英作文

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 英作文
科目番号 0014 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 New Favorite English Expression I (東京書籍) 9784487165698, New Favorite English Expression I English Grammar (東京書籍) 9784487373918, 総合英語 Be 3rd Edition (いいずな書店) 9784864602013
担当教員 松川 兼大

到達目標

1.文型や時制といった英文法の根幹にあたる概念を理解できる。
2.英文法の基礎的な知識を活用して、実際の英語運用に役立てることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目150~60語程度のまとまった文章を、読み手に伝わるように文法的に正しい英語で書くことができる。 30~40語程度のまとまった文章を、読み手に伝わるようにおおむね文法的に正しい英語で書くことができる。 20~30語程度の文章を、部分によっては文法的に正しい英語で書くことができる。
評価項目2該当する文法知識にもとづいて英文の主意を把握し、またわからない語句を調べることで正確な意味を理解できる。 該当する文法知識にもとづいて英文の主意を把握し、またわからない語句を調べることで、ほぼ正確な意味を理解できる。 該当する文法知識にもとづいて英文の意味を推測し、またわからない語句を調べることで、ある程度の意味を理解できる。
評価項目3事前に準備すれば、聞き手に伝わりやすい構成を考えて、自分の伝えたい事柄をほぼ文法的に正しい英語で話すことができる。 事前に準備すれば、自分の伝えたい事柄をおおむね文法的に正しい英語で話すことができる。 事前に準備すれば、文法を意識して最低限自分の伝えたい事柄を英語で話すことができる。
評価項目4相手が明瞭な英語を話していれば、文法知識にもとづいて発話の内容をほぼ正確に理解できる。 相手が明瞭な英語を話していれば、文法知識にもとづいて発話の内容をおおむね理解できる。 相手が明瞭な英語を話していれば、文法知識にもとづいて発話の内容を推測することができる。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
英語の4技能(話す・聞く・書く・読む)の土台となる文法事項を体系的に身につけることを目的とする。
授業の進め方・方法:
1.教科書の内容を補足したり練習問題を追加したりするので、ノートを別に用意すること。
2.電子辞書(紙辞書も可)を毎時間かならず持ってくること。
3.基礎的な英文法の習得を主たる目的とするが、話したり聞いたりするアクティヴィティも含むため積極的に参加すること。
4.各LessonのFocusに目をとおし、Exercisesの問題を解いたうえで授業に臨むこと。
5.わからない語句については予習の段階で調べておくこと。
6.ワークブックを適宜回収し日頃の学習状況をチェックするので、復習に力を入れること。
注意点:
1.追試験は正当な理由がある場合のみ受験が認められる。
2.学年末の成績評価が60点未満の者は次年度に再試験を受験することができる。
3.学年末の成績評価が45点以上60点未満の者は年度内再試験を受験することができる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業計画の説明、授業の導入
Bridge Lesson 1~3
品詞や文の要素、句と節といった英文法を学ぶうえで欠かせない知識を習得する。
2週 Lesson1 Hello, Japan!
第1文型~第3文型(SV, SVC, SVO)の特徴を理解し、文の意味を正しく読み取ることができる。
3週 Lesson1 Hello, Japan!

第1文型~第3文型(SV, SVC, SVO)の知識を活用して自己紹介文を作り、発表することができる。
4週 Lesson2 A Present for Sophie
第4文型、第5文型(SVOO, SVOC)の特徴を理解し、文の意味を正しく読み取ることができる。
5週 Lesson2 A Present for Sophie

第4文型~第5文型(SVOO,SVOC)の知識を活用して歓迎会やプレゼントを渡す場面を想定した英文を作り、発表することができる。
6週 Lesson3 What Did You Do?
時制(現在形・過去形)、進行形(現在進行形・過去進行形)について復習するとともに、それらの形が表す時間の幅について理解を深める。
7週 Lesson3 What Did You Do?

時制や進行形の適切な使用、効果的な構成を考えながら、英語で手紙を書くことができる。
8週 Lesson4 Let's Go on a Trip 未来を表す表現(will, be going to)について復習し、用法の違いを理解する。また現在進行形や現在形で表される未来があることを学ぶ。
4thQ
9週 後期中間試験、答案返却及び解説
第1週~第8週の学習内容が定着しているかを確認する。試験問題の解説およびポートフォリオの記入を行う。
10週 Lesson4 Let's Go on a Trip
未来を表す表現を適切に用いて、自分の予定を伝えることができる。
11週 Lesson4 Let's Go on a Trip

前回に引き続き、未来を表す表現を適切に用いて自分の予定を伝える練習をする。
12週 Lesson5 Music Lovers
現在完了形、現在完了形の基本的な概念・用法を理解する。
13週 Lesson5 Music Lovers
現在完了形を用いて、相手の好きな歌についてインタビューすることができる。またそれに答えたり、適度に相づちを加えたりできる。
14週 Lesson6 What a Day!
過去完了形・過去完了進行形の基本的な概念・用法を理解する。
15週 Lesson6 What a Day!
過去完了形や過去完了進行形を用いて過去の出来事について報告できる。
16週 学年末試験、試験答案の返却及び解説 第10週~第15週の学習内容が定着しているかを確認する。試験問題の解説およびポートフォリオの記入を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識聞き手に伝わるよう、句・文における基本的なリズムやイントネーション、音のつながりに配慮して、音読あるいは発話できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
明瞭で聞き手に伝わるような発話ができるよう、英語の発音・アクセントの規則を習得して適切に運用できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。1後2,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を基本的な表現を用いて英語で話すことができる。1後1,後2,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
説明や物語などの文章を毎分100語程度の速度で聞き手に伝わるように音読ができる。1後2,後5,後7,後11,後13
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。1後2,後5,後7,後9,後11,後13,後16
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。1後2,後9,後11,後13,後16
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、実際の場面で積極的にコミュニケーションを図ることができる。2後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
実際の場面や目的に応じて、基本的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト)を適切に用いることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。1
英語でのディスカッション(必要に応じてディベート)を想定して、教室内でのやり取りや教室外での日常的な質問や応答などができる。1
母国以外の言語や文化を理解しようとする姿勢をもち、教室内外で英語で円滑なコミュニケーションをとることができる。1
関心のあるトピックについて、200語程度の文章をパラグラフライティングなど論理的文章の構成に留意して書くことができる。1
関心のあるトピックや自分の専門分野のプレゼン等にもつながる平易な英語での口頭発表や、内容に関する簡単な質問や応答などのやりとりができる。1
実際の場面や目的に応じて、効果的なコミュニケーション方略(ジェスチャー、アイコンタクト、代用表現、聞き返しなど)を適切に用いることができる。1

評価割合

定期試験発表課題・平常点態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合90010000100
基礎的能力90010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000