概要:
プログラミングに必要なアルゴリズムの組立て方を演習を交えて学習する。また、コンピュータシステムの基本的な構造や仕組みを学習する。
授業の進め方・方法:
前期は主にプログラム作成に必要な基礎知識であるアルゴリズムを学習する。後期は主にコンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの全般について基礎を学習する。
座学部分とパソコン演習部分がある。これらそれぞれの単独の週間勉強量ピークを下げるために、それそれ半分ずつ2週に分けることもある。
提示する課題に自宅等や演習室等で取り組むこと。試験では説明や用語記述の設問も多いので、課題以外にも、普段から教材に目を通すなど復習をすること。
注意点:
課題は期限までに実施すること。授業日は記憶媒体及び配布プリントも持参すること。
総合評価の80%は実力養成試験を含む試験評価、20%が課題評価である。実力養成試験も課題もないがしろにしないこと。
復習や課題をスマートにするためにもまず授業を大事にすること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業計画の説明、タッチタイプ、プレゼンソフト演習 |
授業計画等の説明。 タッチタイプの確認。文字と図形を入力できる。
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2週 |
アルゴリズムの基本 |
制御構造の基本要素を流れ図と疑似言語で表せる。
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3週 |
プレゼンソフト演習 |
グラフを入れられる。動きを入れられる。
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4週 |
アルゴリズムと実行 |
疑似言語で書かれた初歩的なアルゴリズムをトレースできる。
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5週 |
コンピュータを利用した問題解決 |
目的が同じでも、全く異なる複数のアルゴリズムが存在することが理解できる。
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6週 |
アルゴリズムと実行 |
データの総和や最大値を求めるアルゴリズムをトレースでき、アルゴリズムを書ける。
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7週 |
表計算ソフト演習 |
順位を入れられる。VLOOKUP関数の働きを理解できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験解答・解説、探索アルゴリズム |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入。 線形探索法と二分探索法のアルゴリズムをトレースでき、アルゴリズムを書ける。
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10週 |
探索アルゴリズム |
線形探索法と二分探索法の時間計算量を導出できる。ハッシュ表作成と探索のアルゴリズムをトレースでき、アルゴリズムを書ける。
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11週 |
表計算ソフト演習 |
検索と条件付き集計の関数の働きを理解できる。
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12週 |
ソートアルゴリズム |
ハッシュ表作成とハッシュ探索の時間計算量を導出できる。 単純選択法と単純交換法のアルゴリズムをトレースでき、アルゴリズムを書ける。
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13週 |
ワープロソフト演習 |
図やデザイン文字の入る文書を作成できる。
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14週 |
ソートアルゴリズム |
クイックソート及びマージソートのアルゴリズムでソートができ、時間計算量を導出できる。
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15週 |
その他のアルゴリズム |
エラトステネスのふるいとユークリッドの互除法のアルゴリズムをトレースでき、アルゴリズムを書ける。
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16週 |
前期末試験(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
前期末試験。 試験問題の解説及びポートフォリオの記入。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
CPUと五大装置 |
プロセッサと五大装置の仕組みと動作を理解し説明ができる。
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2週 |
メモリと記憶階層 |
メモリの仕組みと動作を理解し説明ができる。
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3週 |
ワープロソフト演習 |
数式が入れられる。
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4週 |
ハードディスクとその他の補助記憶装置 |
補助記憶装置の仕組みと動作を理解し説明ができる。
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5週 |
表計算ソフト演習 |
VLOOKUP関数が使える。
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6週 |
入出力装置 |
入出力装置の仕組みを理解し説明ができる。
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7週 |
表計算ソフト演習 |
COUNTIF関数とSUMIF関数が使える。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験解答・解説、基本ソフトウェア |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入.。 基本ソフトウェアの役割と機能を理解し説明ができる。
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10週 |
ファイル管理 |
階層、パスを理解し説明ができる。
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11週 |
表計算ソフト演習 |
対数グラフを作成できる。
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12週 |
ファイル構成、データベース |
レコードとフィールドを説明できる。主キー、正規化を理解し説明ができる。正規化の過程を書き表せる。
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13週 |
ネットワーク、システム構成と故障対策 |
インターネットの構成要素を理解し説明ができる。 性能指標、止めない工夫、信頼性と稼働率を理解し説明ができる。
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14週 |
システム構成と故障対策 |
性能指標、止めない工夫を理解し説明ができる。信頼性と稼働率を理解し説明ができる
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15週 |
表計算ソフト演習 |
2パラメータの数式を計算させられる。
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16週 |
学年末試験(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
学年末試験。 試験問題の解説及びポートフォリオの記入.。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前3,前7,前11,前13,後3,後5,後7,後11,後15 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 1 | |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 後1,後2,後4,後6,後9,後10,後12,後13,後14 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 後13 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前9,前10,前12,前14,前15 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前5,前6,前9,前10,前12,前14,前15 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | |