概要:
学校や家庭や職場で用いられる情報の活用・発信の手段や、情報の処理・通信の技術の概要の理解と、活用・発信の初歩的技術の修得、情報セキュリティ及び活用・発信における個人の責任や対策の理解を目的とする。
授業の進め方・方法:
座学部分とパソコン演習部分がある。これらそれぞれの単独の週間勉強量ピークを下げるために、それそれ半分ずつ2週に分けることもある。
提示する課題に自宅等や演習室等で取り組むこと。
試験では説明や用語記述の設問も多いので、課題以外にも、普段から教材に目を通すなど復習をすること。
注意点:
課題は期限までに実施すること。授業日は記憶媒体及び配布プリントも持参すること。
総合評価の80%は実力養成試験を含む試験評価、20%が課題評価である。実力養成試験も課題もないがしろにしないこと。
復習や課題をスマートにするためにもまず授業を大事にすること。
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業計画の説明、タッチタイプ、プレゼンソフト演習 |
授業計画等の説明。 タッチタイプの確認。文字と図形を入力できる。
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2週 |
問題解決の手段 |
PDCAサイクル、ブレインストーミングを説明できる。 2の補数を求められる。
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3週 |
プレゼンソフト演習 |
グラフを入れられる。動きを入れられる。
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4週 |
問題解決の手段 |
種々のグラフの特徴、正や負の相関、制御構造、アルゴリズムの要件を説明できる。
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5週 |
コンピュータを利用した問題解決 |
目的が同じでも、全く異なる複数のアルゴリズムが存在することが理解できる。
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6週 |
情報技術と社会 |
情報の共有やネットワークの活用のいくつかを説明できる。 暗号資産、電子マネー、ICカード型、ネットワーク型を説明できる。
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7週 |
表計算ソフト演習 |
順位を入れられる。VLOOKUP関数の働きを理解できる。
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8週 |
前期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験解答・解説、情報技術と社会、ディジタル表現 |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入 アクセシビリティ、方式主義と無方式主義を説明できる。2の補数同士の加減算ができる。
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10週 |
情報技術と社会、ディジタル表現 |
プライバシー、肖像権、パブリシティー権、オプトイン方式とオプトアウト方式を説明できる。 数を浮動小数点数形式で表せる。
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11週 |
表計算ソフト演習 |
検索と条件付き集計の関数の働きを理解できる。
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12週 |
情報技術と社会、ディジタル表現 |
情報格差、テクノ不安症とテクノ依存症を説明できる。 浮動小数点数形式のデータを数に直せる。
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13週 |
ワープロソフト演習 |
図やデザイン文字の入る文書を作成できる。
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14週 |
無償のソフトウェアの分類、問題解決、論理演算 |
コピーレフト、シェアウェア、PDS、OSSを説明できる。 基本的論理演算の真理値表と記号が書ける。 ある時点の値と刻み幅ごとの増分から未来の値の近似値を算出できる。
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15週 |
問題解決、論理演算と論理回路 |
オイラー法を説明できる。AND、OR、NOTの各演算の値が追える。
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16週 |
前期末試験(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
前期末試験。 試験問題の解説及びポートフォリオの記入.。
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後期 |
3rdQ |
1週 |
問題解決 |
数値積分の矩形法について、説明と、単純な数式についての手計算ができる。
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2週 |
問題解決 |
数値積分の台形法と中点法について、説明と、単純な数式についての手計算ができる。
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3週 |
ワープロソフト演習 |
数式が入れられる。
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4週 |
問題解決 |
シンプソン法のについて、説明と、単純な数式についての手計算ができる。 オイラー法、矩形法、台形法を例に、刻み幅に対する誤差の傾向を理解し説明できる。
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5週 |
表計算ソフト演習 |
VLOOKUP関数が使える。
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6週 |
論理演算と論理回路 |
論理式から真理値表が書ける。論理式と論理回路との書き換えができる。
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7週 |
表計算ソフト演習 |
COUNTIF関数とSUMIF関数が使える。
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
後期中間試験解答・解説、表計算ソフト演習 |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入.。 並べ替えとフィルター機能を利用できる。
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10週 |
問題解決 |
モデル化とシミュレーションについて理解し説明ができる。 計算機εを説明できる。
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11週 |
表計算ソフト演習 |
対数グラフを作成できる。
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12週 |
データベース |
フィールドとレコード、結合、選択、正規化、データベース管理システムを説明できる。
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13週 |
コンピュータを利用した問題解決 |
プログラムによるシミュレーションの計算過程を追うことができる。
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14週 |
ネットワークのしくみ |
HTMLのタグを説明できる。
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15週 |
表計算ソフト演習 |
2パラメータの数式を計算させられる。
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16週 |
学年末試験(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
学年末試験。 試験問題の解説及びポートフォリオの記入.。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前1,前3,前6,前7,前9,前10,前11,前12,前13,後3,後5,後7,後9,後11,後14,後15 |
論理演算と進数変換の仕組みを用いて基本的な演算ができる。 | 3 | 前2,前14,前15,後6 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前5,前9,前10,前14 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前6,前10,前12,後14 |
同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前4,前5,前14,前15,後1,後2,後4,後10,後12,後13 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前5,後4,後13 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 前5,後4 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前6,前9,前10 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前6,前9,前10 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前6,前9,前10 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前6,前9,前10 |