情報基礎Ⅱ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 情報基礎Ⅱ
科目番号 0027 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 前期 水越敏行 他編、情報の科学(日本文教出版)、例題30+演習問題70でしっかり学ぶ Word/Excel/PowerPoint標準テキスト Office2013対応版(技術評論社)、後期 中村隆一著、学生のための詳解C(東京電機大学出版局)、最新 事例で分かる情報モラル 改訂版(実教出版)
担当教員 小野 哲也

到達目標

1.情報通信ネットワークと情報化社会について理解する
2.Word、Excel、PowerPoint、DOSコマンドについて理解する
3.データの入出力、四則演算を行うプログラムを作成できる
4.条件文と繰り返し文を理解し、プログラムを作成できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1情報通信ネットワークと情報化社会について十分に理解し、正しく説明できる。また問題発見解決の方法を十分理解できる。情報通信ネットワーク、情報化社会を概ね理解できる。問題発見解決の方法を概ね理解できる。情報通信ネットワーク、情報化社会の一部を理解し説明できる。問題発見解決の方法の一部を理解できる。
評価項目2図形・グラフ等の入った課題文書を作り、適切にプレゼンテーションできる。図形などのない課題文書を作成できる。プレゼンテーションできる。課題文書の一部を作成できる。プレゼンテーションソフトの一部を使用できる。
評価項目3データの入出力、四則演算を行うプログラムを作成できる。データの入出力か、四則演算のプログラムのどちらかを作成できる。四則演算、データの入出力を行うプログラムの一部を作成できる。
評価項目4条件文と繰り返し文を理解し、プログラムを作成できる条件文か、繰り返し文のどちらかを理解し、作成できる条件文も繰り返し文の一部を理解し作成できる

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 2-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学校や家庭や職場で用いる情報の活用・発信の手段や、情報の処理・通信技術の概要の理解と、活用・発信の初歩的技術の習得、情報セキュリティ及び活用・発信に置ける個人の責任の理解を目標とする。
授業の進め方・方法:
授業中に提示する課題に自宅等で取り組むこと。
ある程度の予習を基本に進めるので、次回範囲の予習を忘れないこと。
教科書を読む
手順に従って演習を行う
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明
講義:コンピュータによる情報の処理と表現
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
2週 講義:コンピュータによる情報の処理と表現 ハードウェア・ソフトウェア、OS、二進法の計算などについて理解する
3週 講義:コンピュータによる情報の処理と表現
4週 講義:コンピュータによる情報の処理と表現
演習:キーボード入力練習と基本操作
ホームポジションと正しい入力の仕方について学ぶ
5週 演習:Word 表の作成と様々な書式の設定、図の挿入などができる
6週 演習:Word
7週 演習:情報検索とレポート作成 Web情報を利用し、活用できる
8週 講義:情報システムが支える社会 情報社会と情報システムの社会に対する影響を学ぶ
2ndQ
9週 前期中間試験
試験答案の返却及び解説
試験問題の解説及びポートフォリオの記入
10週 講義:情報システムが支える社会 安全な情報社会のためにどんな考え方や配慮が必要か学ぶ
11週 講義:問題の発見・分析と解決の方法 問題解決について学ぶ
12週 演習:Excel 関数の利用・データベース機能を利用できる。
13週 演習:Excel
演習:WordとExcelによる資料作成
図や表を使った資料を作成できる。
14週 演習:PowerPointによる資料作成と発表 PowerPointを使ったプレゼン用資料の作成と発表を学ぶ
15週 演習:PowerPointによる資料作成と発表
16週 試験答案の返却及び解説 試験問題の解説及びポートフォリオの記入
後期
3rdQ
1週 講義:コンピュータの基礎
講義:プログラムの基礎
問題解決をするにあたりその特徴を理解している。
ハードウェアとソフトウェアについて理解している。
2週 講義:選択処理 プログラムの基本構造を理解している。
3週 演習:入出力プログラム データ型について理解している
4週 演習:入出力プログラム
5週 演習:四則演算プログラム 書式指定文字列について理解している
6週 演習:四則演算プログラム
7週 演習:if文 if文を使ったプログラムを作成できる
8週 後期中間試験
試験答案の返却及び解説
試験問題の解説及びポートフォリオの記入
4thQ
9週 講義:選択処理 目的に応じて、必要な分岐処理を選択できる
10週 講義:反復処理 目的に応じて、必要な反復処理を選択できる
11週 演習:if ~else、if~else if文 各種if文を使った比較、判定の処理法
12週 演習:if ~else、if~else if文
演習:switch文
switch文、if文を使った分岐処理
13週 演習:switch文
14週 演習:for、while、do while文 繰り返し文を使った処理法
15週 演習:for、while、do while文
16週 試験答案の返却及び解説 試験問題の解説及びポートフォリオの記入

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験レポート合計
総合評価割合8020100
知識の基本的な理解401050
思考・推論・創造への適応力401050
汎用的技能000
態度・志向性 (人間力)000
総合的な学習経験 と創造的思考力000