情報処理

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 情報処理
科目番号 0027 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 最新情報の科学(岡本敏雄、実教出版)、情科302完全準拠 最新 情報の科学 学習ノート(解答編付)(実教出版編修部編、実教出版)、事例でわかる情報モラル(実教出版編修部編、実教出版)、例題30+演習問題70でしっかり学ぶWord/Excel/PowerPoint 標準テキスト Windows8/Office2013対応版(定平誠、技術評論社)
担当教員 小野 哲也

到達目標

 1)ネットワーク上のサービスの概要や情報セキュリティ面の留意事項を理解し説明できること。
 2)インターネット技術によるWebでの情報発信を理解しHTML文書を作成できること。
 3)モデル化とシミュレーションを理解しプログラムでシミュレーションできること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安最低到達レベルの目安(可)
評価項目1ネットワーク上のサービスの概要や情報セキュリティ面の留意事項を理解し、主要な概念を正しく説明できる。ネットワーク上のサービスの概要や情報セキュリティ面の留意事項を理解し、関連する概念を正しく説明できる。ネットワーク上のサービスの概要や情報セキュリティ面の留意事項の一部の事実を確認できる。
評価項目2ファイルシステム、ハイパーリンクを理解し、色彩設定、作表、画像参照を伴う複数ファイルからなるHTML文書を作成できる。ファイルシステム、ハイパーリンクを理解し、色彩設定、作表、画像参照を伴う単一ファイルのHTML文書を作成できる。単一ファイルからなる文字表示中心の初歩的なHTML文書を作成できる。
評価項目3オイラー法で二次元空間内の運動のシミュレーションができ、主要な概念を正しく説明できる。オイラー法の考え方とシミュレーションプログラムを理解し、関連する概念を正しく説明できる。オイラー法のシミュレーションアルゴリズムの一部の事実を確認できる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標・サブ目標との対応 2-1 説明 閉じる

教育方法等

概要:
学校や家庭や職場で用いられる情報の活用・発信の手段や、情報の処理・通信の技術の概要の理解と、活用・発信の初歩的技術の修得、情報セキュリティ及び活用・発信における個人の責任の理解を目的とする。
授業の進め方・方法:
課題は期限までに実施すること。授業日は記憶媒体も持参すること。実力養成試験もないがしろにしないこと。 
提示する課題に自宅等や演習室等で取り組むこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明、整数や実数の表現 負整数や実数の表現を理解し十進数との変換ができる。
2週 情報モラル:ネット社会のモラルとマナー ネット社会のモラルとマナーについて無料通話アプリ、SEO、ネット依存など関連用語と共に理解し説明ができる。
3週 アルゴリズムと実行 基本的なデータ型と制御構造を理解し説明ができる。
4週 アルゴリズムと実行 データの平均のアルゴリズムを理解しプログラムのトレースができる。
5週 ファイルシステムとコマンドライン ファイルシステムとコマンドラインの関連用語を理解し説明ができる。
6週 アルゴリズムと実行 探索のアルゴリズムを理解しプログラムのトレースができる。
7週 ファイルシステムとコマンドライン ディレクトリ構造をコマンドラインで確認できる。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 試験解答、情報モラル:ネット社会での生活と危険性 ネット社会での生活と関連した危険性や対応をSNS、ジオタグ、電子証明書など関連用語と共に理解し説明ができる。
10週 タッチタイプ、情報モラル:ネット社会での生活と危険性 同上
11週 情報検索と計画表作成 旅行計画表の作成において複数種のWeb情報を統合し活用できる。
12週 情報検索と計画表作成 同上
13週 アルゴリズムと実行 並べ替えのアルゴリズムを理解しプログラムのトレースができる。
14週 アルゴリズムと実行、論理演算 同上。基本的論理演算の真理値表と記号が書ける。
15週 前期末試験
16週 試験解答、論理演算と論理回路 複数の論理演算の組み合わせについて数式表現が書ける。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験課題相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的理解6010000070
応用能力2010000030
分野横断的能力0000000