防災工学

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 防災工学
科目番号 0082 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 資料を適宜配布
担当教員 大岡 優

到達目標

1)各災害の発生メカニズムを理解できる。
2)過去に起こった災害事例より、防災に対する課題を理解できる。
3)現在行われている防災対策について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1災害の発生メカニズムについて良く理解し、工学的な説明をすることができる。災害について、どのような現象が起点となって起こるのか説明できる。災害の種類について説明できる。  A ・ B ・ C
評価項目2過去の災害事例より、当時の社会的背景からみた課題について説明できる。過去の災害事例より、どのような被害ができたのか説明ができる。過去にどのような災害が発生したのか説明できる。  A ・ B ・ C
評価項目3現在の防災対策について良く理解し、現状の課題と解決案について検討することができる。現在行われている防災対策について、工学的な説明をすることができる。現在、どのような防災対策が行われているのか説明できる。  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B 説明 閉じる
JABEE c 説明 閉じる
JABEE d 説明 閉じる

教育方法等

概要:
地震・津波・風水害・地盤災害といった災害を中心に、その発生メカニズムと過去に起こった事例、防災対策について学習する。
授業の進め方・方法:
資料を適宜配布し、その内容について授業を実施する。
注意点:
4年次までに学習した建築構造などの科目について復習すること。

ポートフォリオ

【授業計画の説明】<学生>○か×かを記入すること。 <教員>実施状況を記入すること。
    
   
【理解の度合/授業の実施状況】
 <学生>理解の度合について記入すること。
    (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 <教員>授業の実施状況について記入すること。
 ・前期中間試験まで: 
  
                                      
 ・前期末試験まで :
  
                                      
 ・後期中間試験まで:
 
                                       
 ・学年末試験まで :
 
 
                                       
【試験の結果】
 <学生>定期試験の点数及び試験全体の総評を記入すること。
    (記入例)点数:70点   総評:ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       
 
 
 ・前期末試験  点数:      総評:                                       
 
 
 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       
 
 
 ・学年末試験  点数:      総評:                                       
 
 

【総合達成度】<学生>「達成目標」どおりに目標を達成することができたかどうか、記入すること。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


                     
【評価の実施状況】<教員>総合評価を出した後に実施状況を記入すること。
  
  
  

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 地震防災(1) 地震の発生メカニズムについて理解できる。
2週 地震防災(2) 地震波の特徴について理解できる。
3週 地震防災(3) 地震災害の実例について理解できる。
4週 地震防災(4) 地震災害の実例について理解できる。
5週 地震防災(5) 地震に対する防災対策について理解できる。
6週 津波防災(1) 津波の発生メカニズムについて理解できる。
7週 津波防災(2) 津波災害の実例について理解できる。
8週 津波防災(3) 津波に対する防災対策について理解できる。
4thQ
9週 風水害に対する防災(1) 風水害の発生メカニズムについて理解できる。
10週 風水害に対する防災(2) 風水害の実例・防災対策について理解できる。
11週 地盤防災(1) 地盤災害の発生メカニズムについて理解できる。
12週 地盤防災(2) 地盤災害の実例について理解できる。
13週 地盤防災(3) 地盤災害に対する防災対策について理解できる。
14週 その他の災害
火山・干ばつなど
15週 防災設備・防災計画 防災設備・防災計画などについて理解できる。
16週 学年末課題

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造マグニチュードの概念と震度階について説明できる。4後1,後2
地震被害を受けた建物の破壊等の特徴について説明できる。4後3,後4
環境・設備火災報知設備について説明できる。4後15
計画・歴史都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。4後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000020100
基礎的能力200000525
専門的能力6000001070
分野横断的能力0000055