電気回路Ⅱ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 電気回路Ⅱ
科目番号 0024 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 3
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 電気回路論[3版改訂] 平山・大附(電気学会)
担当教員 永野 孝

到達目標

1)正弦波の複素数表示ができ、電圧と電流のベクトル軌跡を描くことができること。
2)直列共振回路と並列共振回路の計算ができ、ベクトル軌跡を描くことができること。
3)過渡現象の解析法を理解し、簡単な回路の過渡現象を説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)
評価項目1交流回路のベクトル軌跡が説明でき、ベクトル軌跡の応用問題を解くことが出来る。交流回路のベクトル図が説明でき、基本的複素数計算が出来る。交流回路の複素数計算が出来る。
評価項目2共振回路の共振曲線が説明でき、ベクトル軌跡の応用問題を解くことが出来る。共振回路のベクトル軌跡を説明でき、基本的特性計算が出来る。共振回路の基本的特性計算が出来る。
評価項目3RL直列回路とRC直列回路の過渡現象が説明でき、応用問題を解くことが出来る。RL直列回路とRC直列回路の基本的計算が出来る。RL直列回路の基本的計算が出来る。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 2-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
直流・交流回路について、考え方・解き方の理解を深め、更に回路の過渡現象の工学的意味を理解する。
授業の進め方・方法:
注意点:
数学・物理・電気基礎論Ⅱ・電気回路Ⅰを、十分に理解しておくことが望ましい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 正弦波電圧・電流について理解する。
2週
3週
4週
5週 ひずみ波交流のフーリエ級数展開について理解する。
6週
7週
8週
2ndQ
9週 RLC直列回路の交流特性について理解する。
10週
11週
12週 ベクトル軌跡について理解する。
13週
14週
15週
16週
後期
3rdQ
1週 直列共振回路について理解する。
2週
3週 並列共振回路について理解する。
4週
5週
6週 RL直列回路の過渡現象について理解する。
7週
8週
4thQ
9週
10週 RC直列回路の過渡現象について理解する。
11週
12週
13週
14週 ラプラス変換について理解する。
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90001000100
基礎的能力450050050
専門的能力450050050
分野横断的能力0000000