到達目標
図面や仕様書の読解力を身に付け誤記や不整合が分かるようになる。図面より建築数量の計測・算出の知識や技術を習得する。内訳明細書の作成を行い工事価格の適正な判断能力を習得する。建築生産プロセスに沿って経済的な側面からコスト管理の能力を身につける。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安
A | 標準的な到達レベルの目安
B | 未到達レベルの目安
C | (学生記入欄)
到達したレベルに〇をすること。 |
評価項目1 | 拾い出し数量を、工種別に分類整理ができる。 | 基準に基づいて設計図から数量の計測・算出ができる。 | 設計図より数量積算に必要な寸法計測ができる。 | A ・ B ・ C |
評価項目2 | 拾い出し数量を、工種別に分類整理ができる | 基準に基づいて設計図から数量の計測・算出ができる。 | 設計図より数量積算に必要な寸法計測ができる。 | A ・ B ・ C |
評価項目3 | | | | A ・ B ・ C |
学科の到達目標項目との関係
学習・教育到達度目標 B
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JABEE c
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JABEE d
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JABEE e
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教育方法等
概要:
建築積算は数量積算が基礎となる。対象となる建築物の建築コストを予測するために、設計図書に基づいて図面から数量を拾い出し、分類整理して内訳書の作成を行う。 本講義では、設計図を理解し積算の知識と技術を身につけ、工事価格の算出を目標とする。
授業の進め方・方法:
設計図書(設計図と仕様書)の知識と解読能力が必要であるので、工事現場の視察には積極的に参加し施工中ならびに完成後の建物を注視する。数量積算では演習問題を数多くこなし、問題の解き方が理解できるまで必ず復習をすること。
注意点:
教科書「建築積算」ならびに配布されたテキストを利用し,事前学習により当該授業時間で進行する部分を予習しておくこと。
「建築積算」別冊を利用し、演習問題を解き復習をすること。
ポートフォリオ
(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
(記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
(記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
・前期中間試験 点数: 総評:
・前期末試験 点数: 総評:
【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
・総合評価の点数: 総評:
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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
・前期中間試験まで:
・前期末試験まで :
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業計画の説明 建築積算概説-建築積算とは 建築積算概説-設計図書とは |
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明 意義、歴史、業務、役割、数量公開、設計図の構成と種類、工事費の構成、内訳書の作成を説明することができる。
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2週 |
建築積算概説-設計図書とは 建築数量積算基準-数量の計測・計算
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仮設、土工、地業、躯体、鉄骨、木材、仕上、外構、設備を説明することができる。
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3週 |
積算実務(躯体)-数量積算1 |
仮設・土工・地業の定義、計測・計算の方法を説明することができる。
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4週 |
積算実務(躯体)-数量積算2 |
RC造の定義・区分、計測・計算の方法(コンクリート、型枠、鉄筋)を説明することができる。
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5週 |
積算実務(躯体)-数量積算2 |
RC造の定義・区分、計測・計算の方法(コンクリート、型枠、鉄筋)を説明することができる。
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6週 |
積算実務(躯体)-数量積算2 |
RC造の定義・区分、計測・計算の方法(コンクリート、型枠、鉄筋)を説明することができる。
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7週 |
積算実務(躯体)-数量積算3
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鉄骨造の定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。
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8週 |
積算実務(躯体)-数量積算4 |
木造の定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
試験により第8週までの授業内容の理解度を確認し、不十分な部分の復習を行うことができる。
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10週 |
試験答案の返却及び解説 積算実務(仕上)-数量積算1 |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入 外部仕上の定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。
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11週 |
積算実務(仕上)-数量積算1 |
外部仕上の定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。
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12週 |
積算実務(仕上)-数量積算2 |
内部仕上の定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。
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13週 |
積算実務(仕上)-数量積算2 |
内部仕上の定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。
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14週 |
積算実務(仕上)-数量積算3 積算実務(仕上)-数量積算4
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開口部、間仕切りの定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。 屋外施設等の定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。
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15週 |
積算実務(改修)-数量積算1 積算実務(改修)-数量積算2
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仕上改修の定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。 耐震補強の定義・区分、計測・計算の方法を説明することができる。
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16週 |
前期末試験 |
試験により第15週までの授業内容の理解度を確認する
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 材料 | 木材の種類について説明できる。 | 4 | 前8 |
屋根材(例えば和瓦、洋瓦、金属、アスファルト系など)の特徴をあげることができる。 | 4 | 前1,前10 |
タイルの種類、特徴をあげることができる。 | 4 | 前11 |
ガラスの製法、種類をあげることができる。 | 4 | 前14 |
塗料の種類に応じた下地、使用環境などの適合性について説明できる。 | 4 | 前13,前14 |
下地材の種類(例えば繊維板、パーティクルボード、石こうボードなど)をあげることができる。 | 4 | 前13 |
床の仕上げ材料(カーペット、フローリング、レベリング、長尺シート等)をあげることができる。 | 4 | 前1,前12,前15 |
施工・法規 | 鉄筋の加工について説明できる。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前15 |
継手(重ね、圧接、機械式、etc.)の仕組みについて説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6 |
定着の仕様とメカニズムについて説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6 |
鉄筋の組立ての基準・仕様について説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6 |
型枠の材料、種類をあげることができる。 | 3 | 前2,前4,前5,前6,前15 |
型枠の組立て手順について説明できる。 | 3 | 前4,前5,前6 |
生コンの発注について説明できる。 | 3 | 前3,前4,前5,前6,前15 |
現場組立て(建方)方法、工法について説明できる。 | 3 | 前7,前15 |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 20 | 20 | 100 |
知識の基本的な理解 | 60 | 20 | 20 | 100 |
思考・推論・創造への適応力 | 0 | 0 | 0 | 0 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 | 0 |
態度・志向性(人間力) | 0 | 0 | 0 | 0 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 0 | 0 | 0 | 0 |