プログラミング言語Ⅰ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 プログラミング言語Ⅰ
科目番号 0029 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 2
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 新・明解 C言語 入門編(SBクリエイティブ) 柴田望洋 著
担当教員 鶴沢 偉伸

到達目標

1)C言語の文法を理解できること。
2)C言語で基礎的なプログラムを作成できること。
3)C言語でポインタを使った総合的なプログラムを作成できること。
4)C言語で構造体まで含めた応用プログラムを作成できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1前期中間試験の問題で80%以上の得点である前期中間試験の問題で60~80%の得点である前期中間試験の問題で60%未満の得点である
評価項目2前期末試験のプログラムに関する問題で80%以上の得点である前期末試験のプログラムに関する問題で60~80%の得点である前期末試験のプログラムに関する問題で60%未満の得点である
評価項目3値渡しだけではなくポイ後期中間試験のプログラムに関する問題で80%以上の得点である後期中間試験のプログラムに関する問題で60~80%の得点である後期中間試験のプログラムに関する問題で60%未満の得点である
評価項目4学年末試験のプログラムに関する問題で80%以上の得点である学年末試験のプログラムに関する問題で60~80%の得点である学年末試験のプログラムに関する問題で60%未満の得点である

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 1-2 説明 閉じる
学習・教育目標・サブ目標との対応 2-2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
C言語の文法を理解し、プログラムの作成方法を学習した後、基礎的なプログラムから総合的なプログラムまで作成する。前期中間までは授業の始めにプログラミングに必要なタイピングのトレーニングを行う。
授業の進め方・方法:
本科目は、演習室でコンピュータを使って授業と演習を行う。
注意点:
作成したプログラムの保存に個人のUSBメモリを使用する。前期の毎授業でキーボードトレーニングを実施するので、キーボードを見ずに入力できるようになること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 業計画の説明
1)C言語の説明
業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明する。
プログラム作成方法とコンパイル・実行方法を理解する。
2週 1)C言語の説明 プログラム作成方法とコンパイル・実行方法を理解する。
3週 2)演算と型 基本的な演算子と型の種類を理解する。
4週 2)演算と型 基本的な演算子と型の種類を理解する。
5週 3)分岐 条件による分岐(if文、switch文)を理解する。
6週 3)分岐 条件による分岐(if文、switch文)を理解する。
7週 4)繰返し 処理の繰返し(do文、while文、for文)を理解する。
8週 4)繰返し 処理の繰返し(do文、while文、for文)を理解する。
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 試験答案の返却及び解説
5)配列
試験問題の解説及びポートフォリオの記入。
配列と要素、多次元配列の使い方を理解する。
11週 6)関数 関数定義、関数呼出しを理解する。
12週 7)基本型 基本型、文字型、浮動小数点型の違いを理解する。
13週 7)基本型 基本型、文字型、浮動小数点型の違いを理解する。
14週 8)プログラミング基礎演習 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
15週 8)プログラミング基礎演習 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
16週 前期末試験
後期
3rdQ
1週 試験答案の返却及び解説
9)文字列
試験問題の解説及びポートフォリオの記入。
2週 9)文字列 文字列の処理、文字列の配列・操作を理解する。
3週 10)ポインタ ポインタと関数、ポインタと配列を理解する。
4週 10)ポインタ
11)文字列とポインタ
ポインタと関数、ポインタと配列を理解する。
ポインタによる文字列操作、文字列の関数を理解する。
5週 11)文字列とポインタ ポインタによる文字列操作、文字列の関数を理解する。
6週 12)プログラミング応用演習 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
7週 12)プログラミング応用演習 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 試験答案の返却及び解説
13)構造体
試験問題の解説及びポートフォリオの記入。
構造体の仕組みと使い方を理解する。
10週 13)構造体 構造体の仕組みと使い方を理解する。
11週 13)構造体 構造体の仕組みと使い方を理解する。
12週 14)プログラミング発展演習 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
13週 14)プログラミング発展演習 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
14週 14)プログラミング発展演習 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
15週 14)プログラミング発展演習 学習した内容を網羅した課題のプログラムを作成する。
16週 学年末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学電気・電子系分野情報プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。2前14,前15
情報系分野プログラミング変数とデータ型の概念を説明できる。2前3,前12,前13
代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。2前3,前4
制御構造の概念を理解し、条件分岐や反復処理を記述できる。2前5,前6,前7,前8
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。2前11
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。2前14,前15
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。2前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前10,前11,前12,前13,前14,前15
ソフトウェアアルゴリズムの概念を説明できる。2前14
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。2前15
計算機工学基本的な論理演算を行うことができる。2前4
システムプログラムコンパイラの役割と仕組みについて説明できる。2前1

評価割合

試験合計
総合評価割合100100
基本的知識5050
思考能力5050