、ストレスへの対処に関する学習
心と体の健康について理解できる。
15週 現代社会と健康
自己実現、交通事故の現状と要因に関する学習
交通事故の防止について理解できる。
16週 学年末試験 健康に関する理解を確認する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。2
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。2
目標の実現に向けて計画ができる。1
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。1
日常の生活における時間管理、健康管理、金銭管理などができる。1
社会の一員として、自らの行動、発言、役割を認識して行動できる。1
チームで協調・共同することの意義・効果を認識している。1
チームで協調・共同するために自身の感情をコントロールし、他者の意見を尊重するためのコミュニケーションをとることができる。1
当事者意識をもってチームでの作業・研究を進めることができる。1
チームのメンバーとしての役割を把握した行動ができる。1
リーダーがとるべき行動や役割をあげることができる。1
適切な方向性に沿った協調行動を促すことができる。1
リーダーシップを発揮する(させる)ためには情報収集やチーム内での相談が必要であることを知っている1
法令やルールを遵守した行動をとれる。1
他者のおかれている状況に配慮した行動がとれる。1
技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を認識し、技術者が社会に負っている責任を挙げることができる。1
その時々で自らの現状を認識し、将来のありたい姿に向かっていくために現状で必要な学習や活動を考えることができる。1
キャリアの実現に向かって卒業後も継続的に学習する必要性を認識している。1
これからのキャリアの中で、様々な困難があることを認識し、困難に直面したときの対処のありかた(一人で悩まない、優先すべきことを多面的に判断できるなど)を認識している。1
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業や大学等でどのように活用・応用されるかを説明できる。1
高専で学んだ専門分野・一般科目の知識が、企業等でどのように活用・応用されているかを認識できる。1
企業人として活躍するために自身に必要な能力を考えることができる。1
コミュニケーション能力や主体性等の「社会人として備えるべき能力」の必要性を認識している。1

評価割合

試験レポート成果品実技その他合計
総合評価割合2554030100
基礎的能力15010025
思考・推論・創造への適応力1000010
態度・志向性00102030
総合的な学習経験05201035