到達目標
1) 基本的な地理用語を理解し、使用できるようになる。
2) それぞれの地域の特徴を地理的観点から理解する。
3) 現在起こっている問題には背景があり、地域によって考え方が異なることを理解し、課題の解決を考える。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安
A | 標準的な到達レベルの目安
B | 未到達レベルの目安
C | (学生記入欄)
到達したレベルに〇をすること。 |
評価項目1 | 地理的条件により、そこに住む人々の生活が大きく左右されていることを理解できる。 | 地理用語を使い、地形の特徴を説明することができる。 | 基本的な地理用語が分かる。 | A ・ B ・ C |
評価項目2 | 地域によって事象の捉え方も異なっており、それは長い時間をかけてつくられてきたものである事が理解できる。 | それぞれの地域の特性が地理的条件によって規定されていることが分かる。 | それぞれの地域の特性が分かる。 | A ・ B ・ C |
評価項目3 | 世界で問題となっている事象について、自分なりに考え、実際に行動することができる。 | 世界で問題となっている事象の捉え方が地域で異なっていることを理解できる。 | 世界で問題となっている事象が分かる。 | A ・ B ・ C |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
世界がどのような過程を経て、現在の姿をとっているのかを理解する。今日世界で起こっている問題はすべて歴史的背景をもっていることを理解し、現在の問題を考える際にはその問題にどのような背景があるのかを検討した上で、自分なりの意見を述べることができるようにする。
授業の進め方・方法:
逆転学習の方法で授業を勧めるので、毎回前もって授業ノートを完成させておくこと。その上で、授業を展開していきます。
注意点:
1) 事前に2年生で行った総合社会 II の復習をしておくこと。
2) 自分でノートをしっかり取り、自己学習として、毎回必ず復習を行い、基本的な語句などを確認すること。提出物は必ず期限を守ること。
3) 授業で扱った事象が実際の社会と繋がっていることを認識するために、新聞などに目を通すこと。
ポートフォリオ
(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
(記入例)地域的特性について東アジア、東南アジアについてはほぼ理解できたが、ヨーロッパ・ロシアについてはあまり理解できなかった。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
・後期中間試験まで:
・学年末試験まで :
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
(記入例)地誌に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
・前期中間試験 点数: 総評:
・前期末試験 点数: 総評:
・後期中間試験 点数: 総評:
・学年末試験 点数: 総評:
【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
・総合評価の点数: 総評:
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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
・後期中間試験まで:
・学年末試験まで :
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業計画の説明 地球儀や地図から捉える世界(1) |
地図の特徴を知る。
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2週 |
地球儀や地図から捉える世界(2) |
時差、季節の仕組みを理解する。
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3週 |
結びつく現代世界(1) |
国家間の結びつきの変遷を理解する。
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4週 |
結びつく現代世界(2) |
現代社会における国家間のつながりを理解する。
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5週 |
生活の舞台としての地形 |
地形と人々の生活との関連を理解する。
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6週 |
生活の舞台としての気候 |
各気候帯と人々の生活との関連を理解する。
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7週 |
生活の舞台としての文化 |
文化と社会、民族の関係を理解する。
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8週 |
後期中間試験 |
試験の実施・試験問題の解説及びポートフォリオの記入
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2ndQ |
9週 |
生活の舞台としての産業 |
産業の分布について理解する。
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10週 |
中間試験の解答と復習 東アジアの生活・文化と環境(1) |
東アジアの地理的条件を理解する。
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11週 |
東アジアの生活・文化と環境(2) |
東アジアの文化と環境を理解する。
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12週 |
東南アジアの生活・文化と環境 |
東南アジアの地理を理解する。
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13週 |
南アジアの生活・文化と環境 |
南アジアの地理を理解する。
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14週 |
西アジア・北アフリカの生活・文化と環境 |
西アジア・北アフリカの地理を理解する。
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15週 |
サハラ以南アフリカの生活・文化と環境 |
サハラ以南アフリカの地理を理解する。
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16週 |
前期末試験 (17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
試験の実施・試験問題の解説及びポートフォリオの記入
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後期 |
3rdQ |
1週 |
ヨーロッパの生活・文化と環境 |
ヨーロッパの地理を理解する。
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2週 |
ロシアとその周辺諸国の生活・文化と環境 |
ロシアとその周辺諸国の地理を理解する。
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3週 |
北アメリカの生活・文化と環境 |
北アメリカの地理を理解する。
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4週 |
中部・南アメリカの生活・文化と環境 |
中部・南アメリカの地理を理解する。
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5週 |
オセアニアの生活・文化と環境 |
オセアニアの地理を理解する。
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6週 |
世界の資源・エネルギー問題 |
世界の資源・エネルギー問題を理解する。
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7週 |
世界の人口問題 |
世界の人口問題を理解する。
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8週 |
後期中間試験 |
試験の実施・試験問題の解説及びポートフォリオの記入
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4thQ |
9週 |
中間試験の解答と復習 世界の食料問題 |
世界の食料問題を理解する。
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10週 |
世界の都市問題 |
世界の都市問題を理解する。
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11週 |
世界の環境問題 |
世界の環境問題を理解する。
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12週 |
持続可能な社会の実現をめざして |
国際的な問題への世界と日本の取り組みを理解する。
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13週 |
身近な地域と地図 |
さまざまな地図の役割を理解する。
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14週 |
日本列島の自然環境と自然災害 |
日本列島の特性を理解する。
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15週 |
日本列島の自然災害と防災 |
各地域の防災の取り組みを理解し、防災意識を高める。
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16週 |
学年末試験 (17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
試験の実施・試験問題の解説及びポートフォリオの記入
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 3 | 前1,前2,前5,前8,後6 |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 3 | 前6,前7 |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 3 | 前3,前4,後1,後2,後3,後4,後5 |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 3 | 前3 |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 3 | 前4,前15,後13,後14,後15 |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 3 | 前10,前11,前12,前13,前14 |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | 後7,後9,後10,後11,後12 |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 1 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 3 | 後12,後15 |
評価割合
| 試験 | 事前学習 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 20 | 70 |
専門的能力 | 20 | 0 | 20 |
分野横断的能力 | 10 | 0 | 10 |