情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0041 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 学生のための詳解C 著者 中村隆一 出版社 東京電機大学出版局(2年生で購入済み)
担当教員 増井 創一

到達目標

1.2次元配列を理解し、文字型変数と配列の関係を説明できること。
2.ユーザ関数の作り方を学習し、これを用いた簡単なプログラムを作成できること。
3.ファイルを理解し、プログラムの中での計算結果を外部記憶装置に保存・呼び出しができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目12次元配列を十分理解し、文字型変数と配列の関係を理解できる。基本的な2次元配列を理解できる。配列の一部を理解し説明できる。
評価項目2引数について理解し、独自にユーザ関数を作る事ができる。引数無しの基本的なユーザ関数を作る事ができる。ユーザ関数の一部を理解し説明できる。
評価項目3ファイルストリームを理解し、発展的なファイルの入出力を行うことができる。基本的なファイルの入力、または出力ができる。ファイルの入出力の一部を理解し説明できる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 2-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
比較的簡単な計算問題やデータ集計などを題材にC言語を用いたプログラミングの基本を習得する。
授業の進め方・方法:
予習を前提とした授業を行っていく予定なので、常に準備すること。USBメモリを忘れないこと。ネットワーク用のID、パスワードを忘れないこと。
予習として、教科書の次の単元を読んでくること。
復習として、自力で復習問題、練習問題を解くこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 プログラムの基礎 C言語の記述から実行までを理解し、順次処理による簡単な計算プログラムを作成できる。
2週 処理のコントロール 選択処理、反復処理の書式を理解し、プログラムの流れを自在に構築できる。
3週 2週目の続き
4週 配列:1次元配列 配列変数について理解し、1次元配列の利用法について学ぶ。
5週 配列:2次元配列 2次元配列を用いた簡単なプログラムを作成できるようになる。
6週 文字型変数と配列 文字型変数と配列の関係を理解する。
7週 課題演習
8週 後期中間試験
試験答案の返却及び解説
4thQ
9週 関数 ユーザ関数の作り方を学習し、これを用いた簡単なプログラムを作成できる。
10週 9週目の続き。
11週 10週目の続き。
12週 ファイル処理 ファイルを理解し、プログラムの中での計算結果を外部記
憶装置に保存・呼び出しができる。
13週 12週目の続き。
14週 課題演習
15週 学年末試験
試験答案の返却及び解説
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4後1
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4後1
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4後1
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4後1
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4後1
条件判断プログラムを作成できる。4後2,後3
繰り返し処理プログラムを作成できる。4後2,後3
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4後4
二次元配列を使ったプログラムを作成できる。4後5

評価割合

定期試験小テストレポート口頭発表成果品実技その他合計
総合評価割合80020000100
知識の基本的な理解4001000050
思考・推論・創造への適応力4001000050
汎用的技能0000000
態度・志向性(人間力)0000000
総合的な学習経験と創造的思考力0000000