概要:
専攻に即した本校近辺の企業あるいは研究所などで実務訓練を行うことにより、開発技術者としての心構えや自発性を養い、さらに問題意識をもって物事に取り組む姿勢や問題解決に対する取り組み方などを学習する。
授業の進め方・方法:
本実習は、これまで修得した材料工学、有機合成、高分子合成、物理化学、化学工学、生物工学、分析化学等の知識や技術を生かし、それらを企業や研究所等で実際に実践活用する。受身で中途半端な態度で臨めば、研修先の企業や研究所等に迷惑かけることになるので、担当者から詳しい実習計画書を受け取り、実習内容と関連する知識や技術等について自己学習しておくこと。実施後、各自の実習内容に基づく実習報告書を仕上げ、部外者に対しても分かりやすいプレゼンテーションを行うことで評価する。
注意点:
1)規定の期間に与えられた実務を意欲的に行うこと
2)実習時期は夏期休業中とする。
3)実習先は物質工学に関連する企業や研究所とする。
4)実習期間は原則として15日以上とする。
5)具体的な計画は実習先の担当者の指導を受けるものとする。
6)規定の様式に基づき報告書及び報告会の要旨を作成する。
7)部外者に対しても分かりやすいプレゼンテーションを行う。
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
授業計画の説明 |
授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
|
2週 |
実務実習1 |
企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
|
3週 |
実務実習2 |
企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
|
4週 |
実務実習3 |
企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
|
5週 |
実務実習4 |
企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
|
6週 |
実務実習5 |
企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
|
7週 |
実務実習6 |
企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
|
8週 |
実務実習7 |
企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
|
2ndQ |
9週 |
実務実習8 |
企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
|
10週 |
実務実習9 |
企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
|
11週 |
実務実習報告書の作成のための資料整理1 |
実務実習報告書の作成に向け、実習で得たデータの整理を行う。
|
12週 |
実務実習報告書の作成のための資料整理2 |
実務実習報告書の作成に向け、実習で得たデータをまとめる。
|
13週 |
実務実習報告書の作成 |
別に定める様式に従い報告書を作成する。
|
14週 |
実務実習報告の準備1 |
実務実習の要旨を作成し、各自実務実習の報告内容を整理する。
|
15週 |
実務実習報告の準備2 |
PowerPoint を用いて、各自実務実習の報告案を作成する。
|
16週 |
実務実習報告会 |
実務実習の要旨を作成し、PowerPoint を用いて、各自実務実習の報告を行う。
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。 | 4 | 前16 |
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。 | 4 | 前16 |
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。 | 4 | 前16 |
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。 | 4 | 前16 |
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。 | 4 | 前16 |
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。 | 4 | 前16 |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。 | 4 | 前16 |
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。 | 4 | 前16 |
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。 | 4 | 前16 |
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。 | 4 | 前16 |
態度・志向性(人間力) | 態度・志向性 | 態度・志向性 | 身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。
| 4 | 前16 |
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。 | 4 | 前16 |
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。 | 4 | 前16 |
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。 | 4 | 前16 |
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。 | 4 | 前16 |
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。 | 4 | 前16 |
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。 | 4 | 前16 |
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。 | 4 | 前16 |
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。 | 4 | 前16 |
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。 | 4 | 前16 |
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。 | 4 | 前16 |
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。 | 4 | 前16 |
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。 | 4 | 前16 |
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。 | 4 | 前16 |