英語コミュニケーションⅠ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 英語コミュニケーションⅠ
科目番号 0012 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 Talk a Lot Book1(EFL Press)4580244420117
担当教員 松川 兼大

到達目標

1)簡単な英語でのやり取りを通して相手とコミュニケーションをとることができる。
2)簡単な英語を聴き取って内容を理解したり、書き起こしたりできる。
3)自らの興味・関心にもとづいて、英語圏の文化や習慣を理解しようと努めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1英会話でよく使用される表現を覚えており、自然な発音で適切に使用できる。英会話でよく使用される表現をおおむね覚えており、ある程度自然な発音で使用できる。英会話でよく使用される表現を部分的に覚えており、外部からのサポートがあればある程度使用できる。  A ・ B ・ C
評価項目2ナチュラル・スピードよりやや遅いスピードで話される英語を聞いて、内容を80%程度理解できる。ナチュラル・スピードよりやや遅いスピードで話される英語を聞いて、内容を60%程度理解できる。ナチュラル・スピードよりやや遅いスピードで話される英語を聞いて、内容を40%程度理解できる。  A ・ B ・ C
評価項目3英語圏の文化や習慣に興味・関心を持ち、自ら進んで理解しようと努めることができる。英語圏の文化や習慣に興味・関心を持ち、ある程度進んで理解しようと努めることができる。英語圏の文化や習慣に漠然とした興味・関心を持ち、指示されれば理解しようと努めることができる。  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 3-3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
「話す」「聞く」活動をとおして、実際の英語コミュニケーションで必要となるスキルの基礎を身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
教科書に加えて、スライドや補足資料、音声や映像(音楽や映画を含む)などを使って授業を進める。クラスメイトと英語でやり取りする活動が大半を占めるので、多少の言い間違いや失敗をおそれず積極的に取り組む姿勢が求められる。また円滑なコミュニケーションを促すための土台作りとして、発音練習を取り入れたり、英語表現に関する注意点や英語に関する雑学的(それでいて面白みのある)話題にもすこしずつ言及していくので、その方面にもぜひ興味をもってほしい。
注意点:
1)基本的に予習についてはあまり多くを求めない。その代わり、毎回の授業に集中して臨むこと。
2)日常的な場面でよく用いられる重要表現については、何回も声に出して覚えるよう努めること。
3)毎回CALL教室で授業を行うため、スムーズな移動・着席を心がけること。

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                      
 ・前期末試験まで :
                                       
