プログラミング言語Ⅰ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 プログラミング言語Ⅰ
科目番号 0028 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新・明解 C言語 入門編(SBクリエイティブ)978-4797377026 柴田望洋 著/アルゴリズムをはじめよう(インプレス) 伊藤静香 著 978-4844332015
担当教員 小野 哲也

到達目標

1.標準入出力、分岐、繰り返し、入れ子を理解し、プログラムを作成できる。
2.配列、関数、基本型について理解し、応用したプログラムを作成できる。
3.文字列とポインタを理解し、これまでの学習を活かしたプログラムを作成できる。
4.構造体と簡単なファイル処理を理解し、これまでの学習を活かしたプログラムを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1標準入出力、分岐、繰り返し、入れ子を理解し、プログラムを作成できる。標準入出力、分岐、繰り返し、入れ子を概ね理解し、プログラムを作成できる。標準入出力、分岐、繰り返し、入れ子のプログラムの一部を作成できる。  A ・ B ・ C
評価項目2配列、関数、基本型について理解し、応用したプログラムを作成できる。配列、関数、基本型について概ね理解し、プログラムを作成できる。配列、関数、基本型についてプログラムの一部を作成できる。  A ・ B ・ C
評価項目3文字列とポインタを理解し、これまでの学習を活かしたプログラムを作成できる。文字列とポインタを概ね理解し、プログラムを作成できる。文字列とポインタについてプログラムを作成できる。  A ・ B ・ C
評価項目4構造体と簡単なファイル処理を理解し、これまでの学習を活かしたプログラムを作成できる。構造体と簡単なファイル処理を概ね理解し、プログラムを作成できる。構造体と簡単なファイル処理についてプログラムを作成できる。  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
C言語の文法を理解し、プログラムの作成方法を学習した後、基礎的なプログラムから総合的なプログラムまで作成する。
授業の進め方・方法:
授業について行けるだけのキーボード入力が出来るように、時間外にトレーニングすること。
注意点:
授業で使用するUSBメモリを持参すること。
前期は特に復習と練習を念入りにすること。

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                      
 ・前期末試験まで :
                                       
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       

 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明、C言語の説明1 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明、プログラム作成方法とコンパイル・実行方法を理解する。
2週 演算と型1 基本的な演算子と型の種類を理解する。
3週 演算と型2 基本的な演算子と型の種類を理解する。
4週 分岐1 条件による分岐(if文、switch文)を理解する。
5週 分岐2 条件による分岐(if文、switch文)を理解する。
6週 繰返し1 処理の繰返し(do文、while文、for文)を理解する。
7週 繰返し2 処理の繰返し(do文、while文、for文)を理解する。
8週 配列1 配列と要素、多次元配列の使い方を理解する。
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 試験答案の返却及び解説、配列2 試験問題の解説及びポートフォリオの記入、配列と要素、多次元配列の使い方を理解する。
11週 関数 関数定義、関数呼出しを理解する。
12週 基本型1 基本型、文字型、浮動小数点型の違いを理解する。
13週 基本型2 基本型、文字型、浮動小数点型の違いを理解する。
14週 プログラミング基礎演習1 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
15週 プログラミング基礎演習2 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
16週 前期末試験
(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入)
後期
3rdQ
1週 試験答案の返却及び解説、文字列1 試験問題の解説及びポートフォリオの記入、文字列の処理、文字列の配列・操作を理解する。
2週 文字列2 文字列の処理、文字列の配列・操作を理解する。
3週 ポインタ1 ポインタと関数、ポインタと配列を理解する。
4週 ポインタ2 ポインタと関数、ポインタと配列を理解する。
5週 文字列とポインタ ポインタによる文字列操作、文字列の関数を理解する。
6週 プログラミング応用演習1 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
7週 プログラミング応用演習2 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験答案の返却及び解説、構造体1 試験問題の解説及びポートフォリオの記入、構造体の仕組みと使い方を理解する。
10週 構造体2 構造体の仕組みと使い方を理解する。
11週 構造体3 構造体の仕組みと使い方を理解する。
12週 テキストファイル処理1 テキストファイルの入出力について理解する。
13週 テキストファイル処理2 テキストファイルの入出力について理解する。
14週 プログラミング発展演習1 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
15週 プログラミング発展演習2 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
16週 学年末試験
(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入)

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学情報系分野プログラミング代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。4前2,前3
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。3前11,前14,前15,後5
変数の概念を説明できる。3前2,前3,前8,前10
データ型の概念を説明できる。3前2,前3,前12,前13,後1,後2,後3,後4,後9,後10,後11
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。3前4,前5
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。3前6,前7
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。3前14,前15,後6,後7
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。3前14,前15,後6,後7
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。3前14,前15,後6
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。3後14,後15
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを設計することができる。3後14,後15
要求仕様に従って、いずれかの手法により動作するプログラムを実装することができる。3後14,後15
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを実装できる。3後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
知識の基本的な理解500000050
思考・推論・創造への適応力500000050
分野横断的能力0000000