情報処理Ⅱ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 情報処理Ⅱ
科目番号 0028 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 堀之内 総一 著「ANSI Cによる数値計算法入門 」(森北出版)
担当教員 佐藤 浅次

到達目標

1)代数方程式の数値解法を理解し、解を求めるプログラムを作成できること。
2)数値積分法を理解し、積分値を求めるプログラムを作成できること。
3)微分方程式の解法を理解し、数値解を求めるプログラムを作成できること。
4)補間法を理解し、補間関数を求めるプログラムを作成できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1代数方程式の数値解法を理解し、解を求める発展的なプログラムを作成できる。代数方程式の数値解法を理解し、解を求める基本的なプログラムを作成できる。代数方程式の数値解法を理解し、説明できる。
評価項目2数値積分法を理解し、積分値を求める発展的なプログラムを作成できる。数値積分法を理解し、積分値を求める基本的なプログラムを作成できる。数値積分法を理解し、説明できる。
評価項目3微分方程式の解法を理解し、数値解を求める発展的なプログラムを作成できる。微分方程式の解法を理解し、数値解を求める基本的なプログラムを作成できる。微分方程式の解法を理解し、説明できる。
評価項目4補間法を理解し、補間関数を求める発展的なプログラムを作成できる。補間法を理解し、補間関数を求める基本的なプログラムを作成できる。補間法を理解し、説明できる。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (d) 説明 閉じる
JABEE B2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基礎的な数値計算の解法を理解し、C言語でプログラムを作成する能力をつける。
授業の進め方・方法:
2学年(情報基礎),3学年(情報処理Ⅰ)で学んだC言語の基礎を十分自己学習して復習すること。また、図書館の数値計算やC言語のテキスト等を利用して例題を自力で解いて自己学習すること。
電卓・USBメモリを持参すること。
講義は電子計算機センター(演習室)または4M教室でおこなう。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明,データの並び替え
2週 代数方程式 2分法
3週 代数方程式 ニュートン・ラプソン法
4週 数値積分 区分求積法
5週 課題演習 
6週 課題演習 
7週 課題演習 
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 試験答案の返却及び解説
数値積分 台形公式
10週 数値積分 シンプソンの公式
11週 .補間法 ラグランジュの補間法(直線補間)
12週 .補間法 ラグランジュの補間法(曲線補間)
13週 課題演習
14週 課題演習
15週 課題演習
16週 試験答案の返却及び解説
.補間法 ニュートンの補間法
後期
3rdQ
1週 常微分方程式の解法 オイラー法
2週 常微分方程式の解法 ルンゲ・クッタ法(2次公式
3週 常微分方程式の解法 ルンゲ・クッタ法(4次公式)
4週 常微分方程式の解法 ルンゲ・クッタ法(2階微分方程式)
5週 課題演習
6週 課題演習
7週 課題演習
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験答案の返却及び解説
連立1次方程式 ヤコビ法
10週 連立1次方程式 ガウスの消去法
11週 最小二乗法 1次式
12週 最小二乗法 2次式
13週 課題演習
14週 課題演習
15週 課題演習
16週 試験答案の返却及び解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

定期試験小テストレポート・課題口頭発表成果品実技その他合計
総合評価割合70030000100
知識の基本的な理解5003000080
思考・推論・創造への適応力200000020
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)0000000
総合的な学習経験と創造的思考力0000000