環境工学

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 環境工学
科目番号 0072 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 プリントの配布あり
担当教員 岩熊 美奈子

到達目標

1)環境汚染問題の発生原因および対策について理解することを目標とする
2)水質処理に関する知識の理解を目標とする。
3)さまざまな環境問題について、その原因と対策について考えることができる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本の環境に関する法律や過去の公害事件についてすべてを理解し、説明できる日本の環境に関する法律や過去の公害事件についていくつかは説明できる日本の環境に関する法律や過去の公害事件について最低限知っている
評価項目2化学物質が自然や人体に及ぼす影響やエネルギー問題を正しく理解し、説明できる。化学物質が自然や人体に及ぼす影響やエネルギー問題を正しく理解できる。化学物質が自然や人体に及ぼす影響をやエネルギー問題を最低限知っている
評価項目3現在の水処理技術に伴う各理論(生物的処理、物理、化学的処理)を正しく理解し、それを説明できる。現在の水処理技術に伴う各理論(生物的処理、物理、化学的処理)を正しく理解できる。水処理技術に伴う各理論(生物的処理、物理、化学的処理)を最低限知っている
評価項目4大気環境や地球の温暖化などの気体に関係する環境問題に対して正しい知識が得られ、説明できる。大気環境や地球の温暖化などの気体に関係する環境問題に対して正しく理解できる大気環境や地球の温暖化などの気体に関係する環境問題を最低限知っている

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
環境問題について広い知識を得ることを目的とする。環境汚染のシステムを論理的に説明でき、問題の改善点を各々が見出せるようになる。
授業の進め方・方法:
分析化学、無機化学、有機化学、生物化学を理解しておく
自己学習に関しては、授業中に渡したプリントや紹介図書を熟読すること。
注意点:
特になし

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 環境基本法 わが国の環境基本法について、成立の背景から習得する
2週 環境基本法 わが国の環境基本法について、成立の背景から習得する
3週 水の性質 水の基本的な性質について理解する
4週 環境の汚染について 主に環境汚染の背景を理解する
5週 環境の汚染について 主に環境汚染の背景を理解する
6週 公害について わが国の過去の公害の事例を参考に、今後の対策を考える
7週 公害について わが国の過去の公害の事例を参考に、今後の対策を考える
8週 公害について わが国の過去の公害の事例を参考に、今後の対策を考える
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 物理処理および化学処理 排水処理技術を知る(物理処理、化学処理)
11週 物理処理および化学処理 排水処理技術を知る(物理処理、化学処理)
12週 生物学的処理 排水処理技術を知る(生物学的処理)
13週 水質測定技術 排水を処理するうえで必要な技術を知る
14週 調査発表(前期中に) おもなテーマとして、エネルギーに関して調査する
15週 調査発表(前期中に) おもなテーマとして、エネルギーに関して調査する
16週
後期
3rdQ
1週 地球温暖化 地球温暖化の原因、対策等を知る
2週 地球温暖化 地球温暖化の原因、対策等を知る
3週 酸性雨 酸性雨の発生メカニズムを理解する
4週 酸性雨 酸性雨の発生メカニズムを理解する
5週 大気汚染 大気汚染の現状、発生について理解する
6週 大気汚染 大気汚染の現状、発生について理解する
7週 オゾン層の破壊 オゾン層の破壊について詳細に知る
8週 後期中間試験
4thQ
9週 エネルギー資源問題 エネルギー資源の枯渇について
10週 エネルギー資源問題 エネルギー資源の枯渇について
11週 環境の砂漠化 砂漠化の現状を知り、理解する
12週 化学汚染物質 環境ホルモンの働きがいかに影響を及ぼすかについて
13週 化学汚染物質 環境ホルモンの働きがいかに影響を及ぼすかについて
14週 調査発表(後期中に) 主なテーマとして環境破壊について調査発表をおこなう
15週 調査発表(後期中に) 主なテーマとして環境破壊について調査発表をおこなう
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野無機化学現代を支える代表的な新素材を例に、その機能と合成方法、材料開発による環境や生命(医療)等、現代社会への波及効果について説明できる。4
生物工学微生物を用いた廃水処理・バイオレメディエーションについて説明できる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力6010000070
専門的能力2010000030
分野横断的能力0000000