情報基礎Ⅰ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報基礎Ⅰ
科目番号 0012 科目区分 一般 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 最新情報の科学(岡本敏雄、実教出版)、情科302完全準拠 最新 情報の科学 学習ノート(解答編付)(実教出版編修部編、実教出版)、2016 事例でわかる情報モラル(実教出版編修部編、実教出版)、30時間でマスター Office2013(Windows8対応) (実教出版編修部編、実教出版)
担当教員 中村 博文

到達目標

 1)情報のディジタル表現を理解し説明やデータ量の計算ができること。
 2)コンピュータ及びネットワークのしくみの概要を理解し説明できること。
 3)情報社会におけるルールやモラルを理解し説明できること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低到達レベルの目安(可)
評価項目1情報のディジタル表現を理解し、主要な概念を正しく説明できデータ量に関して正しく計算できる。情報のディジタル表現の関連する概念の一部を正しく説明でき、一部のデータ量に関する計算が正しくできる。情報のディジタル表現の一部の事実を確認でき、データ量に関する計算の一部の事実を確認できる。
評価項目2CPU、五大機能、パケット通信の動作を理解し、主要な概念を正しく説明できる。CPU、五大機能、パケット通信の関連する概念を正しく説明できる。CPU、五大機能、パケット通信の一部の事実を確認できる。
評価項目3情報社会におけるルールやモラルを理解し、主要な概念を正しく説明できる。情報社会におけるルールやモラルについて関連する概念を正しく説明できる。情報社会におけるルールやモラルについて一部の事実を確認できる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 2-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学校や家庭や職場で用いられる情報の活用・発信の手段や、情報の処理・通信の技術の概要の理解と、活用・発信の初歩的技術の修得、情報セキュリティ及び活用・発信における個人の責任の理解を目的とする。
授業の進め方・方法:
課題は期限までに実施すること。授業日は記憶媒体も持参すること。実力養成試験もないがしろにしないこと。 
提示する課題に自宅等や演習室等で取り組むこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明、記号と名称、パソコン操作 文字に呼び名があることを知り、数週間の内に呼び名から記号が書け記号から呼び名が言える。
2週 タッチタイプ、情システムと人間(講4-1) 指の担当、手元不注視、高速化の利点を理解でき説明できる。情報システムと人の関わりについて理解し説明ができる。
3週 タッチタイプ、情報社会の光と影(講4-2) 情報社会の光と影について理解し説明ができる。
4週 タッチタイプ、情報セキュリティの確保(講4-3)、法と個人の責任(講4-4) 情報セキュリティの確保について理解し説明ができる。法と個人の責任を理解し、著作権の内容を説明ができる。
5週 タッチタイプ、情報のディジタル表現(講1-2) 2進、16進 2進数、10進数、16進数の間で正整数を書き直すことができる。
6週 タッチタイプ、ワープロソフト演習 日本語入力ができる。
7週 タッチタイプ、表計算ソフト演習 数字や文字の入力、保存ができる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 試験解答、タッチタイプ ゆっくりでも、多少間違えても。手許を見ないで英数字入力ができる。
10週 情報とメディア、情報検索(講序-1~序-4) ディジタルの特徴を理解し説明ができる。キーワード検索ができる。
11週 コンピュータのしくみ(講1-1) コンピュータの基本構成と基本ソフトの役割を理解し説明ができる。
12週 情報のディジタル表現(講1-2) 文字、音声、画像、動画像の基本的表現を理解し量的な計算ができる。
13週 表計算ソフト演習 式を用いた簡単な集計ができる。
14週 同上 簡単なグラフ化ができる。
15週 前期末試験
16週 試験解答
後期
3rdQ
1週 実力養成試験解答、情報通信ネットワーク(講2-1~2-2) インターネットのしくみについて理解し説明ができる。
2週 情報通信ネットワーク(講2-1~2-2) インターネットのしくみについて理解し説明ができる。
3週 同上 同上
4週 ワープロ演習 ローマ字表現の区別について理解し、ヘボン式ローマ字が書ける。
5週 ワープロソフト演習 文字中心の簡単な書類を作成する。
6週 同上 文字修飾を含む文書を作成できる。
7週 同上 同上
8週 後期中間試験 ネット社会での生活と関連した危険性を理解し説明ができる。
4thQ
9週 試験解答、問題解決(講3-1) 問題解決のプロセスを理解し、アイデアを系統的に表記できる。
10週 問題解決(講3-1) 問題解決のプロセスを理解し、アイデアを系統的に表記できる。
11週 同上 同上
12週 ワープロソフト演習 段組、段落、半角全角指定、ルビのある文書を作成できる。
13週 表計算ソフト演習 縦軸、横軸のあるグラフを作成できる。
14週 同上 数式で計算させてグラフ化ができる。
15週 学年末試験
16週 試験解答

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。2前10
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。1前5
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。2前11
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。2後2
インターネットの仕組みを理解し、実践的に使用できる。2後2
情報セキュリティの必要性、様々な脅威の実態とその対策について理解できる。2前4
個人情報とプライバシー保護の考え方について理解し、正しく実践できる。2前4
インターネットを用いた犯罪例などを知り、それに対する正しい対処法を実践できる。2前3,前4
コンピュータにおける初歩的な演算の仕組みを理解できる。1前11

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的理解6010000070
応用能力2010000030
分野横断的能力0000000