建築CAD演習

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 建築CAD演習
科目番号 0079 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教材を必要に応じて配布する
担当教員 中村 裕文

到達目標

1)BIMを用いて住宅の設計を行うことができる様になる
2)レンダリングについて理解して3Dモデルのレンダリング図を作成することが出来るようになる
3)BIMモデルからプレゼンテーション図面を作成出来るようになる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1BIMを用いて住宅の設計を行うことが出来る指導を受けながらBIMで住宅の設計を行うことが出来るBIMを用いずに住宅の設計を行うことができる。  A ・ B ・ C
評価項目2レンダリングのための光源の設定、テクスチャの設定などを行うことが出来きる指導を受けながらレンダリングのための光源の設定、テクスチャの設定などを行うことが出来きる隠線消去で図面を表示することができる  A ・ B ・ C
評価項目3BIMモデルから各種図面を取り出してレイアウトすることが出来る指導を受けながらBIMモデルから各種図面を取り出してレイアウトすることが出来るBIMモデルからの図面取り出しを用いずに所要図面をレイアウトを行うことが出来る  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

JABEE c 説明 閉じる
JABEE d 説明 閉じる
JABEE e 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
BIMを用いて戸建て住宅の設計を行い、3Dモデルにレンダリングを施してプレゼンテーション図面を作成する
授業の進め方・方法:
BIMを用いて住宅の設計を行い住宅3Dモデルを作成する。
単元毎に3Dモデルによる設計方法を解説し設計に取り組む。
レンダリングについては光源の設定、天空光の設定、テクスチャの設定、レンダリング方法について解説し、各自レンダリングを行う。
注意点:
4年次の意匠CADについて理解しておくこと。
演習は授業時間内では充分に時間が確保出来ない場合、放課後、休み時間を利用して各自すすめること。

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。

【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                      
 ・前期末試験まで :
                                       
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       

 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


-------------------------------------------------------------------------------------------------------------------
(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス
課題説明
課題の意図を理解する。
2週 BIMを用いた設計について
エスキース、簡易モデルによる検討の方法
BIMをもちいてエスキースを行う方法を理解する。
3週 BIMを用いた住宅設計
簡易3Dモデルによる外観の検討
簡易3Dモデルを作成し外観の検討を行う
4週 BIMを用いた住宅設計
各階平面の計画
BIMを用いて各階平面の基本計画を行う
5週 BIMを用いた住宅設計
各階平面の計画
簡易モデルからBIMモデルへ変更を行う
壁、構造の作成
6週 BIMを用いた住宅設計
各階平面の計画
簡易モデルからBIMモデルへ変更を行う開口部の作成
7週 BIMを用いた住宅設計
屋根の計画
BIMモデルの屋根を作成する
8週 BIMを用いた住宅設計
全体の調整
BIMの機能を利用して外構の計画、デザインの修正を行う
2ndQ
9週 BIMを用いた住宅設計
住宅モデルの完成
住宅3Dモデルを完成する
10週 3Dモデルレンダリングについての講義 レンダリングのための設定について理解する。
11週 3Dモデルレンダリングについての演習 作成した3Dモデルに光源、テクスチャなどを設定してレンダリングを行い、効果を確認する。
12週 3Dモデルレンダリング作成 外観透視図、室内観透視図のレンダリングモデルを作成する。
13週 プレゼンテーション図面作成
各種図面の準備
ビューポート機能を利用してプレゼンテーション図面に必要な図面を準備する
14週 プレゼンテーション図面作成
図面レイアウト
レイアウトレイヤを利用して各種図面を配置する
15週 プレゼンテーション図面作成
課題提出
プレゼンテーション図面を完成する。
図面ファイルを提出する。
16週 ポートフォリオ記入 ポートフォリオ記入

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野施工・法規確認と許可について説明できる。4
設計・製図製図用具の特性を理解し、使用できる。4前2
線の描き分け(3種類程度)ができる。4前2
文字・寸法の記入を理解し、実践できる。4前2
建築の各種図面の意味を理解し、描けること。4前14
図面の種類別の各種図の配置を理解している。4前14
図面の尺度・縮尺について理解し、図面の作図に反映できる。4前14
立体的な発想とその表現(例えば、正投象、単面投象、透視投象などを用い)ができる。4前12
ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。4前15
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。4前9
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。4前6
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。4前2
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。4前9
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。4前9
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。4
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。4
建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。4
建築における形態(ものの形)について説明できる。4

評価割合

制作物発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力400000040
専門的能力400000040
分野横断的能力200000020