到達目標
建築設備の全容を理解し、用語の理解を全体的に行う。簡単な建築設備の設計が出来るよう学習する。建築設備の種類を理解し既存の設備内容が説明出来るようにする。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 建築設備の各方式を理解し、説明できるようにする。 | 各方式の原理・原則を理解し説明出来るようにする。 | 建築設備の概要を理解し、全体の把握を行うことができる。 |
評価項目2 | 住宅などの簡単な建築物の設計が出来るようにする。 | 事務所ビル等の特性を理解し、設計出来るようにする。 | 各種用途の建築物の特性を理解し、設計できる。 |
評価項目3 | 住宅などの簡単な建築物の説明が出来るようにする。 | 事務所ビル等の特性を理解し、説明出来るようにする。 | 各種用途の建築物の特性を理解し、説明できる。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
建築物内部の諸設備並びに建築物に関連のある諸施設について、その概要・構造・機能・基本設計・施工技術・関係法規・建築物との関連を理解し、建築物を計画・設計・施工する際の知識として役立る。
授業の進め方・方法:
数学、物理、化学の高等学校での学習程度を理解しておくことが望ましい。建築設備の教科書を元に建築設備の基礎知識を勉強する。特に復習に重点をおいて学習すること。
注意点:
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業計画の説明 給水設備 |
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明 設備方式、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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2週 |
給水設備 |
設備方式、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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3週 |
給水設備 |
設備方式、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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4週 |
給水設備 |
設備方式、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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5週 |
給水設備 |
設備方式、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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6週 |
給湯設備 |
設備方式、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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7週 |
給湯設備 |
設備方式、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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8週 |
衛生器具設備 |
材料、種類、用途、施工技術を説明することができる。
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2ndQ |
9週 |
前期中間試験 |
試験により第8週までの授業内容の理解度を確認し、不十分な部分の復習を行うことができる。
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10週 |
試験答案の返却及び解説 排水通気設備 |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入 設備方式、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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11週 |
排水通気設備 |
設備方式、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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12週 |
浄化槽設備 |
汚水水質、浄化装置、構造法規を説明することができる。
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13週 |
消火設備 |
消防法、各種消火設備、施工を説明することができる。
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14週 |
ガス設備 |
設備種類、基本設計、施工、関係法規を説明することができる。
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15週 |
その他の設備 |
設備種類、用途を説明することができる。
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16週 |
試験答案の返却及び解説 |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入
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後期 |
3rdQ |
1週 |
空気調和設備-空気調和設備の概要
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空気調和と室内環境、設備の構成を説明することができる。
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2週 |
空気調和設備-空気の性質と空気線図 |
状態変化、冷却、加熱、加湿、除湿を説明することができる。
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3週 |
空気調和設備-熱負荷と空調装置容量 |
冷暖房負荷計算、装置容量計算を説明することができる。
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4週 |
空気調和設備-熱負荷と空調装置容量 |
冷暖房負荷計算、装置容量計算を説明することができる。
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5週 |
空気調和設備-空調方式と熱源方式 |
空調方式、種類と概要、熱源種類を説明することができる。
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6週 |
空気調和設備-空調方式と熱源方式 |
空調方式、種類と概要、熱源種類を説明することができる。
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7週 |
空気調和設備-空気調和設備の計画と設計 |
基本計画、基本設計、各種建物の計画を説明することができる。
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8週 |
空気調和設備-空気調和設備の計画と設計 |
基本計画、基本設計、各種建物の計画を説明することができる。
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4thQ |
9週 |
空気調和設備-空気調和機器 |
種類と構造、施工、関係法規、自動制御を説明することができる。
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10週 |
空気調和設備-空気調和機器 |
種類と構造、施工、関係法規、自動制御を説明することができる。
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11週 |
空気調和設備-送風系統、空調設備配管 |
基本設計、ダクト設計施工、施工技術、関係法規を説明することができる。
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12週 |
空気調和設備-換気排煙設備 |
基本計画、設計、施工、建築基準法を説明することができる。
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13週 |
小テスト 小テスト答案の返却及び解説 |
小テストにより第12週までの授業内容の理解度を確認し、不十分な部分の復習を行うことができる。
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14週 |
電気設備-電気設備の基礎知識、照明 |
電気設備の基礎知識、照明設備の基礎、基本設計を説明することができる。
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15週 |
電気設備-その他電気設備 |
防災・通信・信号・EV設備の基礎、基本計画を説明することができる。
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16週 |
試験答案の返却及び解説 |
試験問題の解説及びポートフォリオの記入
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建築系分野 | 環境・設備 | 遮音材料の仕組み、音響計画について説明できる。 | 4 | 前7 |
給水方式について説明できる。 | 4 | 前1,前2,前3,前4,前5 |
使用水量について把握できる。 | 4 | |
給排水管の管径の決定方法について知っている。 | 4 | |
給湯方式について説明できる。 | 4 | 前6,前7 |
敷地内外の分流式・合流式排水方式について説明できる。 | 4 | 前10,前11 |
浄化槽について説明できる。 | 4 | 前12 |
衛生器具について説明できる。 | 4 | 前8 |
室内環境基準について説明できる。 | 4 | 前14,前15,後1,後2 |
熱負荷計算法、空気線図、空気の状態値について説明できる。 | 4 | |
空気調和方式について説明できる。 | 4 | 後3,後4,後5 |
熱源方式について説明できる。 | 4 | 後6 |
必要換気量について計算できる。 | 4 | |
受変電・幹線設備について説明できる。 | 4 | 後14,後15 |
動力設備について説明できる。 | 4 | |
照明・コンセント設備について説明できる。 | 4 | |
情報・通信設備について説明できる。 | 4 | |
消火設備について説明できる。 | 4 | 前13 |
排煙設備について説明できる。 | 4 | 後12 |
自然再生可能エネルギー(例えば、風力発電、太陽光発電、太陽熱温水器など)の特徴について説明できる。 | 4 | |
エネルギー削減に関して建築的手法(建築物の外皮(断熱、窓など))を適用することができる。 | 4 | |
省エネルギー(コジェネレーション等を含む)について説明できる。 | 4 | |
建築設備(配線・管、配線・管スペース、施工法など)を、設備(自然環境・電気・空調・給排水の分野)計画に適用できる。 | 4 | |
評価割合
| 定期試験 | 小テスト | 合計 |
総合評価割合 | 75 | 25 | 100 |
知識の基本的な理解 | 40 | 15 | 55 |
思考・推論・創造への適応力 | 35 | 10 | 45 |
汎用的技能 | 0 | 0 | 0 |
態度・志向性(人間力) | 0 | 0 | 0 |
総合的な学習経験と創造的思考力 | 0 | 0 | 0 |