到達目標
【前期:統計】
1.様々な仮定のもとで母数の点推定と区間推定ができる.
2.様々な仮定のもとで母数の仮説検定ができる.
【後期:離散数学】
3.離散数学の代表的な定理,アルゴリズムを理解して具体的な問題を解くことができる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安
A | 標準的な到達レベルの目安
B | 未到達レベルの目安
C | (学生記入欄)
到達したレベルに〇をすること。 |
評価項目1 | いろいろな母数について推定できる | 特別な母数の区間推定ができる | 標本平均について求められる | A ・ B ・ C |
評価項目2 | いろいろな母数について検定できる | 特別な母数について検定できる | 仮説が立てられる | A ・ B ・ C |
評価項目3 | 離散数学の応用問題を解く事ができる | 離散数学の標準的な問題を解くことができる | 離散数学の基本的な問題を解くことができる | A ・ B ・ C |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B1
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JABEE c
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教育方法等
概要:
現代の工業・医療・政策等の現代社会を支えるプラントの管理,製品の品質,医薬品の効果の検証には検定の手法がよく用いられている.現代社会を支える必須の統計的手法の基礎を学ぶ.
また離散数学の代表的な定理やアルゴリズムを学び、問題に対する考え方や態度、論理的思考力を身につける.
授業の進め方・方法:
授業は教科書とプリントを中心に、講義と演習を行う。
また課題プリントを通して、講義内容の演習・復習を行う。
注意点:
課題や小テストは平常点として加味する.
定期試験は物質工学科、建築学科で共通の試験を実施する.
試験80%(定期試験400点)、平常点20%(課題・小テスト等)
ポートフォリオ
(学生記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
(記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
・後期中間試験まで:
・学年末試験まで :
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
(記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
・前期中間試験 点数: 総評:
・前期末試験 点数: 総評:
・後期中間試験 点数: 総評:
・学年末試験 点数: 総評:
【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
・総合評価の点数: 総評:
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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
・後期中間試験まで:
・学年末試験まで :
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明 これまでの復習 |
確率の基本用語と正規分布について復習する
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2週 |
ベイズの定理 |
条件付き確率と事後確率の定義を理解して計算することができる
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3週 |
統計量と標本分布 |
統計量と標本分布について理解する
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4週 |
いろいろな確率分布 |
いろいろな確率分布を理解する
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5週 |
点推定・母平均の区間推定 |
点推定および母平均の区間推定をすることができる
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6週 |
母分散・母比率の区間推定 |
母分散・母比率を区間推定することができる
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7週 |
まとめ |
これまでの内容の総合演習をする
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8週 |
後期中間試験 |
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2ndQ |
9週 |
仮説と検定 |
仮説検定の考え方を理解し、調べたい仮説を適切に検定することができる
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10週 |
母平均の検定(1) |
標本数が多い場合について、正規分布を用いて検定することができる
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11週 |
母平均の検定(2) |
分散が未知の正規分布に従うとき,母平均についてt分布を用いて検定することができる
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12週 |
母平均の差の検定 |
母平均の差について検定することができる
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13週 |
母分散の検定と母比率の検定 |
母分散と母比率について検定することができる
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14週 |
適合度の検定と独立性の検定 |
適合度と独立性について検定することができる
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15週 |
まとめ |
これまでの内容の総合演習をする
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16週 |
学年末試験 (17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
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後期 |
3rdQ |
1週 |
1対1対応の考え方 |
1体1対応の考え方を理解する
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2週 |
数学的帰納法(1) |
自然数に関する命題と数学的帰納法について理解する
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3週 |
数学的帰納法(2) |
自然数に関する命題に対し,数学的帰納法を用いて証明することができる
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4週 |
敷き詰めの問題 |
敷き詰めの問題を通して,問題解決の考え方や態度を身に着ける
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5週 |
鳩の巣原理 |
鳩の巣原理について理解し、問題解決の考え方や態度を身に付ける
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6週 |
組み合わせゲーム |
ニムゲーム等の組み合わせゲームを通して、論理的思考力を身に付け、問題解決の考え方を学ぶ
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7週 |
まとめ |
これまでの内容の総合演習をする
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8週 |
後期中間試験 |
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4thQ |
9週 |
グラフの基本と握手補題 |
グラフの基本用語と握手補題について理解する
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10週 |
一筆書き定理 |
図形が一筆書きできる条件を理解し,与えられた図形が一筆書きできるか判別できる
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11週 |
ハミルトン閉路問題とダイクストラ法 |
グラフがハミルトン閉路を持つための必要条件を理解する。またダイクストラ法を用いて、最短経路を求められるようになる
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12週 |
グラフの平面性とオイラーの多面体定理 |
平面グラフの定義とオイラーの多面体定理の主張について理解し、グラフが平面的か判定できるようになる
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13週 |
頂点彩色とスケジューリング問題 |
グラフの頂点彩色について理解する. またグラフの彩色を利用して、スケジューリング問題の特別な場合を解けるようになる
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14週 |
6色定理と美術館定理 |
6色定理と美術館定理の証明を理解し、いろいろなグラフの族で染色数の評価ができるようになる.
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15週 |
まとめ |
これまでの内容の総合演習をする
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16週 |
学年末試験(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入) |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 80 | 0 | 0 | 0 | 0 | 20 | 100 |
基礎的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 70 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |