機械設計法

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 機械設計法
科目番号 0048 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 1
教科書/教材 林則行ほか共著「機械設計法」(森北出版)
担当教員 豊廣 利信

到達目標

1)機械要素の基本的構造が理解できること。
2)授業で取り上げた機械要素の設計の基礎が理解できること。
3)授業で取り上げた機械要素の基礎的設計計算ができること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)
評価項目1各種機械要素における基本的構造について説明ができ、その機械要素に対する適用例について説明できる。各種機械要素における基本的構造について説明ができる。各種機械要素における基本的構造についての概要が説明できる。
評価項目2授業で取り上げた機械要素の基礎的な設計において、求められる性能に対し、より最適な設計ができる。授業で取り上げた機械要素の基礎的な設計ができる。授業で取り上げた機械要素の設計の基礎として、JIS規格をはじめとした各種規格などがあることを理解できる。
評価項目3授業で取り上げた機械要素の基礎的設計計算において、種々の公式や係数を用いた計算を行いながら、より最適な寸法・形状を求めることができる。授業で取り上げた機械要素の基礎的設計計算において、各種公式や種々の係数の適用ができる。授業で取り上げた機械要素の基礎的設計計算において、各種公式や種々の係数があることを理解できる。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
4年次で学んだ機械設計法の学習の延長であり、機械を設計する場合に必要な各種機械要素について
基本的な設計方法を修得する。
授業の進め方・方法:
物理学、数学および材料力学の基礎を十分に自己学習し理解しておくこと。
注意点:
電卓を持参すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明
1.巻掛伝動装置の設計
1.1 ベルト伝動
ベルト伝動について理解する。
2週 1.2 平ベルト伝動 平ベルト伝動について理解する。
3週 1.3 Vベルト伝動 Vベルト伝動について理解する。
4週 1.4 ロープ伝動 ロープの種類と寸法、綱車、ロープの掛け方について理解する。
5週 1.5 チェーン伝動 ローラチェーン伝動について理解する。
6週 2.ブレーキの設計
2.1 ブロックブレーキ、帯ブレーキ
ブロックブレーキ、帯ブレーキについて理解する。
7週 2.2 内側ブレーキ、円板ブレーキ 内側ブレーキ、円板ブレーキについて理解する。
8週 2.3 円錐ブレーキ、自動ブレーキ 円錐ブレーキ、自動ブレーキについて理解する。
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 試験答案の返却及び解説
3.はずみ車の設計
はずみ車の慣性モーメントの計算方法について理解する。
11週 4.つめ車の設計 つめ車の歯の強度計算について理解する。
12週 5.ばねの設計
5.1 コイルばね
コイルばねについて理解する。
13週 5.2 渦巻きばね 渦巻きばねについて理解する。
14週 5.3 重ね板ばね 重ね板ばねについて理解する。
15週 6.管、管継手、弁の設計
管の種類と設計、フランジ継手、伸縮形継手、弁およびコックについて理解する。
16週 試験答案の返却及び解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000