科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2018
授業科目 英語
科目番号 0026 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 3
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 3
教科書/教材 New Discovery English Communication II, New Discovery English Communication II Workbook(開隆堂)
担当教員 松川 兼大

到達目標

1.英検準2級程度の英文の大意を把握し、必要な情報を見つけることができる。
2.英語表現や文法に関する知識にもとづいて、一文ごとの意味を正確に読み取ることができる。
3.汎用性の高い語句を中心に1年次よりも語彙を着実に増やし、総合的な英語力の土台とすることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに全体の意味をほぼ正確に把握できる。 初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使うことで全体の大まかな意味を把握できる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使うことで全体の大まかな意味を推測することができる。
評価項目2初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに自分の必要とする情報を探し出すことができる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使うことで自分の必要とする情報を探し出すことができる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使うことで自分の必要とする情報が書かれている箇所を推測することができる。
評価項目3複雑な文の中で用いられている注意すべき文法事項が何であるかを理解でき、正確に意味を取ることができる。 複雑な文の中で用いられている注意すべき文法事項に気づき、大まかな意味を取ることができる。ヒントが与えられれば複雑な文の中で用いられている注意すべき文法事項に気づき、大まかな意味を推測することができる。
評価項目4初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに80%程度の単語やイディオムの意味が理解できる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに60%程度の単語やイディオムの意味が理解できる。初見でも教科書と同程度の英文であれば、辞書を使わずに40%程度の単語やイディオムの意味が理解できる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
さまざまなトピックの英文を継続して読むことで、語彙を増やすとともに英文読解に必要な文法事項を身につけ、一文ごとの正確な意味および文章全体の大意を把握できる力を養成することを目的とする。
授業の進め方・方法:
1. しっかり予習をしたうえで毎回の授業に出席すること。
2.語彙に関する小テストを随時実施する。
3. 意味がわかる・わからないに関わらず、指定された語句は予習の段階でかならず辞書を使って調べること。
4.日ごろから各Lessonの本文を音読するよう努めること。
注意点:
1.追試験は正当な理由がある場合のみ認められる。
2.学年末の成績評価が60点未満の者に対しては、再試験を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明
Lesson 1: Hot Springs and Baths in the World
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明、国や地域によって異なる温泉や風呂の歴史について学ぶ。また①過去完了形を用いた文を理解する。

および②that節/疑問詞節が目的語になる文を理解する。
2週 Lesson 1: Hot Springs and Baths in the World 国や地域によって異なる温泉や風呂の歴史について学ぶ。また②that節/疑問詞節が目的語になる文および③if節(whether節)が目的語になる文を理解する。
3週 Lesson 1: Hot Springs and Baths in the World, Lesson 2: Simple Spelling Lesson 1の①~③の文法事項を振り返る。現代英語の表記体系の利点と欠点について考える(Lesson2)。また①受動態を含む現在完了形を用いた文を理解する。

4週 Lesson 2: Simple Spelling 現代英語の表記体系の利点と欠点について考える。また②部分否定および③仮定法過去を用いた文を理解する。
5週 Lesson 2: Simple Spelling
Lesson 3: Living Dinosaurs?
Lesson 2の①~③の文法事項を振り返る。恐竜は今日まで生き残っているという主張を読み取る(Lesson 3)。また①前置詞+関係代名詞を用いた文を理解する。
6週 Lesson 3: Living Dinosaurs?
恐竜は今日まで生き残っているという主張を読み取る。また②関係副詞(whereとwhen)および③関係副詞(whyとhow)を用いた文を理解する。
7週 Lesson 3: Living Dinosaurs?
Lesson 4: African-American First Lady
Lesson 3の①~③の文法事項を振り返る。ミシェル・オバマの半生について学ぶ(Lesson 4)。 また①知覚動詞を用いた文を理解する。
8週 Lesson 4: African-American First Lady ミシェル・オバマの半生について学ぶ。また②seemを用いた文を用いた文を理解する。
2ndQ
9週 前期中間試験、試験答案の返却及び解説
Lesson 4: African-American First Lady

1週から6週の内容が理解できているかどうかを確認する。試験問題の解説およびポートフォリオの記入を行う。ミシェル・オバマの半生について学ぶ。また③to不定詞の否定を用いた文を理解する。
10週 Lesson 4: African-American First Lady
ミシェル・オバマの半生について学ぶ。また④分子構文を用いた文を用いた文を理解する。①~④の文法事項を振り返る。

