情報基礎Ⅱ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報基礎Ⅱ
科目番号 0027 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 アルゴリズムを、はじめよう+コンピュータシステムの基礎 第6版
担当教員 中村 博文

到達目標

1)自分で処理手順を組み立て、そのアルゴリズムをフローチャートで表記できること。
2)コンピュータシステムのハードウェアの仕組みが説明できること。
3)コンピュータシステムのソフトウェアの役割と機能が説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低到達レベルの目安(可)
評価項目1定期試験でアルゴリズムに関する問題で80%以上の得点である定期試験でアルゴリズムに関する問題で70~80%の得点である定期試験でアルゴリズムに関する問題で60~70%の得点である
評価項目2定期試験でコンピュータのハードウェアに関する問題で80%以上の得点である定期試験でコンピュータのハードウェアに関する問題で70~80%の得点である定期試験でコンピュータのハードウェアに関する問題で60~70%の得点である
評価項目3定期試験でコンピュータのソフトウェアに関する問題で80%以上の得点である定期試験でコンピュータのソフトウェアに関する問題で70~80%の得点である定期試験でコンピュータのソフトウェアに関する問題で60~70%の得点である

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 2-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータ操作に不可欠なタイピングを身に着け、プログラミングに必要なアルゴリズムの組立て方を演習を交えて学習する。また、コンピュータシステムの基本的な構造や仕組みを学習する。
授業の進め方・方法:
前期の前半は授業の始めにコンピュータを操作する上で不可欠なタイピングのトレーニングを行う。前期はプログラム作成に必要な基礎知識であるアルゴリズムを学習する。後期はコンピュータのハードウェアおよびソフトウェアの全般について基礎を学習する。
注意点:
授業で使用するUSBメモリを持参すること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業説明 学習内容の説明と学習方法を説明する。
2週 アルゴリズムの基本 アルゴリズムの必要性を理解し、フローチャートによりアルゴリズムの表記法を理解する。
3週 変数と配列 配列の使い方とアルゴリズムとの関係を理解する。
4週 基礎的なアルゴリズム 基礎的な処理を展開し、アルゴリズムをフローチャートで表記する方法を理解する。
5週 基礎的なアルゴリズム 基礎的な処理を展開し、アルゴリズムをフローチャートで表記する方法を理解する。
6週 線形探索法 線形探索法の処理手順を学習し、アルゴリズムの表記法を理解する。
7週 二分探索法 二分探索法の処理手順を学習し、アルゴリズムの表記法を理解する。
8週 ハッシュ探索法 ハッシュ探索法の処理手順を学習し、アルゴリズムの表記法を理解する。
2ndQ
9週 前期中間試験・試験解説 前期中間試験までの学習内容を理解する。
10週 選択ソート 選択ソートによるデータの並び替えを学習し、アルゴリズムの表記法を理解する。
11週 バブルソート バブルソートによるデータの並び替えを学習し、アルゴリズムの表記法を理解する。
12週 挿入ソート 挿入ソートによるデータの並び替えを学習し、アルゴリズムの表記法を理解する。
13週 エラトステネスのふるい エラトステネスによる素数の求め方を学習し、アルゴリズムの表記法を理解する。
14週 ユークリッドの互除法 学習し、アルゴリズムの表記法を理解する。
15週 前期末試験・試験解説 前期中間試験までの学習内容を理解する。
16週
後期
3rdQ
1週 基礎数学 基数の考え方を学習し、2進数や16進数を理解する。
2週 基礎数学 基数の考え方を学習し、2進数や16進数を理解する。
3週 コンピュータの構成 コンピュータの構成と動作を理解する。
4週 メモリ メモリの仕組みと動作を理解する。
5週 プロセッサ プロセッサの仕組みと動作を理解する。
6週 入出力装置 入出力装置の仕組みと動作を理解する。
7週 補助記憶装置 補助記憶装置の仕組みと動作を理解する。
8週 後期中間試験・試験解説 前期中間試験以降の学習内容を理解する。
4thQ
9週 システムの形態 コンピュータシステムの利用形態を理解する。
10週 システムの形態 コンピュータシステムの利用形態を理解する。
11週 システムの信頼性 コンピュータシステムの信頼性と評価を理解する。
12週 システムの信頼性 コンピュータシステムの信頼性と評価を理解する。
13週 オペレーティングシステム オペレーティングシステムの役割と機能を理解する。
14週 オペレーティングシステム オペレーティングシステムの役割と機能を理解する。
15週 後期末試験・試験解説 後期中間試験以降の学習内容を理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシーコンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。2後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後14
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。2
コンピュータにおける初歩的な演算の仕組みを理解できる。1前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13
データの型とデータ構造が理解できる1前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力10000000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000