輸送現象論

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 輸送現象論
科目番号 0094 科目区分 専門 / コース必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学科 対象学年 5
開設期 通年 週時間数 前期:2 後期:2
教科書/教材 水科篤郎「化学工学概論」産業図書
担当教員 金澤 亮一

到達目標

1)化学工学に関連した演習問題を解くことができる。
2)化学工学技能士に対応した問題を解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1化学工学に関連した演習問題を解くことができる。化学工学に関連した演習問題を教科書等を参照しながら解くことができる。化学工学に関連した演習問題を解法の解説を聞けば理解できる  A ・ B ・ C
評価項目2化学工学技能士問題を合格するレベルで解くことができる。化学工学技能士問題を教科書等を参照した上で解くことができる。化学工学技能士問題の解法を理解できる。  A ・ B ・ C
評価項目3  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B 説明 閉じる
JABEE d 説明 閉じる
JABEE e 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
化学工業において輸送現象を理解することは最も重要である。これまでに学習した化学工学関連科目の内容を演習問題を通じて復習し、輸送現象全般について理解することを目的とする。化学工学技能士試験の問題に対応した演習も行う。
授業の進め方・方法:
演習形式を主形式とする。自学自習も重要となる。
化学工学I、化学工学IIの内容を理解しておくことが望ましい。
注意点:

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                      
 ・前期末試験まで :
                                       
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       

 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明
化学工学の基礎
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
単位や収支に関する演習・解説
2週 化学工学の基礎 単位や収支に関する演習・解説
3週 化学工学の基礎 単位や収支に関する演習・解説
4週 化学工学の基礎 単位や収支に関する演習・解説
5週 流動 流動に関する演習・解説
6週 流動 流動に関する演習・解説
7週 伝熱 伝熱に関する演習・解説
8週 伝熱 伝熱に関する演習・解説
2ndQ
9週 前期中間試験
10週 試験答案の返却及び解説
蒸留
試験問題の解説及びポートフォリオの記入
蒸留に関する演習・解説
11週 蒸留 蒸留に関する演習・解説
12週 ガス吸収 ガス吸収に関する演習・解説
13週 ガス吸収 ガス吸収に関する演習・解説
14週 膜分離 膜分離に関する演習・解説
15週 膜分離
膜分離に関する演習・解説
16週 前期末試験答案の返却及び解説 試験問題の解説及びポートフォリオの記入
後期
3rdQ
1週 抽出・吸着 抽出・吸着に関する演習・解説
2週 抽出・吸着 抽出・吸着に関する演習・解説
3週 粉体操作 粉体操作に関する演習・解説
4週 粉体操作 粉体操作に関する演習・解説
5週 調湿・乾燥 調湿・乾燥に関する演習・解説
6週 調湿・乾燥 調湿・乾燥に関する演習・解説
7週 化学工学技能士問題 化学工学技能士問題の演習・解説
8週 化学工学技能士問題 化学工学技能士問題の演習・解説
4thQ
9週 化学工学技能士問題 化学工学技能士問題の演習・解説
10週 化学工学技能士問題 化学工学技能士問題の演習・解説
11週 化学工学技能士問題 化学工学技能士問題の演習・解説
12週 化学工学技能士問題 化学工学技能士問題の演習・解説
13週 化学工学技能士問題 化学工学技能士問題の演習・解説
14週 化学工学技能士問題 化学工学技能士問題の演習・解説
15週 学年末試験答案の返却及び解説 試験問題の解説及びポートフォリオの記入
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学化学・生物系分野化学工学SI単位への単位換算ができる。4前1,前2,後7
物質の流れと物質収支についての計算ができる。4前5,後7
化学反応を伴う場合と伴わない場合のプロセスの物質収支の計算ができる。4前3,前4,後8
管径と流速・流量・レイノルズ数の計算ができ、流れの状態(層流・乱流)の判断ができる。4前5,前6,後8
流れの物質収支の計算ができる。4前5,前6,後8
流れのエネルギー収支やエネルギー損失の計算ができる。4前5,前6,前7,前8,後9
流体輸送の動力の計算ができる。4前6,後9
蒸留の原理について理解できる。4前11,後10
単蒸留、精留・蒸留装置について理解できる。4前11,後10,後11
蒸留についての計算ができる(ラウールの法則、マッケーブシール法等)。4前11,後11
基本的な抽出の目的や方法を理解し、抽出率など関係する計算ができる。4後1,後12,後13
吸着や膜分離の原理・目的・方法を理解できる。4前14,前15,後2,後14

評価割合

試験小テストレポート合計
総合評価割合403030100
知識の基本的理解30202070
思考・推論・創造への適応力10101030
汎用的技能0000
態度・志向性(人間力)0000
総合的な学習経験と創造的思考力0000