11週 Lesson 5: Broaden Your Horizons 米露間のホームステイの事例から異文化交流について考える。また①助動詞+完了形および②to不定詞+完了形を含む文を理解する。
12週 Lesson 5: Broaden Your Horizons
米露間のホームステイの事例から異文化交流について考える。また③④使役動詞を用いた文を理解する。
13週 Lesson 5: Broaden Your Horizons
Lesson 6: The Great Sorrow of Guernica

Lesson 5の①~④の文法事項を振り返る。ピカソの「ゲルニカ」が持つ文化的・歴史的背景を読み取る(Lesson 6)。また①形式目的語のitを用いた文を理解する。
②過去完了進行形を用いた文を理解する。
14週 Lesson 6: The Great Sorrow of Guernica
ピカソの「ゲルニカ」が持つ文化的・歴史的背景を読み取る(Lesson 6)。また②過去完了進行形および③受け身の進行形を用いた文を理解する。

15週 Lesson 6: The Great Sorrow of Guernica
ピカソの「ゲルニカ」が持つ文化的・歴史的背景を読み取る。また④関係代名詞のwhoseを用いた文を理解する。
16週 後期中間試験、試験答案の返却及び解説 9週~15週の内容が理解できているかを確認する。試験問題の解説およびポートフォリオの記入を行う。
後期
3rdQ
1週 Lesson 7: Without the Right Brain
病気で右脳を失った女性とその克服について読み取る。また①関係代名詞の非制限用法を用いた文を理解する。
2週 Lesson 7: Without the Right Brain
病気で右脳を失った女性とその克服について読み取る。また②関係副詞の非制限用法を理解する。
3週 Lesson 7: Without the Right Brain
病気で右脳を失った女性とその克服について読み取る。また③強調構文を用いた文を理解する。
4週 Lesson 7: Without the Right Brain
病気で右脳を失った女性とその克服について読み取る。また④同格のthatを用いた文を理解する。
5週 Lesson 8: An Industrial Revolution in the Sky

急速に普及するドローンの機能とその課題について学ぶ。また①未来進行形を用いた文について学ぶ。

6週 Lesson 8: An Industrial Revolution in the Sky
急速に普及するドローンの機能とその課題について学ぶ。また②未来完了形を用いた文を理解する。
7週 Lesson 8: An Industrial Revolution in the Sky
急速に普及するドローンの機能とその課題について学ぶ。また③倒置(否定語)を用いた文を理解する。
8週 Lesson 8: An Industrial Revolution in the Sky 急速に普及するドローンの機能とその課題について学ぶ。また④倒置(方向や場所を表す副詞(句)+V+S)を用いた文を理解する。
4thQ
9週 後期中間試験、試験答案の返却及び解説 1~8週の内容が理解できているかを確認する。試験問題の解説およびポートフォリオの記入を行う。
10週 Lesson 9: Benefits of Laughter
笑いが心身の健康にもたらすメリットについて考える。また①複合関係代名詞を用いた文を理解する。
11週 Lesson 9: Benefits of Laughter
笑いが心身の健康にもたらすメリットについて考える。また②as ifを用いた文を理解する。
12週 Lesson 9: Benefits of Laughter
笑いが心身の健康にもたらすメリットについて考える。また③仮定法過去完了を用いた文を理解する。
13週 Lesson 9: Benefits of Laughter
笑いが心身の健康にもたらすメリットについて考える。また④分詞構文を用いた文を理解する。
14週 Lesson 10: Living with Microbes
人間の生活を支える微生物のはたらきについて考える。また①付帯状況のwithを用いた文を理解する。
15週 Lesson 10: Living with Microbes
人間の生活を支える微生物のはたらきについて考える。また②副詞節中のSVの省略を含む文を理解する。
16週 学年末試験、試験答案の返却及び解説 10週~15週の内容が理解できているかを確認する。試験問題の解説およびポートフォリオの記入を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前3,前5,前7,前10,前13,後4,後8,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1前1,前3,前5,前7,前10,前13,後4,後8,後13
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。2前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1前3,前5,前7,前10,前13,前16,後4,後8,後9,後13,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

定期試験小テスト相互評価課題・平常点ポートフォリオその他合計
総合評価割合801001000100
基礎的能力801001000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000