概要:
プログラムを作成するには処理手順を展開してアルゴリズムを組立てることが必要であるため、始めにフローチャートによるアルゴリズムの組立て方を学習する。組み立てたアルゴリズムに従って、アセンブラ言語CASLⅡを使ってプログラムを作成する。
授業の進め方・方法:
前期の中間試験までに授業の始めの時間を使ってタイピングのトレーニングを行い、プログラムの入力を素早くできるようにする。CASLⅡの基本的な命令と使い方を学習した後、フローチャートで処理手順を理解し、プログラムを作成する。最終的には自分で処理手順をフローチャートで表現し、プログラムを作成できる能力を身に着ける。
注意点:
授業で使用するUSBメモリを持参すること。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 情報 | プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。 | 2 | 前5,前6,前7,前14,後3,後4,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 2 | 前10,前11,前12,前13,後1,後2,後12 |
情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 2 | 前10,前11,前12,前13 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐や反復処理を記述できる。 | 2 | 前10,前11,前12,前13 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 2 | 後5,後6,後13,後14 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 2 | 後1,後2,後13,後14 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 2 | 前6,前7,前10,前11,前12,前13,前14,後13,後14 |
ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 2 | 前14,後4,後7,後9,後13 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 2 | 前14,後7,後9,後13 |
計算機工学 | 整数・小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 2 | 前3,後1 |
整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。 | 2 | 前3 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 2 | 後1,後2,後3,後13,後14 |
システムプログラム | コンパイラの役割と仕組みについて説明できる。 | 2 | 前1,前2,前4,前8 |