到達目標
1 講義で扱う哲学者の中心概念や主要な論点について理解し、説明できるようになる。
2 いくつかの論点について、自分なりに筋道をたてて論じられるようになる。
3 西洋哲学の主要な著作を読むことができるようになる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安
A | 標準的な到達レベルの目安
B | 未到達レベルの目安
C | (学生記入欄)
到達したレベルに〇をすること。 |
評価項目1 | 哲学史的な背景を踏まえて基本的な用語を理解し、自分の言葉で説明できる。 | 西洋哲学の基本的な用語を理解し、説明することができる。 | 西洋哲学の基本的な用語を理解しようと努力することができる。 | A ・ B ・ C |
評価項目2 | 授業で扱う哲学者の議論の流れを理解したうえで、自分なりの論点を発見し、それについて論理的に述べることができる。 | 授業で扱う哲学者の議論の流れを理解し、説明することができる。 | 授業で扱う哲学者の議論を断片的には理解できる。 | A ・ B ・ C |
評価項目3 | 文献に書かれた内容を正しく理解し、要点をまとめることができる。 | 文献に書かれた内容をおおよそ理解できる。 | 文献を読もうと努力することができる。 | A ・ B ・ C |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この授業では、古代から近代に至るまでの西洋哲学の歴史を概観する。プラトン、デカルト、カントといった主要な哲学者の思想を取り上げ、彼らが何を問題とし、その問題にどのように取り組んだのかを考察していく。
授業の進め方・方法:
授業は、基本的にパワーポイントを用いた講義形式で行なう。
注意点:
1 事前に教科書の該当箇所を読んでおくこと。
2 授業で資料を配布するので、授業内容を振り返りながら読むこと。
3 レスポンス・ペーパーやレポートなどの提出物を課すことがあるので、提出の注意事項・期限を守って提出すること。
ポートフォリオ
(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
(記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
(記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
・前期中間試験 点数: 総評:
・前期末試験 点数: 総評:
【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
・総合評価の点数: 総評:
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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
イントロダクション |
授業計画・到達目標・成績評価の方法について理解し、与えられた課題をこなす。
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2週 |
哲学とは何か |
哲学という学問が、自然科学などの他の学問とどのように異なるのかを理解する。
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3週 |
ソクラテス──彼はなぜ殺されたのか |
いわゆる無知の知について理解する。
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4週 |
プラトン──イデア論 |
イデア論について学ぶ。
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5週 |
アリストテレス──正義とは何か |
アリストテレスの倫理思想を概観する。
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6週 |
デカルト──その生涯と著作について |
デカルトの生涯と著作を把握する。
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7週 |
デカルト──私は考える、ゆえに私は存在する |
方法的懐疑について理解する。
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8週 |
後期中間試験 |
試験の実施
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4thQ |
9週 |
後期中間試験の解説 |
試験答案の返却と解説
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10週 |
ライプニッツ──モナドには窓がない |
モナドという概念についておおよそ理解する。
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11週 |
イギリス経験論──ロック |
イギリス経験論の思想的特徴の大枠を捉える。
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12週 |
イギリス経験論──バークリ 、ヒューム |
イギリス経験論の思想的特徴の大枠を捉え、両者の論点を整理する。
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13週 |
カント──その生涯と著作について |
カントの生涯と著作を把握する。
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14週 |
カント──コペルニクス的転回 |
コペルニクス的転回について学ぶ。
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15週 |
カント──わが内なる道徳法則 |
カントの倫理思想を概観する。
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16週 |
学年末試験 (17週目は試験答案の返却と解説およびポートフォリオの記入) |
試験の実施
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 5 | 0 | 35 | 100 |
基礎的能力 | 40 | 0 | 0 | 5 | 0 | 25 | 70 |
専門的能力 | 20 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 30 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |