到達目標
1 政治・経済、倫理における基礎知識を身につけ、そうした知識を自分の見解を述べるさいに駆使することができる。
2 私たちが生きる社会が直面している諸問題について理解し、説明することができる。
3 現代社会で生じるさまざまな出来事について、自分なりの見解を述べることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安
A | 標準的な到達レベルの目安
B | 未到達レベルの目安
C | (学生記入欄)
到達したレベルに〇をすること。 |
評価項目1 | 政治・経済、倫理の基本的な用語を理解したうえで、自分の見解を述べるさいに活用することができる。 | 政治・経済、倫理の基本的な用語を理解したうえで、正しく用いることができる。 | 政治・経済、倫理の基本的な用語を理解することができる。 | A ・ B ・ C |
評価項目2 | 現代社会の現状と課題について理解し、幅広い視点から説明することができる。 | 現代社会の現状と課題について理解し、説明することができる。 | 現代社会の現状と課題について、おおよそ理解することができる。 | A ・ B ・ C |
評価項目3 | 時事問題について、主体的に考え、自分の意見を論理的に述べることができる。 | 時事問題について、正しい情報を取捨選択し、活用することができる。 | 時事問題について、新聞やテレビなどを通じて情報収集をすることができる。 | A ・ B ・ C |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この授業では、現代社会がどのように成り立っているのか、そのしくみを理解するなかで、私たちが生きていくうえで必要な政治・経済、倫理の基礎知識を身につけることを目的としている。現代社会が抱えるさまざまな問題の本質を見抜く力を養うとともに、そうした問題に対して自分がどのように関わっていくのかを考えてもらいたい。
授業の進め方・方法:
授業は、基本的にパワーポイントを用いた講義形式で行なう。
注意点:
1 事前に教科書・資料集の該当箇所を読んでおくこと。
2 授業中に理解できなかった箇所は放置せず、その日のうちに確認するなど復習を欠かさないこと。
3 日々のニュースに関心をもち、政治・経済の動向について理解するよう努めること。
ポートフォリオ
(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
(記入例)日本の政治制度についてはほぼ理解できたが、経済制度についてはあまり理解できなかった。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
・後期中間試験まで:
・学年末試験まで :
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
(記入例)日本の経済に関する基礎問題は解けたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
・前期中間試験 点数: 総評:
・前期末試験 点数: 総評:
・後期中間試験 点数: 総評:
・学年末試験 点数: 総評:
【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
・総合評価の点数: 総評:
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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
・後期中間試験まで:
・学年末試験まで :
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
第1編 公共の扉 第1章 公共的な空間をつくる私たち Ⅰ 公共的な空間と人間とのかかわり |
社会に参画する自立した主体とは、どのような存在であるのかを理解する。
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2週 |
Ⅱ 社会に参画する自立した主体として |
私たちが、公共的な空間で生きていくために必要なことは何なのかを考える。
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3週 |
第2章 公共的な空間における人間としてのあり方生き方 Ⅰ 人間としてのあり方生き方についての探求 |
社会におけるさまざまな課題について選択・判断する手がかりとなる考え方を理解する。
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4週 |
Ⅱ 選択・判断の手がかりとなる倫理的価値 |
先週学んだことを踏まえて、生命倫理などをめぐる実社会の問題について考える。
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5週 |
第3章 公共的な空間における基本的原理 Ⅰ 自立した主体となることに向けて(1) |
公共的な空間における民主政治の基本的原理などを理解する。
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6週 |
Ⅰ 自立した主体となることに向けて(2) |
公共的な空間における法の支配などを理解する。
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7週 |
Ⅱ よりよい公共的な空間づくりをめざして
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各国の政治体制や日本国憲法の理解を通じて、公共的な空間における基本的原理が、現代社会でどのように生かされているのかを理解する。
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8週 |
前期中間試験 |
試験の実施
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2ndQ |
9週 |
第2編 自立した主体としてよりよい社会の形成に参画する私たち 第1章 法的な主体となる私たち 主題1 法や規範の意義と役割(1) |
法やルールを定めるときには、どのような配慮が必要であるかを理解する。
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10週 |
主題1 法や規範の意義と役割(2) |
時代の変化に対応して主張されるようになった権利やそれを実現するための法について理解する。
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11週 |
主題2 契約と消費者の権利・責任
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契約とはどのようなものなのかを理解する。
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12週 |
主題3 司法参加の意義 |
個人や社会の紛争を法に基づいて解決するために必要な司法制度について理解する。
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13週 |
第2章 政治的な主体となる私たち 主題4 政治参加と公正な世論の形成(1) |
民主政治のために、私たち主権者が果たすべき責任を理解する。
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14週 |
