到達目標
1)電気エネルギーの発生と制御について理解し、その計算ができること。
2)動力機械の回転運動の基本とモータ動力の応用と特性について理解し、その計算ができること。
3)電気加熱について理解し、その計算ができること。
4)静電エネルギーについて理解し、その計算ができること。
5)再生可能エネルギーの種類と応用、分散型電源について理解ができること。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安
A | 標準的な到達レベルの目安
B | 未到達レベルの目安
C | (学生記入欄)
到達したレベルに〇をすること。 |
評価到達目標項目1 | 電気エネルギーの発生およびエネルギー変換を理解
し、エネルギー制御の計算と説明ができる。 | 電気エネルギーの発生およびエネルギー変換とエネルギー制御を理解し、その説明ができる。 | 電気エネルギーの発生とエネルギー変換とエネルギー制御が理解できる。 | A ・ B ・ C |
評価到達目標項目2 | モータの回転運動を理解
し、始動、加減速、動力伝達の計算と説明ができるとともに、モータドライブシステムが説明できる。 | モータの回転運動を理解
し、始動、加減速、動力伝達の計算と説明ができる。 | モータの回転運動を理解
し、始動、加減速、動力伝達が理解できる。 | A ・ B ・ C |
評価到達目標項目3 | 電気加熱について理解し、その計算と説明ができるとともに、静電エネルギーの原理と応用について、計算と説明ができる。 | 電気加熱と静電エネルギーの原理を理解し、その計算と説明ができる。 | 電気加熱と静電エネルギーについて理解できる。 | A ・ B ・ C |
評価到達目標項目4 | 再生可能エネルギーの種類と応用、分散型電源を理解し、その計算と説明ができる。 | 再生可能エネルギーの種類と応用を理解し、その説明ができる。 | 再生可能エネルギーの種類と応用について理解でき
る。 | A ・ B ・ C |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
電気エネルギー工学の理論と応用を学ぶことにより、機械技術者に必要な電気的素養と電気エネルギーの応用技術を身につけること。
授業の進め方・方法:
電気エネルギー工学の理論においては、4年の電気工学Ⅰで学んだ電力・ジュール熱・電磁力・電磁誘導作用などの電気工学基礎理論と5年前期の電気工学Ⅱで学んだ交流回路、交流電力について十分に理解しておくことが必要である。
4年の電気工学Ⅰで学んだ電気工学基礎理論と5年前期の電気工学Ⅱで学んだ交流回路・三相交流回路理論を復習し、自己学習しておくこと。
【成績評価方法】定期試験1回(70%)・レポート(30%)で評価する。
注意点:
ポートフォリオ
(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
(記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
・後期中間試験まで:
・学年末試験まで :
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
(記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
・後期中間試験 点数: 総評:
・学年末試験 点数: 総評:
【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
・総合評価の点数: 総評:
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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
・後期中間試験まで:
・学年末試験まで :
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業計画の説明 (1)エネルギーの発生と制御 [1.1]エネルギーの発生と利用、エネルギー変換、エネルギー資源 |
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明 エネルギーの発生と利用、エネルギー変換、エネルギー資源について理解する。
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2週 |
[1.2]電気エネルギーの発生と制御 火力発電、原子力発電、水力発電、地熱発電、原動機 |
電気エネルギーの発生と制御を理解し、その計算ができるようにする。
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3週 |
(2)電動力の応用 [2.1]動力機械の回転運動の基本、各種負荷特性 |
動力機械の回転運動の基本、各種負荷特性について理解し、その計算ができるようにする。
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4週 |
[2.2]モータの始動・加減速・制動・停止 |
モータの始動・加減速・制動・停止について理解し、その計算ができるようにする。
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5週 |
[2.3]モータの制御システムと回転機械の動力 |
各種モータ(誘導機・DCサーボ・ACサーボ)の制御システムと回転機械の動力について理解し、その計算ができるようにする。
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6週 |
[2.4]モータドライブシステムと選定 |
各種モータドライブシステムを理解し、モータドライブシステム選定の計算ができるようにする。
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7週 |
(3)電気加熱 [3.1]熱の基本と特性、電気加熱の原理 |
熱の基本と電気加熱の原理について理解し、その計算ができるようにする。
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8週 |
[3.2]電気加熱の応用1 抵抗加熱、アーク加熱、溶接 |
抵抗加熱について理解し、その計算ができるようにする。アーク加熱、溶接について理解する。
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4thQ |
9週 |
[3.3]電気加熱の応用2 誘導加熱、産業用誘導加熱 |
誘導加熱、産業用誘導加熱について理解し、その計算ができるようにする。
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10週 |
[3.4]電気加熱の応用3 高周波加熱、マイクロ波加熱、放射加熱 |
高周波加熱、マイクロ波加熱、放射加熱の基本と応用について理解する。
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11週 |
(4)静電エネルギー [4.1]静電気の基本とクーロン力の応用 |
静電エネルギーの基本とクーロン力の応用ついて理解し、その計算ができるようにする。
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12週 |
[4.2]放電エネルギーとその応用 放電加工と電子ビーム加工 |
放電エネルギーとその応用について理解する。
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13週 |
(5)再生可能エネルギーの基本と分散型電源 [5.1]太陽光発電と発電システム |
再生可能エネルギーの種類と分散型電源について理解する。太陽光発電システムについて理解し、その基本計算ができるようにする。
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14週 |
[5.2]風力発電と発電システム |
風力発電と発電システムについて理解し、その基本計算ができるようにする。
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15週 |
[5.3]燃料電池発電システム [5.4]スマートグリッド・マイクログリッド |
燃料電池発電システムおよびスマートグリッド・マイクログリッドについて理解する。
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16週 |
学年末試験 (17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入)) |
(試験問題の解説及びポートフォリオの記入)
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 定期試験 | レポート | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 30 | 100 |
知識の基本的な理解 | 50 | 20 | 70 |
思考・推論・創造への適応力 | 20 | 10 | 30 |