概要:
本科で修得した高分子化学、生体高分子、生物化学、有機材料化学、分子生物学の知識を基に機能性高分子の知識を身につける。
授業の進め方・方法:
高分子化学、生体高分子、生物化学、有機材料化学、分子生物学を理解しておくこと。バイオマテリアル、医療と高分子に関する総説に目をとおしておくこと。
注意点:
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 化学・生物系分野 | 有機化学 | 有機物が炭素骨格を持つ化合物であることを説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
代表的な官能基を有する化合物を含み、IUPACの命名法に基づき、構造から名前、名前から構造の変換ができる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
σ結合とπ結合について説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
混成軌道を用い物質の形を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
σ結合とπ結合の違いを分子軌道を使い説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
炭化水素の種類と、それらに関する性質および代表的な反応を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
分子の三次元的な構造がイメージでき、異性体について説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
構造異性体、シスートランス異性体、鏡像異性体などを説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
代表的な官能基に関して、その構造および性質を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
それらの官能基を含む化合物の合成法およびその反応を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
高分子化合物がどのようなものか説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
代表的な高分子化合物の種類と、その性質について説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
高分子の分子量、一次構造から高次構造、および構造から発現する性質を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
高分子の熱的性質を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
重合反応について説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
重縮合・付加重合・重付加・開環重合などの代表的な高分子合成反応を説明でき、どのような高分子がこの反応によりできているか区別できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の反応を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
ラジカル重合・カチオン重合・アニオン重合の特徴を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
生物化学 | タンパク質、核酸、多糖がそれぞれモノマーによって構成されていることを説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
生体物質にとって重要な弱い化学結合(水素結合、イオン結合、疎水性相互作用など)を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
タンパク質の機能をあげることができ、タンパク質が生命活動の中心であることを説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
タンパク質を構成するアミノ酸をあげ、それらの側鎖の特徴を説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
アミノ酸の構造とペプチド結合の形成について構造式を用いて説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
タンパク質の高次構造について説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
酵素の構造と酵素-基質複合体について説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |
酵素の性質(基質特異性、最適温度、最適pH、基質濃度)について説明できる。 | 5 | 後7,後8,後14,後15 |