情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0044 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 学生のための詳解C 著者 中村隆一 出版社 東京電機大学出版局(2年生で購入済み) ISBN:978-4501542603
担当教員 高橋 伸弥

到達目標

1.選択処理と反復処理を理解し、これらを用いて目的とする処理を作れるようになる。
2.配列を理解し、反復処理と組み合わせたプログラムが作れるようになる。
3.関数を理解し、目的に応じたユーザ関数を作れるようになる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1選択処理と反復処理について十分理解し、これを用いるプログラムを独自に作ることができる。選択処理と反復処理の基礎を理解し、指示された手順に従いプログラムを作ることができる。選択処理と反復処理の一部を理解し説明できる。  A ・ B ・ C
評価項目2配列を十分理解し、これを用いるプログラムを独自に作ることができる。配列の基礎を理解し、指示された手順に従いプログラムを作ることができる。配列の一部を理解し説明できる。  A ・ B ・ C
評価項目3ユーザ関数について十分理解し、これを用いるプログラムを独自に作る事ができる。ユーザ関数の基礎を理解し、指示された手順に従いプログラムを作る事ができる。ユーザ関数の一部を理解し説明できる。  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 2-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
C言語を用いたプログラミングの基本を習得する。
授業の進め方・方法:
予習として、指定された教科書の範囲に目を通し、疑問点を明らかにしておく。また、例題のプログラムは全て入力を済ませておくこと。
復習として、自力で復習問題、練習問題を解くこと。
注意点:
予習を前提とした授業を行うので、受講にあたってはしっかり準備すること。
毎回の授業にはUSBメモリを持参すること。
ネットワーク用のID、パスワードを忘れないこと。

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。                                      
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 オリエンテーション(授業計画の説明)
1)導入
 プログラムのコンパイルと実行
授業計画、達成目標および成績評価方法等の説明
文字の画面への表示を行うプログラムを作成し、実行できるようになる。
2週  数値計算 データ型を意識した計算を行えるようになる。
3週 2)制御文
 選択処理
処理の流れを制御することで、選択処理を行うようなプログラムを作れるようになる。
4週  反復処理 処理の流れを制御することで、反復処理を行うようなプログラムを作れるようになる。
5週 3)配列
 1次元配列
1次元配列を利用したプログラムを作れるようになる。
6週  2次元配列 2次元配列を利用したプログラムを作れるようになる。
7週 4)関数1
 引数と戻り値、値渡し
関数の概念を理解し、値渡しを行うユーザ関数を作れるようになる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験答案の返却及び解説
5)分割プログラミング
試験問題の解説及びポートフォリオの記入。
プログラムを複数のファイルに分割して作れるようになる。
10週 6)関数2
 参照渡し
参照渡しを行うユーザ関数を作れるようになる。
11週 6)関数3
 配列と関数
配列と関数の関係について理解する。
12週 8)プロジェクト課題
 オリエンテーション、プログラム開発
グループ活動によるプログラム開発を行う。
13週  プログラム開発 グループ活動によるプログラム開発を行う。
14週  プログラム開発、成果のとりまとめ グループ活動によるプログラム開発と成果のとりまとめを行う。
15週  成果のとりまとめと提出 グループ活動の成果のとりまとめと提出を行う。
16週 (17週目は総括及びポートフォリオの記入) (本講義の総括及び総合評価、ポートフォリオの記入を行う。)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野情報処理プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。4後1
定数と変数を説明できる。4後2
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。4後2
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。4後2
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。4後2
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。4後2
条件判断プログラムを作成できる。4後3
繰り返し処理プログラムを作成できる。4後4
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。4後5

評価割合

定期試験小テストプロジェクト課題合計
総合評価割合305020100
知識の基本的な理解15251050
思考・推論・創造への適応力15251050
汎用的技能0000
態度・志向性(人間力)0000
総合的な学習経験と創造的思考力0000