国際文化論Ⅲ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 国際文化論Ⅲ
科目番号 0086 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 電気情報工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 前期:2
教科書/教材 プリントを配付する。なお、『新版四訂総合国語便覧』(第一学習社)978-4-8040-3301-3 『新版テオーリア最新倫理資料集』(第一学習社)978-4-8040-5400-1は継続して使用する。
担当教員 松﨑 賜

到達目標

1、日本の叡智を記録した古典文献を比較・考察し、自己の考えを論理的に述べる。また、それ以降の文献、日本文化・思想に関わる文献についても同様とする。
2、国際社会における日本、また自己の立場について考察を深め、それについて論理的に述べる。                                                     3、近代化・国際化の中で日本人・日本社会の直面した問題について考察し、将来を展望する。                                                                                 "




ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1日本語のさまざまな表現・思想を理解し、考察した結果をまとめ論理的に説明できる。 日本語のさまざまな表現・思想をある程度は理解し、まとめて説明できる。 日本語のさまざまな表現・思想を少しは理解し、まとめて説明しようと試みることができる。   A ・ B ・ C
評価項目2日本人の生き方・考え方・文章表現を世界的視野から客観的に把握・評価し、それについて論理的に説明できる。 日本人の生き方・考え方・文章表現をある程度は客観的に把握・評価し、まとめて説明できる。 日本人の生き方・考え方・文章表現を把握・評価し、まとめて説明しようと試みることができる。   A ・ B ・ C
評価項目3国際社会における日本、また自己の在り方を考察し、それについて論理的に説明できる。 国際社会における日本、また自己の在り方という問題の重要性を、ある程度は理解し説明できる。 国際社会における日本、また自己の在り方という問題の重要性を理解しようとし、それを説明しようと試みることができる。   A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
1、国際的視野をもって日本について考え表現できる能力を拡充するため、日本の古典から現代に至る諸文献を読解し、それについて考察を加える。
2、日本人および日本社会の日本内外における在るべき将来像を模索するため、日本近代の文献を読解し、それについて考察を加える。
3、上記の目的に対応した自分の意見を論理的に表現できるように、指定された課題に取り組む。


授業の進め方・方法:
1、講義内容を把握するとともに復習に務め、また、試験に対応できるよう、著者や授業内容に関連する文献等に目を通すこと。                                       2、この講義は学修単位のため、課題作文を課す。そのための構想を十分に立ててから作文に臨むこと。
3、講義の時間以外にも、国際社会に対応すべく常識・教養を身につけ情報収集に努めること。


注意点:
1、課題の提出期限を守ること。                                                                                  2、課題の達成のため、配付する参考文献を活用すること。また、授業で取り上げた文献以外の関連著作や情報をできるだけ収集すること。
3、日本文化・国際文化の常識や関連語彙をも習得するよう留意すること。


ポートフォリオ

(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                      
 ・前期末試験まで :
                                       
                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

                                        
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ①授業計画の説明
②日本文化の特徴について
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
桜と日本人との関わりを概観し、日本人の心性の一端を理解・考察する。
2週 ②同 続き
日本人の生死観の一端を知り日本文化の特質について考察する。
3週 ②同 続き
課題レポートあり
4週 ②同 続き
5週 ②同 レポート講評
日本文化の「混交」「簡素化」について理解・考察する。
6週 ②同 続き
課題レポートあり
7週 ②同 続き
8週 ③日本語と日本文化に関する考察・実践 古典から現代にいたる諸作品により日本的感性について理解・考察する。                      
2ndQ
9週 ③同 源氏物語への誘い
10週 ③同 レポート講評、ポートフォリオの記入
源氏物語等の古語の心情表現により、日本的感性について理解・考察する。
11週 ③同 続き
敬語・いわゆる大和言葉等に焦点をあてて、同様にする。
12週 ③同
④日本文化と世界
続き
日本人の心身と無の思想との関わり、その表現について理解・考察する。
13週 ④同 続き
課題レポートあり
14週 ④同 日本人の生死観・美意識の価値について理解・考察する。(課題作文あり)
15週 ④同
続き
16週 レポート講評
ポートフォリオの記入

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00000100100
基礎的能力000002020
専門的能力000003030
分野横断的能力000005050