建築計画Ⅱ

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 建築計画Ⅱ
科目番号 0062 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建築学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 浅野平八編著:わかる建築学1「建築計画」978-4761525262
担当教員 杉本 弘文

到達目標

1)各種建築の建築計画と基本設計に最低限必要な基本的な事項が説明できること。
2)建築計画に関する人間および社会のからの要求・計画条件を把握できること。
3)各種建築の基本的な計画ができること。
4)各種建築の事例を建築計画的に理解が出来ること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1建築物の計画・設計に必要な基礎的な知識を有し、各種建築物の計画・設計のポイントを説明できる。建築物の計画・設計に必要な基礎的な知識をおおよそ理解している。建築物の計画・設計に必要な最低限の知識を有している。  A ・ B ・ C
評価項目2建築計画の歴史的背景や社会から建築に求められていることを十分に理解し、新しい建築物を提案できる。建築計画の歴史的背景や社会から建築に求められていることを理解している。建築計画の成り立ちをおおよそ理解している。  A ・ B ・ C
評価項目3各種建築物に求められる空間的相互関係や社会的要求について十分に理解し、建築図面を描くことができる。各種建築物の計画・設計の要点について理解し、建築図面を描くことができる。各種建築物の基本的な計画・設計条件について理解し、ある程度建築図面を描くことができる。  A ・ B ・ C
評価項目4各種建築物の計画・設計の要点を十分に理解し、実在する建築物について他人に理解できるようプレゼンテーションできる。各種建築物の計画・設計の要点を理解し、実在する建築物について説明できる。各種建築物の計画・設計の要点をある程度理解し、実在する建築物の特徴を把握できる。  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築空間の一般的に望ましいあり方と、、その設計計画手法及び必要な検討事項を理解する。
授業の進め方・方法:
1)計画手法と検討事項を抽象的ではなく具体的に説明するために,PPTや配布資料などによって設計例をできる限り多く紹介するので、各施設計画の総合的な理解を手掛かりに受講者自らが意識的・自発的に建築空間を体験したり、建築家がデザインした設計例を学習すること。
2)本講義は建築・都市の設計につながる科目である。自らの作品づくり・提案に必要な創造(想像)力や思考力を養う機会とすること。
3)授業で得る知識は設計競技や資格取得(建築士、建築施工管理技士、福祉住環境コーディネーター等)につなげるためのものである。各自が積極的に課外活動に取り組むための機会とすること。
注意点:
授業は建築学科多目的演習室にて行う。
参考資料として、日本建築学会編「コンパクト建築設計資料集成](丸善出版)、初めての建築計画(学芸出版社)等を使用すると共に授業内で適宜プリントを配布する

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。

【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                      
 ・前期末試験まで :
                                       
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       

 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明 授業の内容を理解し、学習計画を立てる
2週 集会・コミュニティ施設の役割と機能 集会・コミュニティ施設の役割と機能を理解する
3週 集会・コミュニティ施設の基本計画 集会・コミュニティ施設の基本計画を理解する
4週 集会・コミュニティ施設計画のプロセス 集会・コミュニティ施設の計画プロセスを理解する
5週 集会・コミュニティ施設の事例分析 集会・コミュニティ施設の事例を分析し、各事例の特徴を説明できる
6週 図書館の定義と目的、機能、基本計画 図書館の定義と目的、機能、基本計画を理解する
7週 図書館の各部の計画と出納システム 、事例分析 図書館の各部の計画と出納システム を理解する。図書館の事例を分析し、各事例の特徴を説明できる
8週 前期中間試験
試験答案の返却及び解説
2ndQ
9週 劇場・ホールの種類と機能 劇場・ホールの種類と機能を理解する
10週 劇場・ホールの基本計画 劇場・ホールの基本計画を理解する
11週 劇場・ホールの舞台・観客席の計画と設計、事例分析 劇場・ホールの舞台・観客席の計画と設計を理解する。劇場・ホールの事例を分析し、各事例の特徴を説明できる
12週 宿泊施設の概要(歴史・種類) 宿泊施設の概要(歴史・種類)を理解する
13週 宿泊施設の全体計画①(部門・動線計画・構造設備計画・関連法規) 宿泊施設の全体計画①(部門・動線計画・構造設備計画・関連法規)を理解する
14週 宿泊施設の全体計画②(部門・動線計画・構造設備計画・関連法規) 宿泊施設の全体計画②(部門・動線計画・構造設備計画・関連法規)を理解する
15週 宿泊施設の各部門の計画と設計(客室部門・パブリック部門・管理部門)、事例分析 宿泊施設の各部門の計画と設計(客室部門・パブリック部門・管理部門)を理解する。宿泊施設の事例を分析し、各事例の特徴を説明できる
16週 前期末試験
試験答案の返却及び解説

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。3
教育や福祉系の施設(例えば、小学校、保育所、幼稚園、中・高・大学など)あるいは類似施設の計画について説明できる。3
文化・交流系の施設(例えば、美術館、博物館、図書館など)あるいは類似施設の計画について説明できる。3
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。3
建築計画・設計の手法一般について説明できる。3

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力4000010050
専門的能力4000010050
分野横断的能力0000000