電気機器

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 電気機器
科目番号 0032 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 電気機器学基礎論 多田隈・石川・常広(電気学会)
担当教員 永野 孝

到達目標

1)誘導機の基本的事項について、理解し説明できること。
2)同期発電機の基本的事項について、理解し説明できること。
3)同期電動機の基本的事項について、理解し説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(可)
評価項目1誘導機の特性・運転を説明でき、応用問題を解くことが出来る。誘導機の特性・運転が説明でき、基本的特性計算が出来る。誘導機の基本的特性計算が出来る。
評価項目2同期発電機の構造・特性・運転が説明でき、応用問題を解くことが出来る。同期発電機の構造・特性・運転が説明でき、基本的特性計算が出来る。同期発電機の基本的特性計算が出来る。
評価項目3同期電動機の特性・運転が説明でき、応用問題を解くことが出来る。同期電動機の特性・運転が説明でき、基本的特性計算が出来る。同期電動機の基本的特性計算が出来る。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (c) 説明 閉じる
JABEE (d) 説明 閉じる
JABEE B2 説明 閉じる

教育方法等

概要:
誘導機、同期機の動作原理、構造、特性を理解する。次に、半導体電力変換器を用いたパワーエレクトロニクスの技術を理解する。
授業の進め方・方法:
注意点:
電気磁気学、電気回路、3年次の電気機器を十分に理解しておくことが望ましい。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 変圧器と誘導機の等価性、直流機に等価なトルク特性を持つ交流機の実現について理解する。
2週 三相誘導電動機の構造について理解する。
3週 回転磁界について理解する。
4週 滑りについて理解する。
5週 トルクの発生について理解する。
6週
7週 損失について理解する。
8週 効率について理解する。
2ndQ
9週
10週 三相誘導電動機の特性について理解する。
11週
12週
13週 三相誘導電動機の運転について理解する。
14週
15週
16週 単相誘導電動機の原理について理解する。
後期
3rdQ
1週 誘導起電力について理解する。
2週
3週
4週 回転子の構造について理解する。
5週
6週
7週 同期発電機の特性について理解する。
8週
4thQ
9週
10週 同期電動機の原理について理解する。
11週
12週 同期電動機の特性について理解する。
13週
14週 電力用半導体デバイスについて理解する。
15週 順変換器の基礎について理解する。
16週 直流・直流変換器について理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力500000050
専門的能力500000050
分野横断的能力0000000