代数学

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 代数学
科目番号 0020 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新線形代数 (大日本図書)
担当教員 友安 一夫

到達目標

1)平面ベクトルの和,差,スカラー倍,内積の理解し,図形への応用ができる.
2)空間ベクトルの和,差,スカラー倍,内積の理解し,図形への応用,特に平面,球,直線の方程式を扱うことができる.
3)行列の和,差,スカラー倍,積の計算及び性質を理解し,逆行列の計算ができる.
4)消去法による連立方程式の解法,逆行列の求め方,及び行列の階数の計算法を理解し計算できる.
5)行列式の定義,計算法の理解,及びその応用として逆行列の計算,クラメルの公式等を理解し計算できる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1平面ベクトルの和,差,スカラー倍,内積の基本計算は確実にでき,図形への応用は標準問題から高度な問題まで解ける平面ベクトルの和,差,スカラー倍,内積の基本計算は確実にでき,図形への応用は標準問題程度は解ける.平面ベクトルの和,差,スカラー倍,内積を理解し,基本的な計算はできる.
評価項目2空間ベクトルの和,差,スカラー倍,内積を理解し,図形への応用や平面,球,直線の方程式の標準問題から高度な問題までは解ける.空間ベクトルの和,差,スカラー倍,内積を理解し,図形への応用や平面,球,直線の方程式の標準問題程度は解ける.空間ベクトルの和,差,スカラー倍,内積を理解し,基本的な計算はできる.
評価項目3行列の和,差,スカラー倍,積の計算及び性質を理解と計算及び逆行列の基本的な計算は確実にでき,さらに標準問題から高度な問題までは解ける.行列の和,差,スカラー倍,積の計算及び性質を理解と計算,及び逆行列の基本的な計算は確実にでき,さらに標準問題程度は解ける.行列の和,差,スカラー倍,積の計算及び性質を理解と計算,及び逆行列の基本的な計算はできる.
評価項目4 消去法による連立方程式の解法,逆行列の求め方,及び行列の階数を理解し,基本的な計算はでき,さらに標準問題から高度な問題までは解ける.消去法による連立方程式の解法,逆行列の求め方,及び行列の階数を理解し,基本的な計算はでき,さらに標準問題程度は解ける.消去法による連立方程式の解法,逆行列の求め方,及び行列の階数を理解し,基本的な計算はできる.
評価項目5行列式の定義,計算法の理解及びその応用として逆行列の計算,クラメルの公式等を理解し,基本的な計算と標準問題から高度な問題までは解ける.行列式の定義,計算法の理解,及びその応用として逆行列の計算,クラメルの公式等を理解し,基本的な計算と標準問題程度は解ける.行列式の定義,計算法の理解,及びその応用として逆行列の計算,クラメルの公式等を理解し,基本的な計算はできる.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 2-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ベクトル,行列に関する基本的な性質を習得し,空間のベクトルの応用として,直線,平面,球の方程式を学習する.
行列の応用として連立方程式と,行列式に関する基本的な計算技術とその応用についても学習する.
授業の進め方・方法:
実力試験の結果は前期末成績及び学年末最終成績に加味する.長期休暇課題及び授業で課された課題及び提出物は必ず提出すること.定期試験・実力試験は全学科で共通試験で実施する.
1)1年次に学習した基礎数学I,基礎数学II の内容を復習(4月上旬の実力試験で復習の状況を確認)しておくこと.
2)復習を中心に授業時に課された課題や問題集を授業と並行して進めておくこと.
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ベクトルの定義と演算
2週 平面ベクトルのベクトルの成分
3週 平面ベクトルの内積
4週 ベクトルの平行と垂直
5週 図形への応用
6週 ベクトル方程式
7週 線形独立と従属
8週 前期中間試験
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
4thQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験・実力試験その他合計
総合評価割合8020100
知識の基本的な理解601070
思考・推論・創造への適応力20525
汎用的技能000
態度・志向性(人間力)055
総合的な学習経験と創造的思考力000