科学技術英語

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 科学技術英語
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械電気工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 Science Stream 成美堂 9784791972463
担当教員 亀澤 義美

到達目標

[前期]
1)TOEIC400点相当の英語能力を習得すること。
2)英語検定2級に合格できる程度の英語能力を習得できること。
3)各々の専門分野の英語論文を読むことができること。
[後期]
1) 専門用語に対応する英単語を知っている。
2) 英語論文の構成を理解し、基本的な表現を使って技術内容を文章で説明できる。
3) 英語プレゼンテーションの構成を理解し、基本的な表現を使って技術内容を口頭で説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安到達レベルの目安(可)
前期 評価項目1TOEIC400点相当のディクテイション能力を発揮し、聞き取った英文を正確に記述できる。TOEIC400点相当のディクテイション能力を有し、聞き取った英文を記述できる。ディクテイション能力を有し、聞き取った英文を記述できる。
前期 評価項目2英語検定2級に合格できる英単語能力を有すること。英語検定2級に合格できる程度の英単語能力を有すること。英語検定準2級に合格できる英単語能力を有すること。
前期 評価項目3各々の専門分野の英語論文を正しく翻訳し、正確に説明できる。各々の専門分野の英語論文を翻訳し、説明できる。各々の専門分野の英語論文を読むことができる。
後期 評価項目1専門用語に対応する英単語を知っている。(COCET3300の2000語以上)基本的な専門用語に対応する英単語を知っている。(COCET3300の2000語未満)初歩的な専門用語に対応する英単語を知っている。(COCET3300の1000語未満)
後期 評価項目2英語論文の構成に従い、基本的な表現を使って技術的な内容を文章で詳しく説明できる。英語論文の構成を理解し、基本的な表現を使って技術的な内容を文章で一通り説明できる。十分な指導を受けながら、英語論文の構成に従って基本的な表現を使って技術的な内容を文章で一通り説明できる。
後期 評価項目3英語プレゼンテーションの構成を理解し、基本的な表現を使って技術的な内容を言葉で詳しく説明できる。英語プレゼンテーションの構成を理解し、基本的な表現を使って技術的な内容を言葉で一通り説明できる。十分な指導を受けながら、英語プレゼンテーションの構成に従って、基本的な表現を使って技術的な内容を言葉で一通り説明できる。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 A 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 B2 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 C3 説明 閉じる
JABEE d 説明 閉じる
JABEE f 説明 閉じる

教育方法等

概要:
[前期前半]
国際社会で通用する技術者になるための第一歩として、最低限必要な英語の知識を習得する。具体的には、英語基本単語集から最重要基本語(550語)と重要基本語(1500語)を、英語基本熟語集から最重要頻出熟語(300語)と重要頻出熟語(350語)を暗記する。また、ディクテイション能力を養成する。
[前期後半] 
英語は技術者が国際社会で活躍するための共通語である。この科目では英語で科学技術を伝えるための基礎的な知識を習得する。具体的には、科学技術の英語論文およびプレゼンテーションの構成とよく使われる表現を学習し、演習を通して実際に使えるようにする。
授業の進め方・方法:
[前期前半]
・単語および熟語を覚えるために、自己学習過程をレポートにまとめ提出すること。
・英文の音声データを配布するので、各自ディクテイションを自宅で行いレポートとして提出すること。
[前期後半]
・配布資料の英文を題材にして、科学技術論文及びプレゼンテーションの構成と表現を学習する。
・自己学習として課題を適宜与えるので、レポートにまとめて期日までに提出すること。無断で期日に遅れた場合は半分の点数で採点する。
注意点:
・コロナウイルスの感染拡大などにより定期試験が実施できない場合は、レポートで成績を付ける。
[前期参考資料]
 赤尾好夫編「英語基本単語集(豆単)」、「英語基本熟語集(豆熟)」(旺文社)
 大島保彦ほか著 「1ヶ月で英検2級に受かる」 (学研)
[前期後半参考書]
 馬場, W.A.Chisholm: 電気電子系学生のための英語処方 (電気学会) 978-4-88686-289-1
 志村: 理科系のための英語リスニング (ジャパンタイムズ) 4-7890-1192-5

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。

【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                     
 ・前期末試験まで :
                                      
 ・後期中間試験まで:
                                       
 ・学年末試験まで :

                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       

 ・後期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・学年末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

  ・後期中間試験まで:                                       

  ・学年末試験まで : 
        
                                
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明

1.はじめに
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明

ディクテイション能力養成についても説明する。
2週 2.文法(1)
関係代名詞、関係副詞、複合関係詞、その他の関係代名詞、仮定法について例題とともに理解する。
3週 2.文法(2) 関係代名詞、関係副詞、複合関係詞、その他の関係代名詞、仮定法について例題とともに理解する。
4週 2-1 関係詞・仮定法(1) 関係代名詞、関係副詞、複合関係詞、その他の関係代名詞、仮定法について例題とともに理解する。
5週 2-1 関係詞・仮定法(2) 他の関係代名詞、仮定法について例題とともに理解する。
6週 2-2 接続詞・前置詞・代名詞(1) 接続詞、前置詞、代名詞について例題とともに理解する。
7週 2-2 接続詞・前置詞・代名詞(2) 詞、不定詞・動名詞、分詞・分詞構文について例題とともに理解する。
8週 前期中間試験
2ndQ
9週 後半1. 英語論文の構成 ・英語論文の構成を理解する
10週 後半2. 英語論文の基本表現と文法 ・英語論文の各パートにおける基本的な表現を理解する
11週 後半3. 英語論文の演習 ・与えられた課題に対し、学習した基本表現を使って文章で説明できる
12週 後半4. 英語プレゼンテーションの構成 ・英語のプレゼンの構成を理解する
13週 後半5. 英語プレゼンテーションの基本表現 ・英語プレゼンの各パートにおける基本的な表現を理解する
14週 後半6. 英語プレゼンテーションの演習 ・与えられた課題に対し、学習した基本表現を使って口頭で説明できる
15週 後半7. 英語論文とプレゼンテーションの総合演習 ・与えられたテーマに対し、学習した基本表現を使って概要を作成し、口頭で説明できる
16週 前期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力人文・社会科学英語英語運用の基礎となる知識中学で既習の語彙の定着を図り、高等学校学習指導要領に準じた新出語彙、及び専門教育に必要となる英語専門用語を習得して適切な運用ができる。2前8
中学で既習の文法や文構造に加え、高等学校学習指導要領に準じた文法や文構造を習得して適切に運用できる。2前8
英語運用能力の基礎固め日常生活や身近な話題に関して、毎分100語程度の速度ではっきりとした発音で話された内容から必要な情報を聞きとることができる。2前8
平易な英語で書かれた文章を読み、その概要を把握し必要な情報を読み取ることができる。3前11
日常生活や身近な話題に関して、自分の意見や感想を整理し、100語程度のまとまりのある文章を英語で書くことができる。2前14,前15
英語運用能力向上のための学習自分の専門分野などの予備知識のある内容や関心のある事柄に関する報告や対話などを毎分120語程度の速度で聞いて、概要を把握し、情報を聞き取ることができる。2前11

評価割合

試験発表・レポート相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50500000100
基礎的能力50500000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000