建築デザイン

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 建築デザイン
科目番号 0090 科目区分 専門 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建築学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 GA JAPAN 163 東京 1970-2020:100の建築(エーディーエー・エディタ・トーキョー)978-4871409629、コンパクト建築設計資料集成(日本建築学会編、丸善出版)978-4621075098
担当教員 中村 孝至

到達目標

1)日本の伝統的な建築のデザイン手法について基本的な知識を獲得し、特に現代建築に影響を及ぼしているデザイン手法について理解する。
2)世界の現代建築のデザインにおいて主導的な役割を果たしている建築家についての知識を獲得する。
3)日本の現代建築デザインの現状についての知識を獲得する。
4)現代建築のデザイン思潮について基本的な知識を獲得し、現代作品を読み解く能力を身につける。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
評価項目1環境デザインの事例について分析し、その思想・手法について説明できる。環境デザインの現在までのデザインを大まかに説明できる。環境デザインの基礎的知識がある。  A ・ B ・ C
評価項目2現代建築のデザインについて、事例などを挙げて系統的に詳しく説明できる。現代建築のデザインについて、系統的な知識がある。現代建築のデザインの諸相について断片的な知識がある。  A ・ B ・ C
評価項目3学習した設計手法に基づいた建築デザインが手法を実際に使い分けることができる。幾つかの空間デザインの手法について詳細に説明できる。幾つかの空間デザインの手法について断片的な知識がある。  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 B 説明 閉じる
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教育方法等

概要:
環境デザインの概念、現代建築のデザインの諸相および環境デザインの主な手法を知る。 
企業で建築意匠設計を担当していた教員が担当する。
授業の進め方・方法:
ビデオ、パワーポイントによる基礎的な知識を得る。また教科書にあるキーワードをもとに、現代建築の事例を収集し、そのデザイン思想について考察する。
注意点:
建築史で学習した近代建築について復習し、理解しておくこと。
建築計画,建築構造Ⅰ,Ⅱを十分理解しておくこと.

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。                                      
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 授業計画の説明 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
2週 1.建築から環境デザインへ:環境デザインの定義、方法 環境デザインの定義、方法を知る。
3週 1.建築から環境デザインへ:住居・都市における事例 環境デザインの住居・都市における事例を知る。
4週 1.建築から環境デザインへ:事例研究 環境デザインの事例を収集し考察し知識を深める。
5週 2.日本の建築デザイン手法について 日本の建築デザイン手法および思想を知る。
6週 3.現代建築の展開:現代建築について 現代建築史の概要を知る。
7週 3.現代建築の展開:1950年代、1960年代の建築デザイン 1950年代、1960年代の建築デザインについて理解する。
8週 3.現代建築の展開:Robert VenturiとScott Brown Robert VenturiとScott Brownのデザイン思想を理解する。
4thQ
9週 3.現代建築の展開:Carlo Scarpa, Louis Isadore Kahn Carlo Scarpa, Louis Isadore Kahnの建築作品について事例研究する。
10週 3.現代建築の展開:Rem Koolhaas他 Rem Koolhaasなどの建築作品について事例研究する。
11週 3.現代建築の展開:日本の現代建築家(1) 1970年代から90年代の日本の現代建築家とその作品について概要を得る。
12週 3.現代建築の展開:日本の現代建築家(2) 2000年代の日本の現代建築家とその作品について概要を得る。
13週 3.現代建築の展開:日本の現代建築家(3) 2010年代の日本の現代建築家とその作品について概要を得る。
14週 4.発想への技法:現代建築に関するキーワード 現代建築に関するキーワードを通して現代建築のデザインの手法及び思想を知る。
15週 4.発想への技法:現代建築に関するキーワード 現代建築に関するキーワードを通して現代建築のデザインの手法及び思想を知る。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野環境・設備風土と建築について説明できる。4
計画・歴史都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。4
日本および海外における近現代の建築様式の特徴について説明できる。4

評価割合

試験レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力5010000060
専門的能力205000025
分野横断的能力105000015