概要:
プログラミングに必要なアルゴリズムの組立て方を演習を交えて学習する。また、コンピュータシステムの基本的な構造や仕組みを学習する。
授業の進め方・方法:
前期は主にプログラム作成に必要な基礎知識であるアルゴリズムを学習する。後期は主にコンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの全般について基礎を学習する。
座学部分とパソコン演習部分がある。これらそれぞれの単独の週間勉強量ピークを下げるために、それそれ半分ずつ2週に分けることもある。
提示する課題に自宅等や演習室等で取り組むこと。試験では説明や用語記述の設問も多いので、課題以外にも、普段から教材に目を通すなど復習をすること。
注意点:
課題は期限までに実施すること。授業日は記憶媒体及び配布プリントも持参すること。
実力養成試験もないがしろにしないこと。
復習や課題をスマートにするためにもまず授業を大事にすること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業説明、情報モラル:携帯とメールのマナー |
学習内容の説明と学習方法を説明する。携帯とメールのマナーや迷惑メール、依存について理解し説明ができる。
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2週 |
整数や実数の表現、アルゴリズムの基本 |
負整数や実数の表現を理解し十進数との変換ができる。アルゴリズムの必要性を理解し、フローチャートによる単純なアルゴリズムをたどれる。
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3週 |
変数と配列 |
変数と配列の使い方を理解し説明ができる。
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4週 |
アルゴリズムの構成要素と組み合わせ |
単純なアルゴリズムをフローチャートで表記できる。
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5週 |
同上 |
単純なアルゴリズムを簡易言語で表記できる。
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6週 |
探索アルゴリズム |
線形探索法の動作を理解し、アルゴリズムが書ける。
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7週 |
同上 |
二分探索法の動作を理解し、アルゴリズムが書ける。
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8週 |
同上 |
ハッシュ探索法の動作を理解し、アルゴリズムが書ける。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
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10週 |
前期中間試験解答・解説、情報モラル:ネットでのコミュニケーション |
書き込みやネット上での出会いに関連した危険性、トラブルや対応を理解し説明ができる。
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11週 |
ソートアルゴリズム |
選択ソートの動作を理解し、アルゴリズムが書ける。
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12週 |
同上 |
バブルソートの動作を理解し、アルゴリズムが書ける。
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13週 |
同上 |
挿入ソートの動作を理解し、アルゴリズムが書ける。
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14週 |
エラトステネスのふるい |
エラトステネスのふるいの動作を理解し、アルゴリズムが書ける。
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15週 |
ユークリッドの互除法 |
ユークリッドの互除法の動作を理解し、アルゴリズムが書ける。
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16週 |
前期末試験解答・解説 |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
実力養成試験解答・解説、情報モラル:情報を見分ける、情報機器を安全に利用する |
個人情報と知的財産についてディジタル万引き、使用許諾、著作権法など関連用語を理解し説明ができる。
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2週 |
CPUと五大装置 |
プロセッサと五大装置の仕組みと動作を理解し説明ができる。
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3週 |
メモリ |
メモリの仕組みと動作を理解し説明ができる。
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4週 |
ハードディスクとその他の補助記憶装置 |
補助記憶装置の仕組みと動作を理解し説明ができる。
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5週 |
ワープロソフト演習 |
図表を含む簡素なオリジナルレポートが書ける。
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6週 |
入出力装置 |
入出力装置の仕組みを理解し説明ができる。
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7週 |
プレゼンソフト演習 |
オリジナル発表スライドを作成できる。
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8週 |
基本ソフトウェア |
基本ソフトウェアの役割と機能を理解し説明ができる。
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4thQ |
9週 |
後期中間試験 |
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10週 |
後期中間試験解答・解説、情報モラル:情報を適切に利用する |
著作権、引用、肖像権、プライバシーを理解し説明ができる。
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11週 |
プレゼンソフト演習 |
発表のための再生ができる。
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12週 |
プレゼンソフト演習 |
発表のための再生ができる。
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13週 |
ファイル管理 |
階層、パスを理解し説明ができる。
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14週 |
データベース、ネットワーク |
主キー、正規化、インターネットの構成要素を理解し説明ができる。
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15週 |
システム構成と故障対策 |
性能指標、止めない工夫、信頼性と稼働率を理解し説明ができる。
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16週 |
学年末試験解答・解説 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 後5,後7,後11,後12 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前2 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前6,後2,後3,後4,後6,後8,後13,後14,後15 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 後14 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,前13,前14,前15 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前11,前12,前13,前14,前15 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前1,前10,後1,後10 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前1,前10,後10 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前1,前10,後1 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前1,前10,後1 |