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       

 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明/授業の導入
Self-Introduction
授業計画・達成目標・成績評価等の説明を聞き、授業概要を理解する。
2週 発音記号① [p] [b]
Unit 1: Getting to Know Each Other (1)
英語でのゲーム(Talkopoly)をとおしてクラスメイトのことを知る。
3週 発音記号② [t] [d]
Unit 1: Getting to Know Each Other (2)
英語でのゲーム(Talkopoly)をとおしてクラスメイトのことを知る。
4週 発音記号③ [k] [g]
Unit 2: Talking about Interests(1)
自分の興味・関心があることについて英語で言えるようになる。
5週 発音記号④[f] [v]
Unit 2: Talking about Interests(2)
自分の興味・関心があることについて英語で言えるようになる。
6週 発音記号⑤[s] [z]
Unit 3: Talking about Family (1)
家族や親戚について英語で紹介できるようになる。
7週 発音記号⑥[θ] [ð]
Unit 3: Talking about Family(2)
家族や親戚について英語で紹介できるようになる。
8週 前期中間試験
前期中間試験をとおして第1週から第8週の内容の理解度を確認する。
2ndQ
9週 試験答案の返却及び解説
映画①
試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。映画『イエスマン "YES"は人生のパスワード』(Yes Man)を鑑賞し、台詞の一部を使って会話練習を行う。
10週 発音記号⑦ [ʃ] [ʒ]+映画②
Unit 4: Talking about People (1)
人の外見や身体的動作に関する英語表現を身につける。
11週 発音記号⑧ [ʧ] [ʤ]+映画③
Unit 4: Talking about People (2)
人の外見や身体的動作に関する英語表現を身につける。
12週 発音記号⑨ [l] [r] [j]+映画③
Unit 5: Talking about Work (1)
職業に関する英語表現を身につける。
13週 発音記号⑩ [m] [n] [ŋ]+映画④
Unit 5: Talking about Work (2)
職業に関する英語表現を身につける。
14週 発音記号⑪ [h] [w] [hw] +映画⑤
Unit 5: Talking about Past Experiences (1)
過去の出来事をいうときの英語表現を身につける。
15週 発音記号(子音)のまとめ+映画⑥
Unit 6: Talking about Past Experiences (2)
過去の出来事をいうときの英語表現を身につける。
16週 前期末試験
試験答案の返却及び解説
前期末試験をとおして第10週から第15週の内容の理解度を確認する。試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。
後期
3rdQ
1週 How Did You Spend Your Summer Vacation?
発音記号⑫ [ɑ] [æ] [ʌ]
「夏休み」をテーマに作文をしたり、簡単な会話練習をしたりして、ウォーミングアップを行う。
2週 発音記号⑬ [i] [iː]
Unit 8: Talking about Other Countries (1)
出身についてたずねたり、さまざまな国の文化や簡単な挨拶について英語で質問できるようになる。
3週 発音記号⑭ [u] [uː]
Unit 8: Talking about Other Countries (2)
出身についてたずねたり、さまざまな国の文化や簡単な挨拶について英語で質問できるようになる。
4週 発音記号⑮ [e] [ə] 
Unit 9: Talking about Experiences (1)
現在完了形を使って、自分自身の経験について英語で言えるようになる。
5週 発音記号⑯ [ɑː] [ɔː]
Unit 9: Talking about Experiences (2)
現在完了形を使って、自分自身の経験について英語で言えるようになる。
6週 発音記号⑰ [ɑːr] [əːr] [ɔːr]
Unit 10: Talking about Places (1)
探しているものがどこにあるかを英語で言ったり訊いたりできるようになる。
7週 発音記号⑱ [ai] [ei] [ɔi]
Unit 10: Talking about Places (2)
探しているものがどこにあるかを英語で言ったり訊いたりできるようになる。
8週 後期中間試験
試験答案の返却及び解説
後期中間試験をとおして第1週から第7週の内容の理解度を確認する。試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。
4thQ
9週 発音記号⑲ [au] [ou]
Unit 11: Traveling English Part1: Traveling to Hawaii (1)
ハワイ旅行のロールプレイをとおして旅行するときに用いる英語表現を身につける。
10週 発音記号⑳ [iər] [uər] [eər]
Unit 11: Traveling English Part1: Traveling to Hawaii (1)
ハワイ旅行のロールプレイをとおして旅行するときに用いる英語表現を身につける。
11週 Unit 11: Traveling English Part1: Traveling to Hawaii (2) ハワイ旅行のロールプレイをとおして旅行するときに用いる英語表現を身につける。
12週 Unit 14: Talking about School (1) 授業や生徒、校則などについて英語で言えるようになる。
13週 Unit 14: Talking about School (2) 授業や生徒、校則などについて英語で言えるようになる。
14週 Unit 16: Talking about Sickness & Health (1) 体や病気に関する英語表現を身につける。
15週 Unit 16: Talking about Sickness & Health (2) 体や病気に関する英語表現を身につける。
16週 学年末試験
試験答案の返却及び解説
学年末試験をとおして第9週から第15週の内容の理解度を確認する。試験のふりかえり及びシラバスの記入を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2前4,前5,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2前1,前2,前3
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。2
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。2前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1
英語でディスカッション(必要に応じてディベート)を行うため、学生自ら準備活動や情報収集を行い、主体的な態度で行動できる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野に関する論文やマニュアルなどの概要を把握し、必要な情報を読み取ることができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。2

評価割合

試験小テスト相互評価平常点・態度課題提出その他合計
総合評価割合90001000100
基礎的能力700050075
専門的能力0000000
分野横断的能力200050025