到達目標
1 政治経済における基本的な用語を理解し、自分の意見を述べる際に使用することができる。
2 社会事象を理解し、自分の見解を述べることができる。
3 社会の事柄について、論理的な文章を書くことができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 基本的な現代社会の理論を支える用語を理解し、正しく使用し、自分の見解を述べる事が出来る。 | 基本的な現代社会の理論を支える用語を理解しているが、正しく使用することができず、あいまいながら自分の見解を述べる事ができる。 | 基本的な現代社会の理論を支える用語を理解しておらず、正しく使用することができず、自分の見解を述べる事ができない。 |
評価項目2 | アクティブラーニング技法を理解し、授業外でも一人で自分のアイデアを判りやすくまとめることができる。 | アクティブラーニング技法を理解し、授業内で補助者の下、自分のアイデアを判りやすくまとめることができる。 | アクティブラーニング技法を理解できず、授業内で補助者の下であれば自分のアイデアを判りやすくまとめることができる。 |
評価項目3 | 自分の意見を、適切な根拠に基づき、わかりやすく伝えることができる。 | 自分の意見が、適切な根拠に基づいて伝えられているが、話がわかりにくい。 | 自分の意見を支える根拠に飛躍が見られる。 |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育目標・サブ目標との対応 3-1
説明
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教育方法等
概要:
人間の尊重と科学的な探究の精神に基づいて,広い視野に立って,現代の社会と人間についての理解を深めさせ,現代社会の基本的な問題について主体的に考え、公正に判断するとともに自ら人間としての在り方生き方について考える力の基礎を養い,良識ある公民として必要な能力と態度を育てる。
授業の進め方・方法:
教科書に沿って基本事項の解説を行う。授業中にはアクティブラーニングを多用した授業を行う。小テスト・レポートの形でアクティブラーニングの成果を課す。4回の定期テストのほか、夏期長期休暇中に小論文を一本課し、社会科学における論述力を高める指導を行う。これらの作業が常時行われるので、積極的に授業内で発言をすること。
注意点:
1 教科書・資料集の指定された箇所を読んでおくこと。
2 ノートの指定箇所の穴埋めを必ず行うこと。宿題として出された論文を必ず書き終えること。
3 新聞・テレビなどの政治経済のニュースをよく聞き、理解出来るようにつとめること。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
地球環境問題 |
地球環境問題について概要を理解する。
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2週 |
科学技術の発達と一人ひとりの生命 |
科学技術のもたらした恩恵と、その欠点について理解する。
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3週 |
高度情報社会、国際社会 |
高度情報化社会における利点と問題点を理解する。
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4週 |
青年期の意義 |
青年期について心理学者が述べたことを理解する。
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5週 |
自己形成の課題 |
青年期における発達課題について理解する。
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6週 |
現代社会における青年の生き方 |
現代社会における青年の生き方について、日本の風土を前提として考えることができる。
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7週 |
技術革新の進展 |
産業革命以降の技術革新についてその背景を理解する。
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8週 |
産業構造の変化 |
産業構造の変化とそれがもたらした社会構造の変化について理解する。
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2ndQ |
9週 |
企業のはたらき |
企業の社会的な機能について説明できるようになる。
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10週 |
市場経済のしくみ |
自由主義経済の仕組みを理解し、共産主義との違いを説明できるようになる。
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11週 |
政府の経済的役割と租税の意義 |
財政について理解出来るようになる。
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12週 |
金融機関のはたらき |
金融について、銀行・証券会社の機能を理解出来るようになる。
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13週 |
雇用と労働問題 |
雇用をめぐる現代的な問題を理解できる。
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14週 |
世界の経済体制の動向 |
グローバリゼーション化する世界経済の仕組みを理解する。
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15週 |
哲学とは何か |
ギリシャ哲学から中世スコラ哲学までの流れを理解出来る。
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16週 |
現代社会と哲学 |
中世以降の哲学と現代社会における政治哲学を理解できる。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
貿易の拡大と経済摩擦 |
グローバリゼーションの中で日本の企業が海外で果たした役割を理解出来る。
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2週 |
発展途上国の経済と南北問題 |
南北問題に代表される国家間の経済格差についてその仕組みを理解する。
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3週 |
現代の民主政治と私たちの生活 |
現代の民主政治の成り立ちについて、フランス革命以降の世界的な潮流を理解出来る。
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4週 |
民主政治における個人と国家 |
ホッブズ、ロック、ルソーの思想を理解し、国家のあり方について理解出来る。
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5週 |
基本的人権 |
「人権」の成り立ちについて、世界史的な立場から理解出来るようになる。
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6週 |
法の支配と立憲主義 |
法の支配、法治主義を理解し、立憲主義による近代憲法の成立を世界史的な視点から理解出来るようになる。
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7週 |
日本国憲法の基本原理:国民主権 |
明治憲法以降の日本の立件しについて理解し、日本国憲法の成り立ちを説明できるようになる。
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8週 |
日本国憲法の基本原理:基本的人権 |
日本国憲法が定める基本的人権(自由権、参政権、社会権)を理解出来るようになる。
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4thQ |
9週 |
日本国憲法の基本原理:平和主義と日本の安全 |
日本国憲法に記載されている高給平和主義を理解できるようになる。
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10週 |
基本的人権の保障と新しい人権 |
日本国憲法に明文化されていない「新しい人権」(環境権・プライバシーの権利)を理解出来るようになる。
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11週 |
裁判所と人権保障 |
司法権の仕組みと罪刑法定主義について理解出来るようになる。
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12週 |
国民主権と議会制民主主義 |
行政のしくみについて、積極説・消極説の違いを理解できるようになる。
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13週 |
内閣と行政の民主化 |
内閣の運営と地方行政について理解する。
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14週 |
地方自治と住民の福祉 |
地方自治における住民の役割と、地方自治体の活動を理解する。
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15週 |
世論形成と政治参加 |
マスコミュニケーションと世論形成、政治参加について理解出来るようになる。
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16週 |
主体的な市民として生きる |
これまでの授業を総括し、どのように「市民」として活動できるか考える。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 小テスト | レポート | 口頭発表 | 成果品実技 | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 10 | 20 | 0 | 0 | 0 | 100 |
知識の基本的な理解 | 50 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 50 |
思考・推論・創造への適応力 | 0 | 0 | 20 | 0 | 0 | 0 | 20 |
汎用的技能 | 0 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |