校外実習

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 校外実習
科目番号 0075 科目区分 専門 / 選択
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 物質工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 福留 功博

到達目標

1)実習先で求められる実習内容を理解し、実行できる。
2)実習内容を報告書にまとめることができる。
3)実習内容に基づき、実習で体験した内容や職業観意識をプレゼンテーションできる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1実習先で求められる実習内容を理解し、的確に実行できる。実習先で求められる実習内容を概ね理解し、実行できる。少し補助が必要だが、実習先で求められる実習内容を理解し、概ね実行できる。
評価項目2既定の体裁にしたがって、実習内容を報告書に過不足なく正確にまとめることができる。既定の体裁にしたがって、実習内容を報告書に概ねまとめることができる。実習内容を報告書にまとめることができるが、不備(報告書の体裁・誤字脱字など)がある。
評価項目3実習で体験した内容や職業観意識を適切な資料を用意し、プレゼンテーションできる。実習で体験した内容や職業観意識をプレゼンテーションできる。実習で体験した内容や職業観意識をプレゼンテーションできるが、用意した資料に不備がみられる。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (a) 説明 閉じる
JABEE (b) 説明 閉じる
JABEE (c) 説明 閉じる
JABEE (d) 説明 閉じる
JABEE (e) 説明 閉じる
JABEE (f) 説明 閉じる
JABEE (g) 説明 閉じる
JABEE (h) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
企業・教育機関等に於ける実習を通し、物質の合成・生産および製品の生産工程に用いられる現場の知識・技術を実際に体験する。職業観、技術者倫理と専門知識・技術がどのように現場で活かされているか再認識することを目的とする。これらの体験を通して、職業観意識の育成を図る。また、実習を通して得られた知見を校外実習体験報告会として報告し、レポート作成能力や自己表現力の育成を図る。
授業の進め方・方法:
1)実習期間は夏期休暇中(実習期間は10日程度)とする。
2)実習先は原則として企業および研究機関(大学を含む)とする。
3)実習中は実習先のルールを厳守し、安全面に注意を払い、学生らしい態度でテーマに取り組むこと。
4)定められた実習期間を守り、実習した内容を報告書にとりまとめ、提出期限までに担当教員へ提出すること。
5)実習先の事業内容、研究内容について充分、情報取集し、理解を深めておくこと。
注意点:

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
2週 (1)事前学習 実習先の事業内容の調査
3週 (1)事前学習 実習先で必要となる知識や技術に関する事前調査
4週 (1)事前学習 実習先で必要となる知識や技術に関する事前調査
5週 (2)校外実習 現地での実習
6週 (2)校外実習 現地での実習
7週 (2)校外実習 現地での実習
8週 (2)校外実習 現地での実習
2ndQ
9週 (2)校外実習 現地での実習
10週 (2)校外実習 現地での実習
11週 (2)校外実習 現地での実習
12週 (2)校外実習 現地での実習
13週 (2)校外実習 現地での実習
14週 (2)校外実習 現地での実習
15週 (3)校外実習体験報告会 実習報告書の作成、実習報告会用のプレゼンテーションの準備、実習体験報告会でのプレゼンテーション
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。3前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14

評価割合

レポート口頭発表成果品実技その他合計
総合評価割合2020204000100
知識の基本的な 理       解10105100035
思考・推論・創造 へ の 適 応 力00550010
汎用的技能55550020
態度・志向性 (人間力)000100010
総合的な学習経験 と創造的思考力555100025