建築デザイン

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 建築デザイン
科目番号 0081 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 建築を変えた100のアイデア,BNN新社,Richard Weston著/R.I.C.Publications ほか 訳
担当教員 中村 孝至

到達目標

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1環境デザインの事例について分析し、その思想・手法について説明できる。環境デザインの現在までのデザインを大まかに説明できる。環境デザインの基礎的知識がある。
評価項目2現代建築のデザインについて、事例などを挙げて系統的に詳しく説明できる。現代建築のデザインについて、系統的な知識がある。現代建築のデザインの諸相について断片的な知識がある。
評価項目3学習した設計手法に基づいた建築デザインができる。幾つかの空間デザインの手法について詳細に説明できる。幾つかの空間デザインの手法について断片的な知識がある。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
1.環境デザインの概念を知る。
2.現代建築のデザインの諸相を知る。
3.環境デザインの主な手法を知る。 
授業の進め方・方法:
ビデオ、パワーポイントによる基礎的な知識を得る。また教科書にあるキーワードをもとに、現代建築の事例を収集し、そのデザイン思想について考察する。
注意点:
建築史で学習した近代建築について復習し、理解しておくこと。
建築計画,建築構造Ⅰ,Ⅱを十分理解しておくこと.

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業計画の説明 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
2週 1.建築から環境デザインへ:環境デザインの定義、方法 環境デザインの定義、方法を知る。
3週 1.建築から環境デザインへ:住居・都市における事例 環境デザインの住居・都市における事例を知る。
4週 1.建築から環境デザインへ:事例研究 環境デザインの事例を収集し考察し知識を深める。
5週 2.日本の建築デザイン手法について 日本の建築デザイン手法および思想を知る。
6週 3.現代建築の展開:現代建築についてpptを用いての開設 現代建築史の概要を知る。
7週 3.現代建築の展開:James Stirling James Stirlingの建築デザインを理解する。
8週 3.現代建築の展開:Robert VenturiとScott Brown Robert VenturiとScott Brownのデザイン思想を理解する。
4thQ
9週 3.現代建築の展開:Carlo Scarpa リノベーションについて考察する。
10週 3.現代建築の展開:Louis Isadore Kahn, Louis Isadore Kahnのデザインについて理解する。
11週 3.現代建築の展開:Rem Koolhaas他 Rem Koolhaas他の現代建築家とその作品について概要を得る。
12週 3.現代建築の展開:日本の現代建築家 日本の現代建築家とその作品について概要を得る。
13週 4.発想への技法:教科書の現代建築に関するキーワードに基き、該当する現代建築を収集、考察する。 現代建築に関するキーワードを通して現代建築のデザインの手法及び思想を知る。
14週 4.発想への技法:教科書の現代建築に関するキーワードに基き、該当する現代建築を収集、考察する。 現代建築に関するキーワードを通して現代建築のデザインの手法及び思想を知る。
15週 4.発想への技法:教科書の現代建築に関するキーワードに基き、該当する現代建築を収集、考察する。 現代建築に関するキーワードを通して現代建築のデザインの手法及び思想を知る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史景観計画と事例について説明できる。4後1,後2,後3,後4,後5
地域資源(たとえば、指定・登録文化財、伝建制度・地区、観光資源、特産物など)について説明できる。4後1,後4,後5
地域資源の保存・再生(たとえば、リノベーション、コンバージョンなど)手法について理解している。4後1,後3,後4,後9
美術・デザイン建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15
建築における形態(ものの形)について説明できる。4後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力5010000060
専門的能力205000025
分野横断的能力105000015