知的財産権

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 知的財産権
科目番号 0032 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 機械電気工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特許庁監修(2012)『事業戦略と知的財産マネジメント』独立行政法人工業所有権情報・研修館 978-4827109696
担当教員 吉井 千周

到達目標

1 知的財産制度を理解することができること。
2 特許情報を検索し,特許書類が読めるようになること。
3 パテントコンテスト,デザインパテントコンテストに参加すること。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安       A標準的な到達レベルの目安       B未到達レベルの目安     C(学生記入欄) 到達したレベルに〇をすること。
知的財産権法の理解知的財産権各法を基盤とした知的財産制度を理解し,知的財産に関連する時事の話題に ついて自分で説明することがで きる。知的財産権各法を基盤とした知的財産制度を理解し,知的財産に関連する時事の話題について説明を受けて理解することがで きる。知的財産権各法を基盤とした知的財産制度を断片的に理解し,知的財産に関連する時事の話題を補助を受けながら理解することができる。  A ・ B ・ C
知的財産制度と社会制度社会における知的財産権制度の役割について、書籍や論説を的確に読むことができる。社会における知的財産権制度の役割について、書籍や論説を説明をうけながらであれば理解することができる。社会における知的財産権制度の役割について、書籍や論説を補助をうけながら理解することができる。  A ・ B ・ C
知的財産制度の応用知的財産権の活用と管理を独力で行う事ができる。知的財産権の活用と管理を補助を説明をうけながらであれば行う事ができる。知的財産権の活用と管理を補助を受けて行う事ができる。  A ・ B ・ C

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 C 説明 閉じる
JABEE b 説明 閉じる
JABEE d 説明 閉じる

教育方法等

概要:
知的財産権法制のうち一般的的な諸権利である特許法、実用新案法、意匠法、商標法からなる産業財産権を理解した上で著作権等の知的財産権についてその効果を理解する。また、特許権、意匠権、商標権取得のための手段・手続きについてその方法を学ぶ理解を深める。
授業の進め方・方法:
「法学」「産業財産権法」で学習した法律の考え方,民法関連知識を復習した上で授業に臨むこと。自己学習として、知的財産管理技能検定3級相当の知識について事前学習と小テストでの確認を行う。
注意点:
法学及び知的財産権制度に関する基礎的な知識を有しており、かつ、これに対する関心をもっていることが望ましい。4年で開講されている「法学」、5年で「産業財産権」を受講していない学生は、選択することができないので注意すること。

ポートフォリオ

(学生記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。

【理解の度合】理解の度合について記入してください。
      (記入例)ファラデーの法則、交流の発生についてはほぼ理解できたが、渦電流についてはあまり理解できなかった。
 ・前期中間試験まで: 
                                      
 ・前期末試験まで :
                                       
                                       
【試験の結果】定期試験の点数を記入し、試験全体の総評をしてください。
       (記入例)ファラデーの法則に関する基礎問題はできたが、応用問題が解けず、理解不足だった。
 ・前期中間試験 点数:      総評:                                       

 ・前期末試験  点数:      総評:                                       


【総合到達度】「到達目標」どおりに達成することができたかどうか、記入してください。
 ・総合評価の点数:      総評:                                       


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(教員記入欄)
【授業計画の説明】実施状況を記入してください。
  
  
【授業の実施状況】実施状況を記入してください。
  ・前期中間試験まで:  
                                     
  ・前期末試験まで :                                       

                                        
【評価の実施状況】総合評価を出した後に記入してください。
 
    

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 プロイノベーション時代の事業競争力と知財マネジメント 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
知的財産保護制度の必要性,権利の意義と種類,知的財産の性質,知的財産の歴史
2週 社会・経営の変容と知的財産 社会・経営の変容と知的財産の関係を理解する。
3週 競争力モデルの変容:プロイノベーション時代 プロイノベーションを理解する。
4週 事業経営における知財マネージメント競争力モデルの変容:プロイノベーション時代 事業経営における知財マネ競争力モデルの変容を理解する。
5週 事業経営における知財マネジメントの基本 事業経営における知財マネジメントを理解する。
6週 知財マネジメントその標準化 知財マネジメントその標準化について理解する。
7週 独占市場形成型ビジネスモデルと知財マネジメント 独占市場形成型ビジネスモデルにおける知財マネジメントを理解する。
8週 技術相互利用型ビジネスモデルと知財マネジメント 技術相互利用型ビジネスモデルにおける知財マネジメントを理解する。
2ndQ
9週 基幹部品主導型モデルと知財マネジメント 基幹部品主導型モデルにおける知財マネジメントを理解する。
10週 完成品主導型モデルと知財マネジメント 完成品主導型モデルにおける知財マネジメントを理解する。
11週 機器本体を巡るビジネスモデル群と知財マネジメント 機器本体を巡るビジネスモデルにおける知財マネジメントを理解する。
12週 ブランドの知財マネジメント ブランドにおける知財マネジメントを理解する。
13週 中堅・中小企業経営と知財マネジメント) 中堅・中小企業経営における知財マネジメントを理解する。
14週 ビジネスモデル開発競争と知財マネジメント ビジネスモデル開発競争における知財マネジメントを理解する。
15週 三位一体経営と知財マネジメント 三位一体経営における知財マネジメントを理解する。
16週 企業経営の諸側面と知財マネジメント
(17週目は試験答案の返却・解説及びポートフォリオの記入)
企業経営の諸側面における知財マネジメントを理解する。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

レポート合計
総合評価割合100100
知識の基本的な理解6060
思考・推論・創造 へ の 適 応 力2020
汎用的技能00
態度・志向性 (人間力)00
総合的な学習経験 と創造的思考力2020