概要:
(1) 人工知能処理とは何か?どのような手法(考え方)があるのか?適用するための手法、等々の抽象概念を教授する。
(2) 人工知能用言語(Lisp と Prolog)を理解・習得してプログラミングできる能力を身につけさせる。
(3) 応用問題を解決できる能力を身につけさせる 。
授業の進め方・方法:
(1) 教科書は殆ど文章で記述されており暗記項目のように思われるが、評価は自らの問題解決能力を重要視するので十分に意識して取り組むこと。
(2) 人工知能用言語(Lisp と Prolog)の演習に十分時間を確保するので必ずを理解・習得すること。自分のPCに言語環境をインストールすること。
(3) 問題解決のためのプログラム等、多くの印刷物を配布する。教科書には記載して無い内容なので必ず復習すること。
先ず、プログラミング環境を自分の PC に整備して下さい。人工知能の分野では決まった解はありません。関数型言語や論理型言語をツールとして使いこなせる
事が必要条件ですから、自己学習で必ず演習問題を解くこと。その場合レポートとして提出すること。自らが考案したアルゴリズム等のレポートを積極的に提出した
場合の評価も行います。
注意点:
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 情報 | 基本的なアルゴリズムを理解し、図式表現できる。 | 4 | 後15 |
プログラミング言語を用いて基本的なプログラミングができる。 | 4 | 後15 |
整数、小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 4 | 後15 |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 4 | 後15 |
基本的な論理演算を行うことができる。 | 4 | 後15 |
基本的な論理演算を組み合わせて任意の論理関数を論理式として表現できる。 | 4 | 後15 |
MIL記号またはJIS記号を使って図示された組み合わせ論理回路を論理式で表現できる。 | 4 | 後15 |
論理式から真理値表を作ることができる。 | 4 | 後15 |
論理式をMIL記号またはJIS記号を使って図示できる。 | 4 | 後15 |
情報系分野 | プログラミング | 変数とデータ型の概念を説明できる。 | 4 | 後15 |
代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 4 | 後15 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐や反復処理を記述できる。 | 4 | 後15 |
プロシージャ(または、関数、サブルーチンなど)の概念を理解し、これらを含むプログラムを記述できる。 | 4 | 後15 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 4 | 後15 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | 後15 |
主要な言語処理プロセッサの種類と特徴を説明できる。 | 4 | 後15 |
ソフトウェア開発に利用する標準的なツールの種類と機能を説明できる。 | 4 | 後15 |
プログラミング言語は計算モデルによって分類されることを説明できる。 | 4 | 後15 |
主要な計算モデルを説明できる。 | 4 | 後15 |
要求仕様に従って、標準的な手法により実行効率を考慮したプログラムを設計できる。 | 4 | 後15 |
ソフトウェア | アルゴリズムの概念を説明できる。 | 4 | 後15 |
与えられたアルゴリズムが問題を解決していく過程を説明できる。 | 4 | 後15 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを説明できる。 | 4 | 後15 |
時間計算量や領域計算量などによってアルゴリズムを比較・評価できることを理解している。 | 4 | 後15 |
整列、探索など、基本的なアルゴリズムについて説明できる。 | 4 | 後15 |
コンピュータ内部でデータを表現する方法(データ構造)にはバリエーションがあることを説明できる。 | 4 | 後15 |
同一の問題に対し、選択したデータ構造によってアルゴリズムが変化しうることを説明できる。 | 4 | 後15 |
リスト構造、スタック、キュー、木構造などの基本的なデータ構造の概念と操作を説明できる。 | 4 | 後15 |
ソフトウェアを中心としたシステム開発のプロセスを説明できる。 | 4 | 後15 |
ソースプログラムを解析することにより、計算量等のさまざまな観点から評価できる。 | 4 | 後15 |
同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。 | 4 | 後15 |
計算機工学 | 整数・小数を2進数、10進数、16進数で表現できる。 | 4 | 後15 |
整数・小数をコンピュータのメモリ上でディジタル表現する方法を説明できる。 | 4 | 後15 |
基数が異なる数の間で相互に変換できる。 | 4 | 後15 |