到達目標
1）BIMを用いた製図概念の習得
2）BIMを用いた3Dモデル作成方法の習得
3）BIMの3Dモデルからのプレゼンテーション図面作成方法の習得
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
| 評価項目1 | BIMモデル作成の各種設定を行うことができる。 | BIMモデル作成のための各種設定をテキストを参考にするあるいは指導を受けながら行うことが出来る。 | BIMモデル作成のための設定を行うことができない。 |
| 評価項目2 | BIMを用いた3Dモデル作成を行うことが出来る。 | BIMを用いた3Dモデルを指導を受けながら作成することができる。 | BIMを用いた3Dモデルを作成することができない。 |
| 評価項目3 | BIMの3Dモデルから平面図、立面図、断面図、透視図を作成することができる。 | BIMの3Dモデルから各種図面を指導を受けながら作成することができる。 | BIMの3Dモデルから各種図面を作成することが出来ない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
BIM（Building Information Modeling）システムを用いた製図手法の概念を習得し、BIMを用いてオフィスビルディングの3Dモデルを作成し、そこから各種図面（平面図、立面図、断面図、透視図）を取り出してプレゼンテーション図面を作成する演習を行う。
授業の進め方・方法:
BIMシステムを利用してオフィスビルディングの3Dモデルを作成し、BIMの概念・利用方法を演習する。
注意点:
３年次開講の建築CADで学習したCADの基本的な利用方法について復習しておく。
演習はBIMシステムを利用して行うため、授業時間内で足りない場合は放課後や休み時間などを利用して演習をすすめることが望ましい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
| 後期 |
| 3rdQ |
| 1週 |
ガイダンス
BIMの解説 |
授業の目的の理解
BIMの概念の理解
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| 2週 |
BIMを用いた３Dモデル作成のための基本設定 |
BIM３Dモデルのための建物の基本設定の方法の習得
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| 3週 |
BIMを用いた３Dモデル作成
基礎、および１階の作成 |
BIMの３Dモデル作成方法の理解
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| 4週 |
BIMを用いた３Dモデル作成
１階の開口部、家具の設置。 |
BIMの組み込みモデルの利用方法の理解
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| 5週 |
BIMを用いた３Dモデルの作成
１階モデルから２階モデルを作成する。 |
BIMの３Dモデルを複製し、属性データを変更することでモデルを作成する方法について学習する
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| 6週 |
BIMを用いた３Dモデルの作成
２階モデルから３階モデルを作成する演習（１） |
各自で１階から２階を作成する方法を参考に２階から３階モデルを作成しBIMのモデル作成方法を習得する。
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| 7週 |
BIMを用いた３Dモデルの作成
２階モデルから３階モデルを作成する演習（２） |
各自で１階から２階を作成する方法を参考に２階から３階モデルを作成しBIMのモデル作成方法を習得する。
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| 8週 |
BIMを用いた３Dモデルの作成
３階モデルから屋上階を作成する。 |
３階のモデルを複製し、形状を変更して３Dモデルを作成する方法を習得する
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| 4thQ |
| 9週 |
BIMを用いた３Dモデルの作成
３階モデルから屋上階を作成する。 |
３階のモデルを複製し、形状を変更して３Dモデルを作成する方法を習得する
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| 10週 |
BIMを用いたプレゼンテーション図面の作成
平面図、立面図、断面図の作成 |
ビューポートを用いた平面図、立面図、断面図の作成方法を習得する
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| 11週 |
BIMを用いたプレゼンテーション図面の作成
透視図の作成 |
ビューポートを用いた外観透視図、室内観透視図の作成方法を習得する。
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| 12週 |
BIMを用いたプレゼンテーション図面の作成
平面図、立面図、断面図、透視図の調整 |
ビューポートの設定を変更して各種図面の見え方を調整する方法を習得する
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| 13週 |
プレゼンテーション図面の作成 |
図面の種類別配置について習得して実践する
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| 14週 |
プレゼンテーション図面作成 |
図面の尺度、縮尺について理解して
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| 15週 |
プレゼンテーション図面の作成
課題提出 |
課題提出
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| 16週 |
ポートフォリオ記入 |
ポートフォリオ記入
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
| 分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
| 専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 設計・製図 | 製図用具の特性を理解し、使用できる。 | 4 | 後15 |
| 線の描き分け(3種類程度)ができる。 | 4 | 後12 |
| 文字・寸法の記入を理解し、実践できる。 | 4 | 後13 |
| 建築の各種図面の意味を理解し、描けること。 | 4 | 後10 |
| 図面の種類別の各種図の配置を理解している。 | 4 | 後13 |
| 図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。 | 4 | |
| 立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。 | 4 | 後11,後12 |
| ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。 | 4 | 後15 |
| 各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。 | 4 | 後9 |
評価割合
| 制作課題 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
| 総合評価割合 | 100 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 100 |
| 基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
| 専門的能力 | 40 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 40 |
| 分野横断的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 |