英作文

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 英作文
科目番号 0010 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 Vision Quest English Expression I Core, Vision Quest English Expression I Core Workbook (啓林館)/Vision Quest 総合英語 2nd Edition(啓林館)
担当教員 松川 兼大

到達目標

1.文型や時制といった英文法の根幹にあたる概念を理解できる。
2.英文法の基礎的な知識を活用して、実際の英語運用に役立てることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目150~60語程度のまとまった文章を、読み手に伝わるように文法的に正しい英語で書くことができる。 30~40語程度のまとまった文章を、読み手に伝わるようにおおむね文法的に正しい英語で書くことができる。 20~30語程度の文章を、部分によっては文法的に正しい英語で書くことができる。
評価項目2該当する文法知識にもとづいて英文の主意を把握し、またわからない語句を調べることで正確な意味を理解できる。 該当する文法知識にもとづいて英文の主意を把握し、またわからない語句を調べることで、ほぼ正確な意味を理解できる。 該当する文法知識にもとづいて英文の意味を推測し、またわからない語句を調べることで、ある程度の意味を理解できる。
評価項目3事前に準備すれば、聞き手に伝わりやすい構成を考えて、自分の伝えたい事柄をほぼ文法的に正しい英語で話すことができる。 事前に準備すれば、自分の伝えたい事柄をおおむね文法的に正しい英語で話すことができる。 事前に準備すれば、文法を意識して最低限自分の伝えたい事柄を英語で話すことができる。
評価項目4相手が明瞭な英語を話していれば、文法知識にもとづいて発話の内容をほぼ正確に理解できる。 相手が明瞭な英語を話していれば、文法知識にもとづいて発話の内容をおおむね理解できる。 相手が明瞭な英語を話していれば、文法知識にもとづいて発話の内容を推測することができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語の4技能(話す・聞く・書く・読む)の土台となる文法事項を体系的に身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
1.教科書の内容を補足したり練習問題を追加したりするので、ノートを別に用意すること。
2.電子辞書(紙辞書も可)を毎回かならず持ってくること。
3.基礎的な英文法の習得を主たる目的とするが、話したり聞いたりするアクティヴィティも含むため積極的に参加すること。
4.各LessonのBuild-upに目をとおし、Practiceの問題を解いたうえで授業に臨むこと。
5.予習の段階でわからない語句を調べておくこと。
6.ワークブックを適宜回収し日頃の学習状況をチェックするので、復習に力を入れること。"
注意点:
1.追試験は正当な理由がある場合のみ認められる。
2.学年末の成績評価が60点未満の者を対象に、再試験を行う。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業計画の説明、Lesson 1: Do you like sports?
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明を行う。平叙文、疑問文、命令文、感嘆文について学習する。
2週 Lesson 1: Do you like sports?
Practice 1-1, Expressing 1, Activity 1をとおして当該項目の理解を深める。
3週 Lesson 2: I study Japanese through anime.

文の成り立ち、SV(第1文型)/SVC(第2文型)について学習する。Practice 2-1をとおして当該項目の理解を深める。

4週 Lesson 2: I study Japanese through anime.
SVO(第3文型)、SVOO(第4文型)、SVOC(第5文型)、自動詞と他動詞について学習する。Practice 2-2をとおして当該項目の理解を深める。
5週 Lesson 2: I study Japanese through anime. Lesson 3: Will you go home this summer?

Expressing 2, Activity 2をとおして3週~4週の学習内容の理解を深める。また現在時制、過去時制について学習する。

6週 Lesson 3: Will you go home this summer?
Practice 3-1をとおして5週の学習内容の理解を深める。また未来時制、時や条件を表す副詞節中で用いる現在時制について学習する。

7週 Lesson 3: Will you go home this summer?

Practice 3-2, Expressing 3, Activity 3をとおして当該項目の理解を深める。

8週 Lesson 4: I've never played soccer before. 現在完了形(完了・結果/経験/(状態の)継続)について学習する。Practice 4-1をとおして当該項目の理解を深める。
4thQ
9週 後期中間試験、答案返却及び解説
1週~8週の内容を理解できているか確認する。試験問題の解説およびポートフォリオの記入を行う。
10週 Lesson 4: I've never played soccer before.
現在完了進行形、過去完了形、過去完了進行形について学習する。Practice 4-2をとおして当該項目の理解を深める。
11週 Lesson 4: I've never played soccer before. Lesson 5: The apple pie is delicious.

Expressing 4, Activity 4をとおして8, 10, 11週の学習内容の理解を深める。また助動詞①(can / could, may / might, must, have to)について学習する。
12週 Lesson 5: The apple pie is delicious.
Practice 5-1をとおして11週の学習内容の理解を深める。また助動詞②(should, had better, will / would, used to)について学習する。

13週 Lesson 5: The apple pie is delicious.
Practice 5-2, Expressing 5, Activity 5をとおして11週~12週の学習内容の理解を深める。

14週 Lesson 6: I'm so glad I can see the Sydney Opera House.
受動態①(現在時制、未来時制、助動詞を含む受動態)について学習する。Practice 6-1をとおして当該項目の理解を深める。

15週 Lesson 6: I'm so glad I can see the Sydney Opera House.
受動態②(SVOO/SVOCの受動態、by以外の前置詞が使われる受動態)について学習する。

16週 学年末試験、試験答案の返却及び解説 10週~15週の内容が理解できているかを確認する。試験問題の解説およびポートフォリオの記入を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1後2,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1後1,後2,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1後2,後5,後7,後11,後13
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1後2,後5,後7,後9,後11,後13,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1後2,後9,後11,後13,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90000010100
基礎的能力90000010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000