電気製図

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 電気製図
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 狩集, 久保, 中沢編: 電気・電子製図 改訂版 (実教出版)、電気・電子製図 練習ノート (実教出版)
担当教員 御園 勝秀

到達目標

1) 簡単な立体図がかける。
2) 簡単な形状・構造の立体を第三角法でかける。
3) 寸法を記入できる。
4) 図記号を使って電気電子関係の図面をかける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安(可)
評価項目1かくれ線を使って簡単な立体図がかける。簡単な立体図がかける。細かい指導を受けると簡単な立体図がかける。
評価項目2内部構造を持つ簡単な形状・構造の立体を第三角法でかける。簡単な形状・構造の立体を第三角法でかける。細かい指導を受けると簡単な形状・構造の立体を第三角法でかける。
評価項目3加工方法や寸法公差を考慮して寸法を記入できる。寸法を記入できる。細かい指導を受けると寸法を記入できる。
評価項目4電気電子用図記号を使って電気電子関係の図面をかける。電気用の基本図記号を使って電気関係の図面をかける。細かい指導を受けると電気用の基本図記号を使って電気関係の図面をかける。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 2-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
電気・電子関係の器具や機器を製作したり、電気施設・設備の設計・保守・管理に際しては図面が用いられる。この科目では、図面を正しく読み取ったり、設計者の意図を正しく伝える図面をかくために必要な製図の基礎を学び、実習を通して理解を深める。
授業の進め方・方法:
製図のルールはJISで決められているが、実際に図面をかくことで理解を深める。製図用具を正しく使い、きれいに、わかりやすい図面をかく。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 1. 線と文字 ・線と文字の種類を理解できる。
2週 2. 平面図形(1) ・線と角の等分、円錐曲線、三角関数がかける。
3週 2. 平面図形(2) ・線と角の等分、円錐曲線、三角関数がかける。
4週 3. 立体図(1) ・簡単な立体図がかける。
5週 3. 立体図(2) ・かくれ線を含む簡単な立体図がかける。
6週 3. 立体図(3) ・かくれ線を含む少し複雑な立体図が描ける。
7週 3. 立体図(4) ・立体図が描ける。
8週 3. 立体図(5) ・立体図が描ける。
2ndQ
9週 中間試験用の製図課題
10週 4. 第三角法(1) ・簡単な立体を第三角法でかける。
11週 4. 第三角法(2) ・少し複雑な立体を第三角法でかける。
12週 4. 第三角法(3) ・複雑な立体を第三角法でかける。
13週 4. 第三角法(4) ・断面をかける。
14週 4. 第三角法(5) ・三角法の総合製図課題。
15週 5. 寸法の記入 ・寸法の記入方法がわかる。
16週 前期末試験用の製図課題
後期
3rdQ
1週 6. 寸法公差(1) ・寸法公差の必要性がわかる。
2週 6. 寸法公差(2) ・寸法公差の記入方法がわかる。
3週 6. 寸法公差(3) ・加工方法や組立方法と関連させ寸法公差を理解する。
4週 ・第三角法の総合的な製図(1) ・ポンチ絵から三角法の図面がかける。(1)
5週 ・第三角法の総合的な製図(2) ・ポンチ絵から三角法の図面がかける。(2)
6週 ・第三角法の総合的な製図(3) ・ポンチ絵から三角法の図面がかける。(3)
7週 ・第三角法の総合的な製図(4) ・ポンチ絵から三角法の図面がかける。(4)
8週 中間試験用の製図課題
4thQ
9週 7. 電気電子関連の製図(1)
・電気電子の基本図記号がわかる。
10週 7. 電気電子関連の製図(2)
・実態配線図から回路図がかける。
11週 7. 電気電子関連の製図(3)
・回路図から実態配線図がかける。
12週 7. 電気電子関連の総合的な製図(1)
電気回路図から回路動作を説明できる。(1)
13週 7. 電気電子関連の総合的な製図(2) 電気回路図から回路動作を説明できる。(2)
14週 7. 電気電子関連の総合的な製図(3) 電気回路図から回路動作を説明できる。(3)
15週 7. 電気電子関連の総合的な製図(4) 電気回路図から回路動作を説明できる。(4)
16週 学年末試験用の製図課題

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

図面発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80002000100
基礎的能力5000200070
専門的能力300000030
分野横断的能力0000000