主題4 政治参加と公正な世論の形成(2) |
日本の選挙制度について理解し、選挙の意義や課題について考える。
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15週 |
主題4 政治参加と公正な世論の形成(3) |
国民・国会・内閣の関係を理解する。
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16週 |
前期末試験 |
試験の実施
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後期 |
3rdQ |
1週 |
主題5 国際社会と国家主権 |
国際社会がどのように成り立っているのかを理解する。
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2週 |
主題6 日本の安全保障と防衛 |
憲法第9条の下、私たち日本人が世界平和のために果たすべき役割について考える。
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3週 |
主題7 国際社会の変化と日本の役割 |
国際社会における人種・民族・宗教の問題や地域紛争などの背景・現状を理解し、日本に求められる役割について考える。
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4週 |
第3章 経済的な主体となる私たち 主題8 雇用と労働問題 |
経済の基本的なしくみと労働問題について理解する。
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5週 |
主題9 社会の変化と職業観
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日本経済のあゆみについて理解し、現代社会における働き方を考える。
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6週 |
主題10 市場経済の機能と限界(1) |
市場経済のしくみについて理解する。
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7週 |
主題10 市場経済の機能と限界(2) |
景気変動が私たちの暮らしにどのように影響しているかを考える。
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8週 |
後期中間試験 |
試験の実施
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4thQ |
9週 |
主題11 金融のはたらき
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金融市場のしくみについて理解する。
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10週 |
主題12 財政の役割と社会保障(1) |
財政の意義やしくみを理解し、日本の財政課題について考える。
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11週 |
主題12 財政の役割と社会保障(2) |
社会保障の意義やしくみを理解し、日本の社会保障制度の課題について考える。
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12週 |
主題13 経済のグローバル化(1)
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国際経済における貿易・為替のしくみについて理解する。
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13週 |
主題13 経済のグローバル化(2) |
経済のグローバル化の動きを理解する。
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14週 |
主題13 経済のグローバル化(3) |
地球環境問題やエネルギー資源の問題について理解し、その解決に向けての国際的な取り組みついて考える。
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15週 |
授業の総括 |
これまでの授業内容を振り返る。
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16週 |
学年末試験 (17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
試験の実施
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 人文・社会科学 | 社会 | 地理歴史的分野 | 世界の資源、産業の分布や動向の概要を説明できる。 | 1 | |
民族、宗教、生活文化の多様性を理解し、異なる文化・社会が共存することの重要性について考察できる。 | 1 | |
近代化を遂げた欧米諸国が、19世紀に至るまでに、日本を含む世界を一体化していく過程について、その概要を説明できる。 | 1 | |
帝国主義諸国の抗争を経て二つの世界大戦に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、平和の意義について考察できる。 | 1 | |
第二次世界大戦後の冷戦の展開からその終結に至る日本を含む世界の動向の概要を説明し、そこで生じた諸問題を歴史的に考察できる。 | 1 | |
19世紀後期以降の日本とアジア近隣諸国との関係について、その概要を説明できる。 | 1 | |
公民的分野 | 人間の生涯における青年期の意義と自己形成の課題を理解し、これまでの哲学者や先人の考え方を手掛かりにして、自己の生き方および他者と共に生きていくことの重要性について考察できる。 | 2 | |
自己が主体的に参画していく社会について、基本的人権や民主主義などの基本原理を理解し、基礎的な政治・法・経済のしくみを説明できる。 | 2 | |
現代社会の考察 | 現代社会の特質や課題に関する適切な主題を設定させ、資料を活用して探究し、その成果を論述したり討論したりするなどの活動を通して、世界の人々が協調し共存できる持続可能な社会の実現について人文・社会科学の観点から展望できる。 | 3 | |
工学基礎 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | グローバリゼーション・異文化多文化理解 | それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。 | 3 | |
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。 | 3 | |
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。 | 3 | |
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。 | 2 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 100 |
基礎的能力 | 50 | 0 | 0 | 10 | 0 | 10 | 70 |
専門的能力 | 30 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |