実務実習

科目基礎情報

学校 都城工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 実務実習
科目番号 0014 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 物質工学専攻 対象学年 専1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材
担当教員 高橋 利幸

到達目標

1)規定の期間に与えられた実務を意欲的に行う
2)規定の様式に基づき実習報告書を仕上げる
3)部外者に対しても分かりやすいプレゼンテーションを行う

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1規定の期間に与えられた実務を行い、技術者としての心構えを理解する。規定の期間に与えられた実務を意欲的に行う。規定の期間に与えられた実務を行う。
評価項目2実務実習の目的を理解し、規定の様式に基づき実習報告書を仕上げる。規定の様式に基づき実習報告書を仕上げる。実習報告書を仕上げる。
評価項目3部外者に対しても実務実習の目的を反映させた分かりやすいプレゼンテーションを行う。部外者に対しても分かりやすいプレゼンテーションを行う。部外者に対してプレゼンテーションを行う。

学科の到達目標項目との関係

JABEE (b) 説明 閉じる
JABEE (c) 説明 閉じる
JABEE (d) 説明 閉じる
JABEE (e) 説明 閉じる
JABEE (f) 説明 閉じる
JABEE A1 説明 閉じる
JABEE B2 説明 閉じる
JABEE B3 説明 閉じる
JABEE C5 説明 閉じる
JABEE D2 説明 閉じる
JABEE D3 説明 閉じる

教育方法等

概要:
専攻に即した本校近辺の企業あるいは研究所などで実務訓練を行うことにより、開発技術者としての心構えや自発性を養い、さらに問題意識をもって物事に取り組む姿勢や問題解決に対する取り組み方などを学習する。
授業の進め方・方法:
本実習は、これまで修得した材料工学、有機合成、高分子合成、物理化学、化学工学、生物工学、分析化学等の知識や技術を生かし、それらを企業や研究所等で実際に実践活用する。受身で中途半端な態度で臨めば、研修先の企業や研究所等に迷惑かけることになるので、担当者から詳しい実習計画書を受け取り、実習内容と関連する知識や技術等について自己学習しておくこと。実施後、各自の実習内容に基づく実習報告書を仕上げ、部外者に対しても分かりやすいプレゼンテーションを行うことで評価する。
注意点:
1)規定の期間に与えられた実務を意欲的に行うこと
2)実習時期は夏期休業中とする。
3)実習先は物質工学に関連する企業や研究所とする。
4)実習期間は原則として15日以上とする。
5)具体的な計画は実習先の担当者の指導を受けるものとする。
6)規定の様式に基づき報告書及び報告会の要旨を作成する。 
7)部外者に対しても分かりやすいプレゼンテーションを行う。 

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 授業計画の説明 授業計画・達成目標・成績の評価方法等の説明
2週 実務実習1 企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
3週 実務実習2 企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
4週 実務実習3 企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
5週 実務実習4 企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
6週 実務実習5 企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
7週 実務実習6 企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
8週 実務実習7 企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
2ndQ
9週 実務実習8 企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
10週 実務実習9 企業の生産工程あるいは研究所の研究室において、担当者の指導の下で、物質工学に関連する生産技術や研究の実務にあたる。
11週 実務実習報告書の作成のための資料整理1 実務実習報告書の作成に向け、実習で得たデータの整理を行う。
12週 実務実習報告書の作成のための資料整理2 実務実習報告書の作成に向け、実習で得たデータをまとめる。
13週 実務実習報告書の作成 別に定める様式に従い報告書を作成する。
14週 実務実習報告の準備1 実務実習の要旨を作成し、各自実務実習の報告内容を整理する。
15週 実務実習報告の準備2 PowerPoint を用いて、各自実務実習の報告案を作成する。
16週 実務実習報告会 実務実習の要旨を作成し、PowerPoint を用いて、各自実務実習の報告を行う。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能相手の意見を聞き、自分の意見を伝えることで、円滑なコミュニケーションを図ることができる。4前16
相手を理解した上で、説明の方法を工夫しながら、自分の意見や考えをわかりやすく伝え、十分な理解を得ている。4前16
集団において、集団の意見を聞き、自分の意見も述べ、目的のために合意形成ができる。4前16
目的達成のために、考えられる提案の中からベターなものを選び合意形成の上で実現していくことができ、さらに、合意形成のための支援ができる。4前16
ICTやICTツール、文書等を基礎的な情報収集や情報発信に活用できる。4前16
ICTやICTツール、文書等を自らの専門分野において情報収集や情報発信に活用できる。4前16
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、そこから主要な原因を見出そうと努力し、解決行動の提案をしようとしている。4前16
現状と目標を把握し、その乖離の中に課題を見つけ、課題の因果関係や優先度を理解し、発見した課題について主要な原因を見出し、論理的に解決策を立案し、具体的な実行策を絞り込むことができる。4前16
事象の本質を要約・整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。4前16
複雑な事象の本質を整理し、構造化(誰が見てもわかりやすく)できる。結論の推定をするために、必要な条件を加え、要約・整理した内容から多様な観点を示し、自分の意見や手順を論理的に展開できる。4前16
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性身内の中で、周囲の状況を改善すべく、自身の能力を発揮できる。 4前16
集団の中で、自身の能力を発揮して、組織の勢いを向上できる。4前16
日常生活の時間管理、健康管理、金銭管理などができる。常に良い状態を維持するための努力を怠らない。4前16
ストレスやプレッシャーに対し、自分自身をよく知り、解決を試みる行動をとることができる。日常生活の管理ができるとともに、目標達成のために対処することができる。4前16
学生であっても社会全体を構成している一員としての意識を持って、行動することができる。4前16
市民として社会の一員であることを理解し、社会に大きなマイナス影響を及ぼす行為を戒める。人間性・教養、モラルなど、社会的・地球的観点から物事を考えることができる。4前16
チームワークの必要性・ルール・マナーを理解し、自分の感情の抑制、コントロールをし、他者の意見を尊重し、適切なコミュニケーションを持つとともに、当事者意識を持ち協調して共同作業・研究をすすめることができる。4前16
組織やチームの目標や役割を理解し、他者の意見を尊重しながら、適切なコミュニケーションを持つとともに、成果をあげるために役割を超えた行動をとるなど、柔軟性を持った行動をとることができる。4前16
先にたって行動の模範を示すことができる。口頭などで説明し、他者に対し適切な協調行動を促し、共同作業・研究をすすめことができる。4前16
目指すべき方向性を示し、先に立って行動の模範を示すことで他者に適切な協調行動を促し、共同作業・研究において、系統的に成果を生み出すことができる。リーダーシップを発揮するために、常に情報収集や相談を怠らず自身の判断力をも磨くことができる。4前16
法令を理解し遵守する。基本的人権について理解し、他者のおかれている状況を理解することができる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識している。4前16
法令を理解し遵守する。研究などで使用する、他者のおかれている状況を理解できる。自分が関係している技術が社会や自然に及ぼす影響や効果を理解し、技術者が社会に負っている責任を認識し、身近で起こる関連した情報や見解の収集に努めるなど、技術の成果が社会に受け入れられるよう行動できる。4前16
未来の多くの可能性から技術の発展と持続的社会の在り方を理解し、自らのキャリアを考えることができる。4前16
技術の発展と持続的社会の在り方に関する知識を有し、未来社会を考察することができるとともに、技術の創造や自らのキャリアをデザインすることが考慮できる。4前16

評価割合

実習報告書発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合252500050100
基礎的能力550003040
専門的能力10100001030
分野横断的能力10100001030